2017-05-16 第193回国会 参議院 法務委員会 第12号
このことは、近年の担保、保証に過度に依存しない中小企業金融の政策的推進や金融実務の到達点、とりわけ第三者保証が原則禁止とされている現実に対して、民法という基本法が二、三周遅れるばかりか、逆方向への影響を与えてしまうのではないかと懸念するものですという厳しい指摘なんですが。
このことは、近年の担保、保証に過度に依存しない中小企業金融の政策的推進や金融実務の到達点、とりわけ第三者保証が原則禁止とされている現実に対して、民法という基本法が二、三周遅れるばかりか、逆方向への影響を与えてしまうのではないかと懸念するものですという厳しい指摘なんですが。
このことは、近年の担保、保証に過度に依存しない中小企業金融の政策的推進や金融実務の到達点、とりわけ第三者保証が原則禁止とされている現実に対して、民法という基本法が二、三周遅れるばかりか、逆方向への影響を与えてしまうのではないかと懸念するものです。
しかし、ここではそういうとらえ方をしておりますけれども、総需要抑制や財政繰り延べ措置との関連が、そういう政策的推進のやり方がこの減量経営方式に導いていったという姿との関連がどうも十分解明されていないように思われるわけであります。
この危機の状態を持ち来たした自民党内閣、その政策的推進者であった大蔵大臣の責任はきわめて重大であると言わなければなりません。それにもかかわらず、この改正案による手直しなどであたかも事態が好転するかのような安易な幻想を大衆に与え、より大きな矛盾を内包しながら破局へ進む危険が予想されるのです。
これは現実の問題として、金利は現行据え置きであるが、償還期限を延長された場合、あるいは据え置き期間をこれからのものを延長される場合には、遡及適用の間においてどう調整されて、農民の負担の軽減をはかられようとするか、これははっきり区別して御答弁願いたいのですが、そういう処置のしかたをどうされるか、それからこれを旧債とみなして、いわゆる借りかえ対策を別途に講じて土地改良の政策的推進をはかられる御所存でありますか