1948-03-03 第2回国会 衆議院 水産委員会 第6号
そうしますと、物價、賃金等の歳出の面、あるいは運賃等の歳入の面におきましても、二十三年度においては思い切つた予算の編成によつて、最低限、歳出の方途につきまして、新内閣のもとでいろいろ政策を出されるだろう。してみると、われわれ属僚どもが、一年間の予算をこれぐらいですというので組んでみても、すぐ御破算になるべき性質のものだ、そこで一年間の予算は組めない。
そうしますと、物價、賃金等の歳出の面、あるいは運賃等の歳入の面におきましても、二十三年度においては思い切つた予算の編成によつて、最低限、歳出の方途につきまして、新内閣のもとでいろいろ政策を出されるだろう。してみると、われわれ属僚どもが、一年間の予算をこれぐらいですというので組んでみても、すぐ御破算になるべき性質のものだ、そこで一年間の予算は組めない。
こういう点もあるのでありまして、政府といたしましては、そういう漁船その他の建造についても、一連の政策をもたなければならぬと私は考えておるのであります。 それからいわゆるその他の整備についてもであります。また会社の濫設というようなこともいかぬ代りには、弱小の企業がたくさん濫立しまして、結局競爭倒れになるということもいかぬのであります。
これら各種の保險は、その技術的な面とともに政策的な面をもつております。たとえば農林省関係のものは、農林省の助長行政というような面で保險が行われているというような面もありますので、これが各省に分属していた方が好都合であるという点もあるのでありすす。
保險業法は新設会社を認めず、法律の擁護下にあり、加うるに國家において社会政策に十分ならざる今日、相互扶助の組織による保險業の危險性を許すことは、民主主義日本の再建に障害あり、思想上の混乱から秩序混乱の緒をつくることも考えられる。よつて政府当局(保險課)は速やかに現在各生命保險会社別に左の点の表を提示せられたい。
○佐藤説明員 いま裏口営業のお話が出ましたが、これに対しては、いわゆる飲食営業緊急措置令というものができた当初から、その中心眼目は、食糧の需給に鑑みてこの政策がとられたということにありますので、裏口営業の中には、いわゆる食糧と関係なしに営業をするというものも若干はあると考えますが、その他の食糧を濫費して政令違反をやつているものに対しては、各縣においてそれぞれ取締りの巌寛の差は見られますけれども、この
——なお一言申し上げておきますが、農林省で言う六千万石というのは、百分の一に計算して百年経てば木は成長する、そいうような、ごく科学的な、狭義な解釈でありますけれども、しかし日本の國家政策といたしましては、相当程度伐つてもよいと思うのであります。
しかも予算返上の決議をしたにもかかわらず、これに対してですらも、何ら打つべき手を打たずして、結局政策の行き結まりというどたんばに追いこまれて、片山内閣はもろくも退陣をした。
更に連立内閣に当りましては四党政策協定を締結いたしまして、その四党政策協定の枠の中に片山連立内閣があくせくしておつたのが、即ち連立内閣の眞相であります。
しかも、この決議に対してすらも政府は何ら具体的な案を示さず、いわゆる党内の不統一というよりも、片山内閣の政策の府行き詰りによつて、内閣を投げ出さねばならぬということになつたのであります。(拍手)よつて、ここに政治の空白時代ができて、支拂いが遅れることになり、まじめなるところの勤労者諸君に対して生活不安を與えたことは、一に片山連立内閣の大なる政治的責任であるといわなければならぬのであります。
○板谷順助君 尚念のために伺いますが、要するに片山内閣が辞職をいたしましたのは、勿論社会党内部の党内事情もあつたでありましようが、例の追加予算に対する意見が合わずして、いわゆる政策の行詰りにおいて倒れたものである。恐らくは國民の多数も、亦我々の方におきましてもさように考えております。であるから、責任政治というようなことについてどういうふうに考えておりますか、要するにとにかく内閣は連帶責任である。
芦田均君が首班の候補者に立つたということは、民主党の総裁でありますから、自然民主党の政策、主議を掲げまして、そうしてその政策につきましては、候補に立つと同時に発表いたしまして、そうして一般の議員諸君の御批判を仰いだのでありまして、芦田氏の考え方は、占領下にある今日の現段階におきましては、徒らに政爭を事とするのでなくて、政治の休戦をしなければならん。
今囘片山内閣が辞職をいたしましたことは政策の行詰りによつて、又その破綻によつて実行されたのではないと思います。そのことは片山総理が声明された中にはつきりいたしております。又マッカーサー元帥の声明の中でもその点が了解されるのであります。我々は片山内閣が政策によつて破綻を來した、こういうふうには考えておりません。從つてその前提に立つお考は、私の方とは所見が違うのであります。
ところが御承知のような物價抑制政策からいたしまして、今の九百五十六圓という炭鑛の中に占めている、認めている償却費は僅かに三圓八十四錢、これでは現在の炭鑛を維持していくということの到底不可能なことは明らかなわけであります。自然炭鑛はその維持のために必要な補修費を設備資金という形で借りなければならない。こういう状態になつております。
そういつた意味合におきまして、幹事會に各關係官廰の方々或いは根本的な經濟政策をお立てになる安本の方、資金關係の大藏省、日銀と、こういつた方たちにお寄り願いまして、そういつた方たちの御意見も參考にいたしますし、それから最初に申上げました日銀當局が審査いたしました見解というものも斟酌して頂きまして、その上で融資の方針というものを決めております。
現在の日本の經濟復興上に、而も國民の膏血を絞つた資金を莫大に融資する上において、實際に誤りなきを期しておられるという確信があられるのかどうかという點を是非當局から伺つておきたいことと、それからこれは非常に卑近なお尋ねでありますが、恐らくその生産擴充、設備復興等に對する計畫書につきましては、闇價格、闇賃金、闇設備というものが盛られてそれが出て來ておると思うのでありますが、政府は一面マル公政策を厳守して
これは政策の問題であるから、総理大臣の決定しない間は出さないようにということになつておりますが、その準備行為としては、必要があるから、この際両院法規委員会が内閣あるいは議院に向つて、選挙腐敗防止法案を早く下準備を進めておくようにという勧告をする必要があると私は考えます。 もう一つは、今の内閣総理大臣の問題です。これも容易に決定しないものだから。
そのときわれわれ社会党の方から、各党の政策の提示を求めたはずである。その政策を大要でいいと思うが明瞭にしてもらつて、それから投票に臨んでも遅くないと思う。投票日ばかり急いできめるよりは、十九日か二十日に延ばして各党の次期政権に対する政策をできるだけ明確にする必要がありはせぬか。
○林(百)委員 それは安平さんの言われる政策の協議決定も必要ですが、ただそれをいつまでも何らの制限もなくやつておると限りがない。一應めどをつけて、それまでに政策の問題も促進させようというのです。
何か政策もはうきりしないし、首班の問題でも非常にもやもや、としておる。一週間、今週中にやるといつても、どうも衆議院の方はやれない情勢だ。それじや又待つとか、先にやるとか言つても、いずれも不明朗なので、そういう際には、私はなぜ首班の指名ができないのか、そういう事情を國民の前にも成る程度はつきりさして貰いたいと思うのです。
他の党の協力を得るのには、どういう政策をもつて次期政権を担当しようという大きなわくが一應示さるべきだと思う。示されて初めて、その間に事前の強力なる受入態勢ができる。そこで指名されて初めて円満に行けると思う。あなたのように、純理的に指名されて、あとでやればいいと言うけれども、その人が指名されて総理大臣になつた。さて連立内閣をつくろうとしたが、できない。それでは單独でいこうとすれば、数が足りない。
○石田(一)委員 この前の片山内閣のときの組閣の行き方ですが、私の記憶するところによると、自由党を混えた四党政策協定なるものが先にできて、その範囲内において次期政権が政策を実行するという含みをもつて、自由党の指名投票が片山氏に投票したと思います。私はそうであつてこそ、初めて自分の指名する一票に責任がもてると思う。
各党とも政策は國民に発表してあるから、今さらここで政策を発表するというのは、もし連立内閣をつくるとすれば、その連立内閣としての政策協定、その政策の発表ということはあり得るか、まだそこまでいつていないから、やはり原則として、國会の議決で次の首班を決定すべきであつて、その前に政策協定をして、それに基く政策発表があつて、それから國会の議決を要するということは、本筋でないと思うのです。
○河井彌八君 どうも政策的のものであるとか、そうでないとかいう、そこいらあたりはちよつと分らないと思うのですが、政府が責任を持つて出した法案はやはり政策を盛つたものじやないかと思うのです。若し委員會等を開いておやりになるならば、私はやはり今の關係方面の指示した點に無理があるのじやないかと思うのです。
つてふたをあけてみると、予算の方は牛耳られてしまつてさつぱりわけがわからぬというようなことで、こういうようなことになるのではないかということを、いつも國会に出てまいりまして心配したしておりまして、あるいは水産委員会、あるいは國土委員会とか、あるいは住宅方面において厚生委員会でございますか、そのような各個の事業を受持たれる委員会と、予算と密接な関係のある予算委員会の方と緊密な御連絡が得られて、各事業の政策
それは北海道の開墾計画とも関連いたしまして、御承知のように農林省が政策として決定せられておるところの緊急開墾事業におきまして、内地で八十万町歩を開墾する、北海道において七十万町歩を開墾する。
先ず事業内の積極的な緊縮政策というものを採らなければならないというので、人員を、當時本豫算のときに成立いたしておりました損益勘定だけの人間が四十七萬四千人ございましたが、それをぐんと切り詰めまして四十一萬五千人、四十七萬四千人を四十一萬五千人に落しました。その金が約十一億でございます。これ又大臣が先程申述べましたあの數字でございます。
一般の物價に非常に響きがあるので、これは一番問題になつておるというふうに考えられておるのでありますが、而もこの前の千八百圓ベースの唱えられたときにも、すでに大分その物價體系、或いは實質賃金の方面で埋めるとかいうような話もありましたけれども、それらが行われないで、ただ政府の政策の行われるに從つて、物價が上つて行くというような状況になつておるといつたのでありますが、一般の空氣といたしましては、とにかく、
本當の政府の肚は、そういう形でなしに一本として出したかつたのでありますが、そういうふうに反對の聲があれば、やはりそれは政府としても必ずしも政府の政策が非常な變更を受けるときには、無論政府として進退を考えなければならんのでありますが、本質的な變更ではないわけでありますから、ただ技術上そういう形をまあ組替えるという點でありまして、政府の根本政策と抵觸するという形でなかつたので、國會の運營というものを圓滑
といたしましても、日本の需要産業を復興することは焦眉の急であり、荒廃したこの産業を起こすためには、國家的な資金によつて長期の投資をせねばならないということもよく存じておる次第でありますが、併し半年間の片山内閣のこの問題或いは又生産復興全般に対する態度、特に昨年末のあの年末融資の無謀と言おうか、無責任と言おうか、放漫極まる態度を見ました時に、我々は苟くも勤労者の代表といたしまして、断乎としてこのインフレ焦土政策
言葉をくだいて申せば、アメリカ的な文化宣傳ということは、やはり隠れたるアメリカの帝國主義的な政策を文化によつて裏づけるという行き方があるんじやないかという、非常な壊疑的な思想をもつて、ポーランド代表はこれに反対をしているのであります。
○福田委員長 次は日程第二の、本邦存留外國人特に外國人学生を相手とする文化政策の問題でありまするが、これにつきましては、わが委員会としても、かねがね重大関心を抱いておつたのであります。たまたま去る一月十二日東京都主催のもとに、都知事の公舎で開きました、いわゆる留日外國人文化対策懇談会、そこで本邦在留外國人学生の約八割を預かつておりまする東京都当局より、いろいろ訴えられるところがあつたのであります。
政府におきまして田、長期再建計画実現のために、本年を恒久的再建計画の第一年とし、生産増強の基盤をつくり上げるべき基礎産業と輸出産業に重点をおき、建設と増産に政策を集中することとし、二十三年度生産計画目標として、石炭三千六百万トン、鉄鋼、普通鋼々材百万トン、硫安九十万トン、セメント二百万トン、綿糸四億八千万ポンド、すなわち昨二十二年度に比べ、おおむね四割以上の鉱工業生産増強を達成せんとしております。
そこで二十三年度の予算等につきましては、そういう面の活用ということも一方で考えますと同時に、他面については公債の信用を維持する、こういう政策を政府はとり、また公債消化に振り向けられる市場資金の培養ということも併せて考えて進んでいきたい、かように思つておる次第であります。
前には財源がないからということもお話になつておりますが、その後になりまして、政府の政策の破綻に伴うところの二・八の官吏の補給金に対しては、前に公約せられたるタバコの値上げはもうしないというのを、また値上げしたり、今回は鉄道の運賃を値上げをして実施するという深い決意をもつておられるようでありますが、この水害復旧費については、まことになまぬるい感じをもつのであります。
そういう実情もあつて、こういうことが結局は非常に無方針の政府の今の政策が、この復金の融資にも出て來ておる。ですから、ここで根本的に我我は考え直さなければいけないと思うのです。それはさつきのここの決議で我々が調査するということになつておりますけれども、これは復金の調査に止まらず、日本の金融機構全体を考えなければならんだろうと思うのです。
併しながらそれが一つの國家の政策の皺がそこに寄つたようなものであるというならば、私は一時的に見ましても、融資するというような考え方を持つてやつております。決して特別の私情を交えまして、どうこうというようなことは毫末もないと思います。要は企業が健全に運営されておるかどうか。これだけで判断して活用されておると考えております。