1970-08-28 第63回国会 参議院 文教委員会 閉会後第2号
この学校は、僻地三級校、特別教室、僻地集会室、教員住宅等も整備され、児童数五十二名、教員数校長以下五名、二個学年複式の三学級で編制されております。授業の実際を見ますと、各教室とも、一方の学年に対しては教師が直接指導を行ない、他方の学年に対してはシート式磁気録音機を利用しまして学習しておりました。この録音機は、多学年学級の授業の際、大きな教育効果をあげる教育機器であると思われます。
この学校は、僻地三級校、特別教室、僻地集会室、教員住宅等も整備され、児童数五十二名、教員数校長以下五名、二個学年複式の三学級で編制されております。授業の実際を見ますと、各教室とも、一方の学年に対しては教師が直接指導を行ない、他方の学年に対してはシート式磁気録音機を利用しまして学習しておりました。この録音機は、多学年学級の授業の際、大きな教育効果をあげる教育機器であると思われます。
そこで今回は、統合に伴う校舎あるいは寄宿舎、教員住宅等についてのみ採用をいたしました。その他のことは、やはり過疎地域であるから危険校舎の危険度が直ちに高くなるのだという理論が発見できませんから、それらのところは排除して、正しいと思われる点のみを取り上げてあるわけでございます。
現在福岡県の教育委員会あるいは福岡の教組とも打ち合わせ、交渉を進めながら、こういった産炭地域における過員、こういったものを北九州市あるいは福岡市、こういった過密地帯のほうに移動をすると、こういうことで現在では教員住宅等も建ててその移動の促進をはかっておりますが、さらに産炭地から過密の都市の中間にある準農村地域とかそういったところに順送りに移動をしながら、そういった過員の対策というものを現在進めておるというのが
第二段階におきましては、主として教職員等の待遇といいますか、さらに寄宿者、教員住宅等に対しても補助率並びにその他を高めていきたい。
たとえば、群馬県における最近の事例をあげれば、教職員個々に対して、「教組よりの脱退上、「勤評賛成」、「一斉賜暇は行わない」などという条件を突きつけ、つるし上げ、強要をしているという事実、あるいは、教員住宅等に上り込み、家族に対し即刻立ちのきを要求する等の村八分的な行為が、白昼公然と行われているのであります。
教員住宅等も、ことしは私の県に二千万円の中から一つだけ配給がありましたというようなことなんで、先生たちは学校の一部を改造してそこにどうしても女の先生と男の先生が別個に住まなければならぬから、非常な無理をして暮しておられる。この人たちは食糧を獲得することにも非常に苦労しており、従つて一日も早くもつと中央に出たいという。
特に、校舎付近に建てられました学校教員住宅等においても、その流失あるいは全壊、半壊といつた被害が非常に顕著でありまして、この点この特別法に伴う予算の交付にあたつて、これらの学校に付設する教員住宅の面まで、当然範囲に入れて考慮すべきものであると私は考えるが、その点ほついての文部省の見解はどうであるのか、これもあわせてお伺いをいたしておきたいと思います。
次にいま一つ、先ほど文部省から伺いましたところ、校舎に付設した教員住宅等については、今回すでに立法化されつつある四分の三の公立学校施設災害復旧の臨時特例においては、設備の面としては入つておるけれども、その中に教員住宅等を包括することは、法解釈上困難である、別途の方法を考究中である、その別途の方法としては、起債等を仰ぐというようなやり方も一方法であるというふうに考えておるという答弁があつたのでありますが
ことに御承知のように各地方におきまする新制大学は、優秀な教授を招致いたしますことが非常に大事な問題で、従つて住宅問題ということが、第一に念頭に浮ぶ問題でありますので、地方の方々においても、非常に新制大学を守り立てようという御熱意が現われまして、特にこうした教員住宅等につきましては、地方費でもつて相当御建設を願つております。