2011-02-22 第177回国会 衆議院 総務委員会 第2号
今の政界、混乱のきわみであります。国民の皆さん方からは、国会は何をしているんだというような意見が数多く地元に帰れば聞かれます。第一の原因は、政界の混乱というよりも、民主党の内紛であります。そして、国外からも、日本の統治システムに対します冷笑がうかがえるようであります。今後どうなるかわからないような状態にさせてしまった政権与党の責任は非常に大きいものがあると私は思っております。
今の政界、混乱のきわみであります。国民の皆さん方からは、国会は何をしているんだというような意見が数多く地元に帰れば聞かれます。第一の原因は、政界の混乱というよりも、民主党の内紛であります。そして、国外からも、日本の統治システムに対します冷笑がうかがえるようであります。今後どうなるかわからないような状態にさせてしまった政権与党の責任は非常に大きいものがあると私は思っております。
それにつきまして、政界混乱あるいは与党の内部事情等で、総理が冷静の気持を失っておるのではないかということでありますが、私はそうではないと思います。実は、私も総理について出るつもりで、途中までついて来たのでありますが、衆議院の予算委員会で私に対する質問がありまして、すぐ出て来なければ向うの会議が開かれないということで、途中から引き返しました。
民主政治を根底から冒涜するものでありまして、実に政界混乱の原因は、あげてこうした憲法無視、國会軽視にあるのであります。こうした、やおちよう的な取引の結果この不信任案提出となり、このたび私どもは、國家的見地よりこれと同調したのでありまするが、私どもは、民主政治建設の観点から衷心遺憾の意を表するものであります。