1973-07-10 第71回国会 参議院 文教委員会 第18号
その意味におきましても、この教育実習をはじめ憲法学習、一般教科科目の学習というような点を含めて、私は教員認定試験制度そのものを真に生かしていくという気なら、ぜひともこれを充実さしていく必要がある。
その意味におきましても、この教育実習をはじめ憲法学習、一般教科科目の学習というような点を含めて、私は教員認定試験制度そのものを真に生かしていくという気なら、ぜひともこれを充実さしていく必要がある。
この努力をしないでおいて、そしてまたここにその大学における実習だけではなしに、教員認定試験を受ける諸君までをこれに含めて実習を課するというようなことは私は絶対不可能などと言うべき問題ではない。やればできると思います。なぜできないのか。
少なくも、教員認定試験という免許法の制度を一つ加えるというなら、そこから人を採ろうということを考えているなら、小学校だってきちっとなければ、並行的な措置じゃないじゃないかということを言っているわけです。大臣、そういうことを言っているわけです。
高校の特定分野を広げるとかあるいは小学校教員の不足を来たしておる、看護及び看護実習を設けるとか、各種学校の養護訓練等をやるとか、そういった教育界の実情にかんがみて、広く人材を求めて教員の確保をはかるために新たな教員認定試験制度を設ける、これが理由になっているわけですね。
これとあわせまして教員認定試験制度についても提唱して、その検討を要請しているような内容がありますけれども、、この点について文部省は、その後どんなふうな検討を進めてこられたのでしょうか。