1948-06-11 第2回国会 衆議院 運輸及び交通委員会 第14号
鉄道從業員の厚生施設のための共済事業であり、また失業救済的な意力があることはよくわかります。そういう價値判断から、あまり不当な値段でこれをやつておるということは、鉄道経営上どうかという点で御質問したいのですが、御答弁していただきます。
鉄道從業員の厚生施設のための共済事業であり、また失業救済的な意力があることはよくわかります。そういう價値判断から、あまり不当な値段でこれをやつておるということは、鉄道経営上どうかという点で御質問したいのですが、御答弁していただきます。
アメリカのような、あの通りりつぱな農村でございましても、やはりニユー・デイール政策の端緒というものは、農村救済のために行われたのであります。あれくらい生産力のある農村でも、農村だけは特別扱いしなければ立ち行かない事情にあるのであります。その点に対するお考え方を伺つておる次第であります。 〔発言する者多し〕
そのためにこれを救済しなければ大変な事態が起る形勢となりましたので、國鉄運賃の引上げを俟たずに、暫定的に値上げをいたすことにいたしたのでございます。
それらの諸君を、國家が親心を以て救済するの途の大いなるものがこの庶民金庫の制度であつて、そのために今囘の庶民金庫の生業資金を各府縣に分割し、一日も早く、一分早く、これらの現金がそれを要する人々に手交されるようにと思いまして、北海道に對しては参議院は木下委員を、大阪に對しては岡元議員、矢野、更に九州に對しては、佐賀において御承知のごとく岡元、矢野議員が罷り出て、援護院からは齋藤長官、大阪には大野次長が
それで若しも實情は困つておるんだという事實があるならば、それぞれの縣の民生部とか、或いは厚生に携わつておる方々が、すでに一體どうすればこの人々を更生させることができるか、これを救済することができるかというようなことを考えておらなければならんと思うのであるが、そういう點を一つお聽きしたい。そうして恐らく全國の引揚者と同様に、佐賀縣においても引揚者は非常に困つておるだろうと私は考える。
現在日本が最も恩恵を受けておりますところは外資の形は、略称ガリオアと呼ばれるところの米國政府の占領地域救済費であります。これは占領地域行政の円滑な施行を図るために、民生安定に必要な食糧、石油、肥料、医藥品の送付に当られ、従來我が國に輸入され放出された物資の殆どすべてはこれによつて賄われておるのであります。
その点なかなかうまくできませんので、同じ特別な取扱いをすることにつきましては、近く物價改訂をいたします際におきまして、それら農業用の灌漑排水関係の電力料金には区別をつけまして、低率なる電氣料金のもとに一割増産の線に沿つて、農業用を救済し、奬励するという方法を講じていただきたいと思うのでありますが、これに対する御意見はいかがでございますか。
かくのごとく疲れ果てた國民に新しい光明を認めさせ、少しでも希望の方向に向けて進むことを得せしむるならば、北村君の言葉は誠に國家救済の至言であると言い得るのでありましようが、事実はどうでありましようか。 今次予算編成に当つての國民生活に対する直接の重圧、さなきだに困窮の極にある國民をして、一日も現状では存続できない最惡の段階に立ち到らしめんとしつつあるかに見えるのであります。
政府借款の形において行われる外資導入がどれだけに相なりますかは、本年度において、まだこれを詳らかにすることはできませんが、四億二千万ドルの救済費が過日アメリカの下院を通過いたしておりますから、この額は、おそらく昨年より上まわるとも、下まわることはないと私は考えておるのであります。 その第三は、軍公利拂の延期による本年度分の延期利子十五億円であります。
そこで、芦田首相の外資と唱えられしものは、もつぱら琉球、朝鮮、日本等に向けられている米國の四億二千余万ドルの救済資金と、最近米國下院歳出委員会によつて否決された対日韓経済復興援助資金たる一億五千万ドルのみを意味するものであるのかどうか。それとも、主として民間人の外資導入を意味するのでありましようか、どうでしようか。
つきましてはこの雹害対策に対しまして、災害保險の問題、営農資金の問題、営農資材の問題、免税及び地方財政の問題、それから主食の特配の問題、供出割当の補正の問題、災害地の農家救済の問題、並びに災害地の農村金融の問題、これらの諸問題についてそれぞれ審議を進めていきたいと思います。最初に坪井君。
○成瀬委員 不可抗力によるこの未曽有の雹害によりまして、大きな損害を受けた農家各位、また各縣のそれぞれの地方に対しましては、深甚の御同情を申し上げる次第でありまして、本農林委員会は、全力を盡してこれらの農家の救済のために働かなくちやならぬ、こう存ずねのであります。
しかしながらその方のことじやないかと思いましたから——今お話のありました水害の際に、政府の出しました救済金の方につきましては、そういう問題は聞いておりませんでした。ただ他の方で水害に関する救済の品物につきまして間違があるということは聞いておりました。これは今相当大きな問題になつていることは存じております。これにつきましてはこういうことのないように嚴重にいたしたい、かように考えております。
○中村(俊)委員 本案第七十六條と同じく四百七條とを比較してみると、上訴権回復については救済されるが、上告趣意書提出期間については救済規定がない。殊に上告趣意書が不可抗力のため期間を失つた時には、救済規定が必要ではないか。
殊にこのガリオア・フアンドで以て行きますものについては、そういつたような高い輸入のレートで賣渡すということはいかん、やはり國内の生産者價格で割当をせにやいかんということになつておりますので、アメリカから持つて來ます救済物資を高値で拂い渡すことができないということも言われておりますので、どこかの会計で、政府の会計で生産者價格と若し適当なる爲替レートで切るとしますれば、その差額を補給せねばならん、故にどこかで
それから塩は工業塩に関する限りは、昨年百二十万トンくらい入つておるかと思いますが、その中の二十七、八万トンは工業塩でありまして、ガリオア・ファンドではありませんが、その他の食料塩はガリオア、即ち救済に要する陸軍省予算の費目であります。あとはすべて普通のものであります。
つきましては、衆議院の方でも、この点について何か救済方法ということを、個個の委員は抱いておられたと思いますが、究極において、これが表化さないというので、これが衆議院を通過して來たと思います。
○石野久男君 ただいま農林委員会の視察の状況報告の中にもこまかく報告されておりますが、私の選出縣である茨城縣の雹害の状況につきまして、簡單に御報告申し上げまして、皆樣方の絶大なる御協力を得て、この雹害地農民の救済ためのに急速なる対策をおとりくださらんことを切にお願いしたいと思うのでございます。
一方、六・三制の教育費、災害地救済費、一般教育費等に対しても、再三の警告にもかかわらず、政府はすこぶる冷淡であります。そのため地方においても、その負担にたえかね、六・三制のごときも、まつたく画餅に帰せんとしているのであります。学生の授業料の値上げ反対の運動もますます熾烈となり、まさに学業は放擲されんとしているのであります。
その一つは、委員会に現われたる議論によりますと、経済復興援助費は占領地救済費とは別個の性質のものである。從つて、占領の実施に必然必要とする経費ではない、それゆえに、もし経済復興援助のために経費が必要であるとするならば、政府はあらためて國会に向つてその許可を求めるべきであるというのが、一つの理由であつたこことく見えます。
從つて軍事公債の利拂についても、政府は、三党政策協定に從いまして、本年七月一日から、向う一ケ年間に、支拂期日の到來する利子に限り、これを元本の償還期日に元本と共に支拂うこととし、もつて当面急を要する均衡財政の確立に資するとともに、この措置によつて生じた財政的余裕は、これを災害対策費、教育費及び生活困窮者救済費等に充てる事といたした次第であります。
これだけでは十分でありませんですが、米國が支出しております陸軍豫算による日本救済費の支出を米國以外の生産物にも使つていいということになりつつありますので、このポンド地域に對する総合的清算協定と竝び運用せられましたならば、日本のポンド地域に對する輸出が非常に樂になると思います。
で、輸入されたる代金は、いわゆる救済物資の中で關係方面の方には一時これは全然拂わないというと、それは國内的には全部日本の圓で主要食糧にしろ、主要原料にしろ、皆これを圓で國民に賣つておるのであります。そうして僅かに二億ドルに足らない輸出したものを買上げるために、それだけのものを賣上げた手取を以て尚足りない。足りないから貿易の特別会計が特別資金が要る、こういう建前であると思うのであります。
こういうような場合におきましては、これは直接地方税法の規定によりまして、異議の申立その他個々の救済方法は御承知のように定められているわけでございます。
その点から申しますと、日本経済のただいまの現状、すなわち赤字生産を続けております現状から鑑みまして、これを救済いたしますために物價の改訂が行われ、同時に賃金体系を改正しなければならぬという必要に、先に迫られてまいります。鉄道の特別会計の赤字云々は第二段の問題といたしましても、それに関連し、それに伴いまして、鉄道運賃の改正をやらなければならぬ。こういうことになつてきておるのであります。
それは極力あるいは手足のない人、あるいは老後を養つていけない人ができるような仕事を見つけて、それに仕事を與えて、みずから働きながらこれを救済していくというところに、重点をおいてまいつているということでございます。
第二の点は、軍公利拂延期によつて生じた余裕の金を何に使うかというような意味のご質問であつたと思いますが、これは大体災害対策費として、七億円、文教に関する費用、すなわち六・三制実施に伴う校舎建築等に五億円、生活困窮者救済費三億円、かように割当てておるのでございます。もう少し詳しく申し上げますと、樺太引揚者のうち無縁故者で住宅のないような人々のために一億七千七百万円を当てる。