1951-10-18 第12回国会 参議院 議院運営委員会 第6号
單に施政方針のときに或いは政行整理問題が出た、行政整理問題が出たから、あと緊急質問が必要がないという行き方ですと、今度は講和問題でも誰か一人言つたらそれで言わなくてもいいということになる。
單に施政方針のときに或いは政行整理問題が出た、行政整理問題が出たから、あと緊急質問が必要がないという行き方ですと、今度は講和問題でも誰か一人言つたらそれで言わなくてもいいということになる。
今回行われんとしている政行整理は極めて廣範囲に亘つておりますが、行政整理によつて起るであろういろいろな事項に対して、果して十分な研究と準備をしておつたかということについて心配をいたしておるのであります。若しその措置を誤まつた場合には、ただに失業者を出すこととなるのみならず、能率の減退を來し、又は全然仕事ができなくなるということも考えられるのであります。
それから職階制で事務量と定員とが正確に掴めない今日、定員法を出すということも、政行整理をやることも、これは誠に無謀ではないかという御意味の御議論でございますが、全く職階制は事務量に從つて定めて行くという今の公務員法の精神から行きますと、そういう見方も起きて來ようと存じます。ただ私共現在の官廳の機構、人員のどちらにしてももう尨大過ぎている。
尚政行整理による人員の整理につきましては、正面より反対の意を表明いたしております。工機部は運輸省という行政機構の一部にはなつているけれども、実質は生産工場と大差がないので、むしろ人員の整理を行わずに、それだけの仕事を與えることによつて、生産の増加を図り得るということを主張いたしておりました。 夕刻清水に向い、翌日午前清水港及び高等商船学校の視察を行なつたのであります。
これは基準法、その他の実施によつて殖えたろうと思いますけれども、併し各省間の各細かい部門に亘りまするならば、業務の簡素化、その他いろいろ内部調整をやらなければならないものも沢山あると思いますが、そういう政行整理の実際の実施の内容に亘りまして、國民の納得し得るような具体的な方法が、ちつとも発表されない。そうしてただ六十万に整理するのである。
○兼岩傳一君 實は自由討議のことでお願いしたいのですが、この前行政整理というふうにお決めになりましたのですが、政行整理という言葉は首切りという意味を含み過ぎております關係で、私どもの會派のように、勞働團體代表の方々にはそういう誤解を受けやせんが、社會黨方面でも大分そういうような御心配があつたように聞いておりますが、そういう誤解を避けるために、行政整理という言葉を、行政機構の改善策如何というふうな字句