1950-02-07 第7回国会 参議院 農林委員会 第2号 こういうような情勢下におきまして、一方では農業恐慌論が起り、他方では食糧の国内自給度の可能最大限度への高揚が叫ばれておるのでありますが、その間に処する農政、特に直接その担当者たる政府の側におきましては殆んど農政に見るべきものがなく、政策の貧困というよりはむしろ無政無策というのが率直に言つて実状でありまして、過般の総理の施政演説に竜ありましたように農政審議会を設けて、これからやるというような有様であります 楠見義男