2013-03-21 第183回国会 衆議院 憲法審査会 第3号
この憲法四十七条というのは、国家の意思を決める際に、地域性も考えてバランスよく国政の判断を行うという意味で、ある程度政治的裁量を定めたものであると考えますし、国民の意見を集約する際に、行政区画、特に都道府県、この存在をもっていろいろな意見集約をする機能もあるのではないかなと考えております。
この憲法四十七条というのは、国家の意思を決める際に、地域性も考えてバランスよく国政の判断を行うという意味で、ある程度政治的裁量を定めたものであると考えますし、国民の意見を集約する際に、行政区画、特に都道府県、この存在をもっていろいろな意見集約をする機能もあるのではないかなと考えております。
他方で、大臣と官僚が非常に密接に、ある意味では長い関係があると、大臣が官僚の人心を掌握している場合には逆に政治的な介入が行われる可能性もあると、そういう両面のリスクがあると思いますけれども、こういう大臣承認で天下りを認めていくという仕組み、これが非常に政治的裁量を招かないか、あるいは逆に官僚の独善を招かないか。
これも少し長くなりますけれども、恐れ入りますが、衆議院議員の選挙における選挙区割りと議員定数の配分の決定には、極めて多種多様で複雑困難な政策的及び技術的考慮要素が含まれており、それらの諸要素のそれぞれをどの程度考慮し、これを具体的決定にどこまで反映させるかは国会の極めて高度な政治的裁量にゆだねられているのであります。
○岡田宗司君 予算に六千万ドルしか見込んでないとすると、たとえば首相が政治的裁量を下して増額を約束したというような場合には、予算を追加しなければならぬ問題が起こってくると思うんですが、もしそういう事態があると、やはり予算も追加されることになるんでしょうか。
もし、これがこういう専門的なことでないならば、政治的裁量の余地というものがあると思いますけれども、専門的なことでございますから、ほとんど政治や行政上の裁量の余地というものはないと思います。おそらく、政府としては、今まで通りにそのまま受け継いで法令化していくことになるだろうと思っております。