2008-03-28 第169回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第2号
ODA百億ドル積み増すというのとこのクールアース・パートナーシップ百億ドルというのは必ずしも同じものではないわけでありますが、平成二十年度のODA予算においては、例えば環境プログラム無償の新設やJICA交付金の政策増の手当てをしており、さらに円借款等も活用して支援を実施していく予定でございます。
ODA百億ドル積み増すというのとこのクールアース・パートナーシップ百億ドルというのは必ずしも同じものではないわけでありますが、平成二十年度のODA予算においては、例えば環境プログラム無償の新設やJICA交付金の政策増の手当てをしており、さらに円借款等も活用して支援を実施していく予定でございます。
そして私は、自然増収という言葉を使っても結構でありますけれども、その中の配分比を固定して例えば減税にどれだけ、国債償還にどれだけ、政策増にどれだけというような割り振りをするということは、非常に財政を固定化させる原因にもなろうかと思います。むしろ私はそのときそのときの経済情勢あるいは財政の状況、政策的な優先度というものを考えながら対応していくということが正しい姿だと思います。
一方、財政当局が認めた増加分は、プラスマイナスして約四千億円になりますね、そうすると、差し引きますと約一兆一千億円が新規政策増がなくても財源不足が生ずる。明らかなんですね。 そこで、こういうような財源の捻出、どういうふうにつじつまを合わしたのか伺います。
なかんずく、この社会保障関係費等法律に基づくものにおきましては、スライド条項というようなものもございますし、そしてますます老齢化いたしますので、言ってみれば政策増というよりも当然増ということもございますので、一概にこれを全部を画一的にひっくくってしまうということには確かにむずかしい点もあるわけでございます。
厚生省の場合には、いま御指摘がございましたように、非常に多額の当然増もございますし、また、年々実態に応じて政策増も考えていかなければいけない、こういうことでございまして、従来から私どもはその点強く主張もしてまいってきたわけでございます。しかし、国の財政全般との関連で非常に現実には厳しいシーリングになったわけでございますので、それに対応して各種の工夫をいたしました。
新規の政策増が五百七十億、こういう大枠で査定をされたわけだ。ところが、この大枠についてこういう考え方でいいのかどうかという考え方を、五十九年度の大きな枠組みについてまずひとつお伺いしておきたい。どうですか、この点。
そこで、先生おっしゃいますように、いろいろな政策増という経費も見込んでいかなければならないわけでございますが、現段階におきましては、総体の枠の中で一体五十八年度予算をどう編成するのか、各施策全般にわたりまして、大臣も申し上げましたように、いま全般的な見直し、詰めをやっております。
当然増が非常に多いことは御承知のとおりでございますので、いわば政策増、われわれで言いますと政策増に属する物価スライドの時期については、来年一年は何とかひとつ法律どおりでごしんぼう願えないか、こういう気持ちで出しておるわけでございます。
これを延ばすということはきわめて私も残念に思うているのでございますけれども、何と申しましても来年度は財政再建の年である、したがって、これはまあ先生に釈迦に説法でございますけれども、政策増経費であるわけでございます。
これは、何と申しましても来年度はゼロシーリングでみんなが見直して協力してくれ、こういうわけでございますので、概算要求の段階ではひとつ政策増はごしんぼう願えないか、こういうことで概算要求でいま出しておる、こういう状況でございます。(「おかしいんだよ。年金財政心配ないと何回言った」と呼ぶ者あり)
したがいまして、その金額から申しますと、いわば政策増経費に当たるわけでございます。御案内のように、来年度は財政再建の年でございまして、ゼロシーリングということであるわけでございます。
その際に、あわせまして過去四十年代以降毎年当然増というものがどれくらいあるか、政策増経費がどれくらい織り込まれたかということも計数としてお示ししておりますので、今後とも私どもといたしましては、予算編成前に御理解を得るためにそのような努力を続けてまいりたいと存じます。
こういった政策増とか自然増というものは、私は全面的に肯定せざるを得ないと思うのです。 ところが、ここで一つ二つ、感心しないことを指摘しておきます。 それは何かというと、一つは医療供給体制の不整備であったということなんですよ。その医療供給体制の不整備であったがために、そのしわ寄せが健保財政の中にも入り込んできていると言わざるを得ない。たとえて言うならば何かと言えば、無医地区の放任ですね。
それで、予算の編成につきましては、特に政治と官僚的セクショナリズムといいますか、こういうものの癒着ということはっとに言われてきておることでありますし、それから予算編成方式にいたしましても、全体を洗い直すというよりも、増分主義といいますか、増し分主義といいますか、前年実績の上に積み重ねていくというふうな現在の予算編成のやり方でありますと、どうしても当然増経費がふえ、当然増経費の上にさらに政策増経費が上乗
開発関係の法規で見ますと、これは公共投資であるとか、政策増減税であるとかあるいは政策金融であるとかいろいろな角度から、手厚い財政上の保護がなされております。
あるいは政策増が幾らになったか。
次に、社会保障費の増加のうち当然増が多いというお話でございますが、三六・二%増加をいたしましたと最前申し上げましたが、これを分類してみますると、自然増が三六・二のうちの八・二、従来の政策の平年度化増が九・七、診療報酬等の改定増が八・五、政策増が九・八というふうになっておるわけであります。
また、来年度予算についても、当然増経費だけでも三兆六千億にのぼると聞いておりますが、これは本年当初予算に比し二一%の増加であり、それに政策増を加えると、相当の大型予算にならざるを得ないと考えるが、いかなる考え方で来年度予算編成に当たられるか、大蔵大臣の御所見を伺いたいと思います。
一つ、当然増三千六百億円、一七・四%、政策増千六百億円、七・四%、診療報酬改定増二千五百億円、一二・二%となっております。 私は、ちょっと専門家に聞きたいのですけれども、ここでいう当然増というのは、あらかじめ増額が予定されている支出、こういうふうに私ども常識的に考えておりますけれども、それでいいのかどうか、お答え願いたいと思います。
さらに、診療報酬の改定増の一二・二%についてもやはり政策増には入れてない。これはもちろんです。診療報酬を引き上げなければならぬ、改定しなければならぬということは、北川保険局長はじめ厚生大臣も私どもに国会の中で答えておる。ただ、どれだけ上げるかは中医協やその他でなかなか発表はできませんでした。
政策増というのは何にもできない。そして、こういうことになりますと、どこかの予算をふやしますというと、一方の中の予算を減らさなければならない。いわゆるワク内操作になりますから、それでは私はやっぱり社会保障を伸ばすということにはならないんじゃないかと思うんですが、いかがでございますか。
それからなお、そういうことは別にいたしまして、従来的区分けから申しましても、本年度のいわゆる政策増経費は一兆千七百六十七億円ということになっております。
しかも政策増とはいいながら、物価の騰貴その他によって、その意味においては当然ふやさざるを得ない経費が、言うまでもなくそのうちの非常に大きな部分を占めているということが言えると思います。ですから文字どおり政策的に実行するという経費は、私にはそのこまかい分析はできませんけれども、何といっても非常に限られたものになってしまう、こういうことが一番大きな問題ではなかろうかと思うわけです。
自然増とそれから政策増とをじょうずにかみ合わせて、先ほどのお話のように長期計画を確立すべきだというふうに考えております。