1993-11-18 第128回国会 衆議院 本会議 第10号
現に、連日報道されているゼネコン汚職は、地方政界にとどまらず中央政界そのものの大問題となっております。大手ゼネコンから自民党、新生党などの国会議員に膨大なやみ献金が渡っていたということが繰り返し指摘され、連立与党の中枢を握っている小沢代表幹事のやみ献金問題など疑惑の数々は、ゼネコン疑惑の焦点となっており、証人喚問を初め徹底究明が求められているところであります。
現に、連日報道されているゼネコン汚職は、地方政界にとどまらず中央政界そのものの大問題となっております。大手ゼネコンから自民党、新生党などの国会議員に膨大なやみ献金が渡っていたということが繰り返し指摘され、連立与党の中枢を握っている小沢代表幹事のやみ献金問題など疑惑の数々は、ゼネコン疑惑の焦点となっており、証人喚問を初め徹底究明が求められているところであります。
もう一つの問題は、日米の防衛産業の影響を受けない、えてしてこれらの問題につきましては防衛産業の影響を受けて、政界そのものが大変醜態を演じたこともございますので、これは日米ともに防衛産業の影響を受けない。この三原則を堅持いたしまして今検討なりいろいろなことが行われているわけでございまして、この点についてはしばらくお任せいただきたい。
私も今は与党になりましたけれども、やはり自民党とは違った立場でもう少ししっかりして、野党にも政権の座が必ず来るのだということになってくれば、余り露骨な利害誘導というものは影をひそのてくるという意味で、やはり政界そのものが利害誘導の弊害というものをもう少し認識して頑張っていかなければいけない、ここが問題ではないか。
政界そのものの浄化につきましては、総理も非常な熱意は持っております。そこで、今回もうすでに予定されております参議院の選挙をめぐりまして、残念ながら違法とおぼしきものが警察の調べでいろいろ出ておりますが、これは形式的なものでございまして、それぞれの判断で警告を発したり、できるだけ事故がないようにということで注意はいたしております。
日本政界そのものが、立法府そのものが迷惑をする。これは陸続として起こってくるような危険があるならば、将来は本格的な立法をして、憲法上明白な立場をとることが必要ではなかろうかと、こういう意味であります。そういう意味における迷惑ということでもいけないのでございますが。
確かに政界そのものも腐敗しておるし、それも粛正していかなければならないけれども、こういうふうに社会一般、特に日本の経済を動かしておる経済界がきわめて腐敗堕落しておる、このことを私は強く指摘しなければならないと思う。この一端が、私がさっきから言っておるそういう点にもあるし、いまの菅さんの所得あるいはほかの財界人の所得を全部あげてみれば私はわかるだろうと思う。 これだけではございません。