1984-02-09 第101回国会 衆議院 本会議 第5号 ここ数年、政府は財政再建の名のもとに減税を見送り、公共事業を抑制し、福祉、教育予算の削減を繰り返してきた結末が景気停滞を長期化させ、同時に財政再建も全く進まないという状況に陥れてしまったのであり、現在の財政赤字の四割が循環的要因と言われることに、その政策不在ぶりが象徴されるのであります。したがって、積極的な経済政策によって景気回復を実現し、日本経済を安定成長の軌道に乗せるべきであります。 竹入義勝