1974-04-25 第72回国会 参議院 逓信委員会 第9号
これは、昭和二十二年、当時の救国貯蓄運動に協力をいたしますために、募集施策の一環として奨励費を割り増し金の原資に充当いたしまして、今回のごとく特段の法律上の根拠もなくして実施をいたしました。 対象契約は昭和二十二年四月一日から同年の十二月末日までに加入したすべての契約といたしたのであります。保険金二千円ごとにくじ引き票一枚を交付いたしました。
これは、昭和二十二年、当時の救国貯蓄運動に協力をいたしますために、募集施策の一環として奨励費を割り増し金の原資に充当いたしまして、今回のごとく特段の法律上の根拠もなくして実施をいたしました。 対象契約は昭和二十二年四月一日から同年の十二月末日までに加入したすべての契約といたしたのであります。保険金二千円ごとにくじ引き票一枚を交付いたしました。
而も国民に対しましては救国貯蓄運動さえ展開いたしたのでございます。この復興方式こそが、即ち西ドイツ及びイギリスのとつた態度であると私どもは確信するのであります。
この第三にあります資金量を御覧になりましても、終戰当時の二十億程度の資金量は、現在では六百八億という数字になりまして、そのうち無盡の掛金によつて得た資金が五百二十四億、預金によつて得たものが八十四億、こういうふうな点でございまして、これは毎月二十億円以上の増加、漸増を示しておりまして、従来政府でやつておる救国貯蓄運動、その他の運動についても、この終戰以来常に他の金融機関を圧して、常にその率においては
併しここで一つ考えて貰いたいことは、今まで救国貯蓄運動というような名目、その他戦時中にもありましたけれども、頭から枠を決めて、各金融機関に割当てるというような行き方、こうした官僚的な行き方が、結局は金融機関を毒しておるという面をよくお考え願いたいと我々は考えるわけであります。