1948-05-21 第2回国会 衆議院 決算委員会 第4号
ところがこれによると、必ずしも政黨人でない者がはいり得ることになつておりますが、そういう點からみると、政黨の政策を浸透さしていく、責任政治を確立していくという點からみると、大いなる後退だろうと思います。この案を立案された船田國務大臣、前田總務部長においては、どういう精神でこの國家組織法をおつくりになつたのか、その點をまず第一に伺いたいと思います。
ところがこれによると、必ずしも政黨人でない者がはいり得ることになつておりますが、そういう點からみると、政黨の政策を浸透さしていく、責任政治を確立していくという點からみると、大いなる後退だろうと思います。この案を立案された船田國務大臣、前田總務部長においては、どういう精神でこの國家組織法をおつくりになつたのか、その點をまず第一に伺いたいと思います。
しかもその同意を得て選ぶという議會の構成は、政黨人ばかりでできているのであります。にもかかわらずそれに選ばせておいて、その選ばれた者が政黨に属さないようにということは、全然これは論旨が支離滅裂であると言わなければならぬのであります。
○鈴木説明員 ただいま委員を選任する内閣總理大臣は政黨人であり、議會はまた政黨の結集であると言いますが、政黨的色彩をもつたものであることは當然であります。しかしながら公安委員という性格は、以上申し上げましたような性格をもつたものでありまするが、この場合における總理大臣は、政黨人であるというよりは、一國行政の長であります。
また政黨人としての意識もきわめて濃厚であるというような人は、たくさんの中からなら容易にこれは選定し得るのであります。
によりまして、八月中旬、業種別引上と入場料値上は文化委員會の付託になり、フイルム税撤廢と入場税引下の請願は本財政金融委員會付託となつたのは御承知のことと思いますが、殘念ながら、税の引下どころか、税の引上が急激に起つてまいりまして、九月二十六日にわれわれは日本劇場で、まず全團に率先しまして、入場税引上絶對反對大會を、日本興業組合連合會、日本映畫演劇勞働組合、全國映畫演劇勞働組合の三者で合同主催しまして、各派の政黨人
われわれ政黨人がときどき大會を開きまして、地方から黨員を集めましても、なかなかこんなふうに集まるものではございません。數十萬の經費を投じましても、なおかつこれに及ばざるところ遠いのでございます。向う辨当でこうして道を求める青年が東京に蝟集してまいるということは、いかに榮養週期農法なるものが、最近世の中の人に理解を受けてきたかという證左であることは申すまでもありません。
われわれ政黨人の組織も二十年は遲れておる。そこでこうした法律を運營する場合に、かなり考えなければならぬことがあると思うのであります。
今田中君の言われるような御答辯を聽きますと、その點がまだ業者があまりに變なことに見られるように考えるから申し上げたのて、そうなれば政黨人も變になつてくるし、もうひとつ碎いて言えば、委員になる人間がなくなるということにもなります。
全體への奉仕者ということをあまり強くうたうと、官吏だけが全體への奉仕者で政黨人や議會人は政黨への奉仕者ということになつて、官吏がフアツシヨの温床となるおそれがある。ドイツのワイマール憲法下においてさようなことが事實起つたのである。 二、人事院は總裁一人、人事官二人とせず、三名の合議體をもつて最高機關とすることが望ましい。
第四の政黨人が協同組合を相當に利用して使わんとしておるという點でありますが、固より協同組合は先般來申し上げておりますように、政治運動をなすべきものではないのでありますから、從つて政黨の指導者が自己の黨勢擴張というような意味から、協同組合を作るということはこれは望ましくありません。
もちろんこれは一部の眞をうがつておるとは思いますが、私ども民主黨は、この三黨連立内閣が成立するにあたりましての心構えといたしまして、經濟危機を突破するために、特に民族が經濟の破局に沈淪して、再び起ち上ることのできないような重大な時局を拓くことに至らば、われわれ政黨人としての任務は大いに反省をしなければならぬ。
各地方廳におきましては官吏合同の買上諮問委員會、關係官吏、産業團體代表、政黨人、新聞人等をもつて構成された諮問委員會に諮問いたしまして、各地の具體的實情を勘案しながら、おおむね中央の指示した方針に從いまして、消費財は農村の食糧供出見返り用、引揚者、戰災者用にこれを用いまして、生産財は進駐軍用、石炭、化學肥料、その他重點産業用に振り向けられて配給中でございます。
過日この委員會で本委員が水あめの問題に關して何か政治家とか、政黨人というような者が關言しておるのではないかとお尋ねいたしましたところ、全然そういうことはないとははつきりお答えくださつたと私は記憶しております。しかるにせんだつての當委員會における清水證人、現在ここに一番最初の情報の提供者であり、この事件に關してまことに精しい、しかも小杉前生活課長とはこの事件のために會つていると證人は言つておる。
ところがこの政黨法案の試案の内容を見てみますときに、むしろ政黨の離合集散、政黨人の新陳代謝を阻害する面が多分に盛り込まれておるように考えられる。そうしてまた今月のこの政治情勢というものは、このままで續くとは考えられないのではなかろうか。
われわれ政黨人としては、この政黨の組織及び運營を民主化しなければならぬというのは、私どもの義務であろうと思います。そういう意味から言いましても、政黨組織及び運營の民主化ということは、法によつて一つ規定を與えることが必要であろうと思います。以上二點が私が政黨法が今日の現状から見て、一應われわれの立場として取上ぐべき問題ではないかとするゆえんであります。
○外崎委員 もう一つは、知事が公選になつてから、やはり警察官が政黨人によつて動く氣配がないかというような心配があります。事實あらゆる政黨の知事が出ており自由黨の知事あり、社會黨の知事が出ております。それでどうも警察官がその知事に媚びて政黨的なる動きをする。そのように、政黨の警察官になるのではないかというような氣がいたします。そういうような弊はありませんでしようか。