1995-05-23 第132回国会 衆議院 内閣委員会地域改善対策に関する小委員会 第1号
同和関係者に聞きますと、同和地区の起源については、「政治起源説」というものを選ぶ人が多うございますし、次いで「貧困起源説」というのが多うございます。一般国民の方で見ますと、人種が違う、こういうような誤った認識を持つ人たちが約一割いるというようなことでございます。
同和関係者に聞きますと、同和地区の起源については、「政治起源説」というものを選ぶ人が多うございますし、次いで「貧困起源説」というのが多うございます。一般国民の方で見ますと、人種が違う、こういうような誤った認識を持つ人たちが約一割いるというようなことでございます。
それを見ると、例えば部落の起源は何かという質問に対して、政治起源説というのが五九・四%、約六割、残り四割というのは職業起源説、人種起源説、貧困起源説、要するに誤った起源説を持っているのですね、まだ約四割が。政治起源説で正しく認識して、歴史的な経過の中でつくられたものだという認識をそれなりに持っている方は六割おりますが、まだ四割の方がそういう認識を持っている。
○瀬田説明員 この調査の結果ではというか、学問的にもやはり政治起源説というものが正当だろうというふうに私たちも考えておりますし、一般の人々の感じ方もそういうことであるというふうに考えております。