1975-11-11 第76回国会 衆議院 決算委員会 第1号
日本の教員養成費のあり方の中に、こういう着想がなければ、どうしても一般の政治家の共感を得ることにもならないし、また他の学部と比べ算出の基礎を——いまのように理科が多い、実験室が多い、そういうことだけで算出の基礎とすると、依然として教員養成における学生費は少なくなる。こうい、うところに金を使ったらどうか。
日本の教員養成費のあり方の中に、こういう着想がなければ、どうしても一般の政治家の共感を得ることにもならないし、また他の学部と比べ算出の基礎を——いまのように理科が多い、実験室が多い、そういうことだけで算出の基礎とすると、依然として教員養成における学生費は少なくなる。こうい、うところに金を使ったらどうか。
それで最近学生一人当たりの教員養成費が文、理、医という算出の基礎の仕方から、いわゆる一般の文科学生よりは一人当たりの養成費がふえた、これは事実としてはそのとおりでありますが、その思想は教育学部の教科課程がいわゆる文科系統の中身より理科の教科が多いからというだけの理屈であって、教員養成というためからふえた単位ではないと私は思うのである。そこに文部省の説明には批判があります。
○山中(吾)委員 私は、いろいろなことをお聞きしたいのでありますが、まず第一に、文部省予算の中で教員養成費というものがどういうふうに位置づけられておるか、これを中心にお聞きいたしたいと思うのであります。
その二カ年分を教員養成コースに使って、優秀な学問と教養を身につけた先生に、かりに三十五年勤続するところを三十七年勤続してもらったら、優秀な教養をつける分は、もう二カ年多く教壇に立ってもらうことによって、優秀な教員をつくる教育ができるのだから、私は四百万を教員養成費に使うことほど安い有効な金の使い方はないと思う。なぜまずそういう方向に着眼をしないのか。大学における教養学部は程度が低い。
その御説明を一つお伺いしたいのと、それから、あなたのおっしゃるように、看護教員養成費で十五万二千円増額になっているんです。何人これで養成できるのか、あるいはどういうふうな要請で十五万二千円というものを増額なされたのか、この点について私理解がつかないのです。ですから、その点について松尾さんでもけっこうでございますが……。
二七ページの右上にカッコして、特別会計に看護教員養成費として六百万ほど組んでございます。これは看護教員の再教育という意味で、国立病院において長期の講習を実施しようというものでございます。 十九番は、国立療養所関係の運営費、整備費等をまとめて書いてございます。施設数、病床数はそこに書いてございます。