1948-06-03 第2回国会 参議院 決算・治安及び地方制度連合委員会 第3号
そういうときに、只今御指摘のような困難が起こりました場合におきましては、それは第七の行政監査の面と関連して参るのでありまして、政策が悪い、方針がよくないという場合におきましては、それに関する見解を纒めまして、それを安本長官に査察廳長官から意見具申ができる。これは後に別のところに規定がございますが、意見具申をいたします。
そういうときに、只今御指摘のような困難が起こりました場合におきましては、それは第七の行政監査の面と関連して参るのでありまして、政策が悪い、方針がよくないという場合におきましては、それに関する見解を纒めまして、それを安本長官に査察廳長官から意見具申ができる。これは後に別のところに規定がございますが、意見具申をいたします。
○説明員(井上五郎君) 誠に御尤もな御意見でありまして、これは日本の將來の電力政策上の一つの大きな問題だと思います。つまり今後努力をし、努めて行けば行く程物が高くなる、そういう時期なのであります。それは冒頭に申しましたように、幸いにして昔開発した水力が戰災を免れて、旧帳簿價格で一應運轉ができておるということなのであります。
○委員長(佐々木良作君) ちよつと説明の途中ですが、國家政策的と言いますか、國家経済の段階で、この電源開発ができるかできないかという問題でなくて、おのおのの今の一元化社、或いは株式会社論、或いは公團の立場、或いは完全なブロックに切られた立場、それで一番合理的な電源開発が、合理的というか、最も経済的にして最もよい、急速の解決ができるかどうかという点に集中して一つ……その資金がうまく出て來るか出て來ないかとか
れませんが、そうした一つの水力というものに対して、社会的と申しますか、國家的と申しますか、そうした見地に立つて、一つの全國民が均霑し得る特典であるという、観点を取り、石炭に対しては先程申しましたような過渡的な措置としての或る補償をする、石炭に対する補償金制度を取つておるということは、御承知のように、これは肥料その他の重要工業において、或る補償金制度というものが取られる、これは決して電氣事業が初めて取るべき政策
もともと國民全体の負担に帰するがごとき復金の融資がはたして事実であるとすれば、これまた全國民の負担においてこれらの点は赤字を賄わなくちやならぬということにもなりますし、また專賣方面における塩であるとか、タバコであるとか、こういうかなり重要な産業においても、國民全体の立場において物價政策が行われておる。
そこでこの料金の決定の基礎になつておる考え方と申しますのは、大体におきまして、電源のコストの問題を多少そこに織りこんでおるということでございますが、現在の電力の原價構成から見ますと、とうていこの程度の差ではない地域があるのでございまして、これは多分に政策的な、すなわち全國の電力料金をある程度均衡化せしめるという趣旨の政策的な意味が加わつておるものと考えるのであります。
これもしかし一方においては食糧政策との関係もございまして、耕作面積をそう殖やすことはできないというような制約もございますので、あるいは將來葉タバコのいいもので安いものの輸入というようなことも考えられないことはない。
こういうような政策をとりたいと考えておるのであります。
今職務が全然違いますから來ませんが、これは一つの刑事政策的意味とでも申しますか、泥棒でも強盗でも刑務所で刑を終えて、前にいじめた檢事を忘れずに、その部屋に來て呉れるということは誠に有難いことなんです。変な抽象的な投書をされるより、お蔭で務めて來ましたと言えば……。私就職の世話したのもおります。
それから大綱々々と言うけれども、國家の予算というものは、そう軽々しく考うべきものでなく、やはり政府がその年度内に行う政策を具体的に示し、具体的にそれによつて拘束せられるものである以上は、具体的な項目まで整わなければならぬことは当然である。從つて予算案の大綱と予算案というものとは、全然関連がないとは言えないかしれないけれども、それを前提條件として審議を進めるということは、私どもとしてはできない。
若しこれを早く賣捌きたいと思うのなら、農家の方でもたばこに困つておりますから、農家の報奨物資かなんかで早く捌くという方法、値下げをしないで四十円の定價賣のままで、実質的には二十円で出すという方が、國家の政策としては正しいのじやないかというので反対をしたのであります。
優良なものを奬めていくというのが、政策の目的ではございますが、その法律自体は惡いものを取締るといいますか、少くとも内容をはつきりせしめて、いい惡いは農家が判断して買う、こういう建前になつているのであります。從つて時勢が変つていいものがどんどんできる。そうしていいものを奬めるわけで、効能の低いものをこれは禁止したり排除したりはしないのであります。
これは政府の政策の貧困と弱体からする当然の結果でありましようが、分けても國民の政治に対する信頼の途を塞いでおりますることは極めて遺憾でありまして、これは政府の國民に対する約束の不履行が最も大きな原因であると指摘せざるを得ないのであります。
前國会におきましても極めて眞劔に論議された問拓でありまして、即ち開拓事業が若し適当に行われない場合におきましては、治山、治水に重大なる影響を及ぼし、或いは畜産に大きな障害を與え、或いは又地方的に無用の摩擦と混乱とを生ぜしむるわけでありますが、当時政府はこれらの関係産業の綜合調整については十分善処することを強調せられたのでありますが、その後の実情に照して尚遺憾の点も少くなく、かたがた先般関係方面より開拓政策
一体こういう陳情が大量に出てまいつたことはどこに起因するか、これ畢竟するにわが國の森林政策が十分に確立していないことを現わすものでありまして、この点はなはだ遺憾でありますが、特に戰時中の長い間の過伐濫伐の結果、昨年東北及び関東を襲いました再度の大水害をこうむりまして、これが戰時中における過伐、濫伐の結果であり、またわれわれが山林の資源を單に略奪するのみで、森林の補植造成に関してはほとんど放任しておつたというところに
こうしたいろいろな問題を総合して考えるときにおいては、結局わが國の林業政策は大きく画期的な角度から、新たに大きな構想をもつて林野の整備を行い、あるいはまた森林、経営の合理化をはから、あるいはまた國をあげて山に木を植えるという造林運動を推進する。
また下げろという意見も、中間のそういう搾取がはなだしいから起つてきておるのでありまして、これは双方の話をよく聽かれて、総合してここに薪炭の價格政策を建直す必要があると思うのであります。その点について私は御意見を聽いておきたい。
これは最近乳幼兒の栄養食糧が非常に不足いたしておりまして、乳幼兒の死亡率等もきわめて高いのであります、この乳幼兒の栄養食糧といたしましてピーナツツ・ミルクなるものが発明されて、すでに東京都その他の大都市のオーダーをもらつて製作に当つておるのでありますが、その事業が日本の食糧政策の一面においてきわめて有効であることが十分政府においても理解されて、そうした工場施設等に対しても格段の資金の融通等がなされているように
それから第三の土地放棄についての具体的対策いかんということでありますが、これは非常に大きな問題でありまして、基本的に農村民主化のために、みずからの土地をみずからの手で耕すという制度の上で運用をしていくということを今やつておる際に、このみずからの土地を放棄するということは、明らかに政策的な大きな欠陷であると思つております。
第二点は統制強化は現在の日本の産業復興のために止むを得ない、インフレを抑止するための政策としてどうしてもやらなければならないというようなことがはつきり証明できれば我々も納得する者でありますが、しばしばこの水産委員会が幾度となく政府に注意したごとく、統制を強化する以上はその裏付としまして、資本と資材並びに檢察とそして運輸とこの四つのものが完全に実施されない限りにおいては、統制強化というものは徒らに國民
○政府委員(平野善治郎君) 只今千田委員からお尋ねがございましたが、水産物の統制強化につきまして、これを國会に諮る意思があるかどうかという点でございまするが、昨年片山内閣が行なつた際においても國会の意思を尊重しなかつたことにつきまして、当時政府が声明した通り私共といたしましても十分に國会の、特にこの方面に非常に深い造詣を持ち、又熱心に政策の檢討に当られておりますところの水産委員会の意向を十分に尊重いたしまして
一体すでに御提案になつておりまする行政官廳法、國家行政組織法、それらにつきましては、内閣としては、内閣の一つの政策、使命というものとはあまり関係がないということを、総理が述べてあるので、言い換えますと、いわゆる一つの法制的事務として、もうときの内閣がどうであろうと、すらすらとやつてのけなければならんもののような答弁を総理がいたした。
むしろ法制長官のごとき政策に関係のないような純然たるエキスパートの人が部長に当るのが適当でありまして、新たなる次官の性格というものは適当でないように考えます。些か所見を異にしておる。どういうわけで次官をお入れになりましたか、不審に思いましたのでお尋ねした次第であります。
從來もそういう必要から、いろいろの行政管区が設けられておるのでありますが、経済査察廳におきましても、地方ごとの府縣間の調節を図り、そうして中央の政策面と相俟つた取締方針に準拠して、これが実施の確実を期する、こういう意味におきまして管区が設けられたわけであります。
つきましては、経済統制の統制規則が存続する間云々という点もございまするし、諸般の経済統制の法令がどの程度まで存続して行くかというような、重大な政策面との関連性もございまするし、その点、次回に安本長官の出席をお手続き頂きまして質問を留保いたしたいと存じます。又各省の主管の官廳がそれぞれ、統制の取締をいたしておりますことは、我々承知いたしております。
経済政策の実施面の方の調整の仕事は、励行じやなくて経済政策そのものの問題に関する宣傳だとかいうような、いろいろな問題の調整をする役所が、安定局の名において残るということになるのでありまして、人間の半数以上のものは、査察廳の方に轉換するというわけであります。
りこれを計上し、計画的な工事の施行に支障を來たさないように努めておるとの答弁があり、又一委員より、六・三制の実施は、地方財政の現状、設備及び教員の不足等より見て、再檢討の余地はないかとの質疑に対し、大藏大臣より、地方財政の強化対策については、目下地方財政委員会において檢討中でありまして、近く法案を國会に提出し、御審議を願うつもりであるとの答弁があり、文部大臣よりは、六・三制の実施は、日本再建の基本政策
從つて片山内閣成立以前においても、四党政策協定を結んだ当時、社会党、民主党は、共に自由党の内閣に協力せられんことを希望し、又不肖、私が去る二月、首班に選挙せられました当時も、再び吉田自由党総裁の門を叩いて、その協力を求め、政策の協定に熱意を以て希望を申入れたことは、恐らく御記憶であろうと思う。その際に承諾を得なかつたということを、私は深く遺憾とするところであります。
○國務大臣(芦田均君) 政党の立つておる基盤は、主義政策であることは私から申上げるまでもないのであります。いわゆる保守党とは、社会主義政党に属しない、共産主義政党に属しない、資本主義政党を指して言うのであると一應了解いたします。
まず第一に軍公利拂い棚上げのごときあいまいな政策をとつて、金融機関及び國民大衆を不利益に陷れているということが遺憾であります。 次に二十三年度の予算の問題で最も重要であると思われる税制の改革も、何ら國民負担を軽減することもなく、過重なる負担の方向に進んでいるばかりでなく、いまだこれが確定に至らないということは、これまた予算編成上きわめて遺憾な点であると思うのであります。
○中曽根委員 栗栖さんのお答え大分了解したのですが、しかし抽象的に統制をはずすということは、三党政策協定にもあり、総理からもお聽きし、あらゆる人から聽いておる。これを聽いたんじやわれわれとしては納得がいかない。この法案が國民の前に出るときに、必ずこれこれのものははずすのだという確信がつかなければ、國民に非常な誤解を與える。
これに対して政府はいかなる具体的手段をとろうとするかということを、昨日質問しておいたのでありますが、この問題に関しては、ただいま冨田委員の最後の質問において、政府の経済政策はやみのないようにすべきであるということについて御質問があり、これに対して答弁がありました。もう一つ、その裏はらであるところの國民も、自分が経済査察官となつたと同じような氣持で協力するという空氣をつくらなければならない。
それはこうした経済査察廳をつくり、五千人の官僚を新たに繰出し、七億の國帑を費してやる、それほど日本の経済界が非常な苦しい立場におる、非常事態にあるという意味で、これをお出しになつたのでありましようが、その根本にさかのぼつて、こんな経済法令違反を起さないような、やみがなくて済むような政策を先に出して、それを実行なさる方が早途だと思うが、その点について安定本部において、どういう御考慮が拂われておるか、一点
ものは足らぬようになると、ますます足らぬようになることを、私は心配するのでありましで、入気とりの政策から、各月に按分して配給すべき米を、六月から七月にかけて食つてしまうのでありますから、新米のとれるまでは全然米がない。ほかの代用食糧でいかなければらぬと考えられるのであります。これは輸入の不足に対して善処努力をしなかつた結果と存じます。
けれども、ないものを隠して、こういう政策をとつているから心配するなという安心を与えるならいいが、総理大臣品は、今アメリカの議会が始まつておる、八月からは好転するようにお話になりました。しかし、この間米国農務省からここへ来られた両博士の言葉はどうでありますか。
今上林山君からの警告についての一、二を拾つてみますと、軍公利払延期等のあいまいな政策をもつて国民大衆、金融機関を犠牲にしてはならない、税制改革も何ら国民の負担を軽減してはおらぬではないかというようなことが、おもなる警告の項目であつたのであります。続いて共産党を代表して野坂參三君から予算に対するところの全面的な返上論がございました。