1976-05-19 第77回国会 衆議院 決算委員会 第7号
あるいは五百三十二条による、その場所に救命具等の備えつけを行うと言っているのですが、脱着訓練をやったそうですか、単に備えつけというんじゃなしに、やはり着衣じゃない、何というのか知りませんが、船頭なんかは落っこっちゃったから備えつけたところに取りにいくなんて、それなら生きているわけですから危険はない。
あるいは五百三十二条による、その場所に救命具等の備えつけを行うと言っているのですが、脱着訓練をやったそうですか、単に備えつけというんじゃなしに、やはり着衣じゃない、何というのか知りませんが、船頭なんかは落っこっちゃったから備えつけたところに取りにいくなんて、それなら生きているわけですから危険はない。
救命具等、いろいろございますが、救命具がありましても、どうやって、しかも水につけないで救命具に乗り移すかということは非常に大きな問題でございまして、その点は緊急に開発を要する問題であるというように私どもいま考えております。いまやり得ることは、ネットを上陸用舟艇の船側に張る程度のことしか現在はできないのじゃないかというように考えておりますが、これは早急に開発する必要がある。
救命胴衣その他装備していたにもかかわらず、それらの救命具等が役に立たなくて、瞬時にして沈没してしまったということなんですね。そうすると、この「やそしま丸」の船舶としての保安にかなり問題があるんじゃないか、こういう気がいたします。衝突した船がかなりの高速で走っていたなら別でありますけれども、八ノットといえば、しかも岸壁から近いところへ行けば常識的に考えてそんなに高速で運航していたとは考えられない。
火薬の場合に補助金が出されたならば、やはり救命具等は少なくとも何らか援助をやりませんと、大辻といいますとかなり大きな炭鉱であります。それに救命具が六つしかない、その救命具も十分な性能を持っていないのです。ですから所長以下あれだけの幹部が入りましたけれども、マスクをつけないで入っておる。これは単に軽率であっただけではなくて、やはり器具がなかったということに起因していると思うのです。
○阿具根登君 そういう御心配もあると思うのですが、特定のそういう悪い人を対象にして、そうして日にちがたっていけば、まじめに働いている人の命が危いというならば、私は救命具等のものは、国が無償で貸し与えていいと思うのです。 それこそ国が買って貸す、そのかわりこわしたときには、これはそのまま弁償させる、買わせる、そのくらいに私はやらなければ、保安というものはできないと思うのです。
なおこの際特に申し上げておきたいことは、救命衣、救命具等の備付場所、その数量、ことに救命衣等の非常時における取りはずし方法等については、根本的に考え直す必要があると認めたのであります。
従つて救命具その他も比較的簡易のものでいいのでございますが、洞爺丸につきましては、外洋の航路と同様の救命艇あるいは救命具等もいろいろと備えておりました。これはふだん人命を尊重しておる一つのあれだろうということを御参考に申し上げる次第でございます。