2009-06-24 第171回国会 参議院 行政監視委員会 第4号
衆議院議員を選ぶ総選挙は、有権者、国民にとっても国権にとっても最も重要な政治的行事です。その総選挙の行方を左右するような出来事をつくり出すことは、国会の下位にあるいかなる権力機関もしてはならないという、これは四十一条の精神から明らかなんですね。 法務大臣、国会と検察庁との権力上の位置関係をどうとらえているのか。
衆議院議員を選ぶ総選挙は、有権者、国民にとっても国権にとっても最も重要な政治的行事です。その総選挙の行方を左右するような出来事をつくり出すことは、国会の下位にあるいかなる権力機関もしてはならないという、これは四十一条の精神から明らかなんですね。 法務大臣、国会と検察庁との権力上の位置関係をどうとらえているのか。
しかしながら、その前に七条でさっき言ったとおり、特定の宗教問題であるとかあるいは政治的行事であるとか、そういうようなことの賛成、反対をするなどというものは使わせないことになっているのでしょう。どちらを優先的に考えるか。
ところが、選挙権のこの重要な性格を尊重し、欧米では選挙を社会の政治的行事と位置づけているのに対し、わが国では依然として国家の行事的色彩を色濃く残しています。欧米では自由が原則とされている選挙運動が、わが国では包括的に禁止し限定的に解除するという禁止が原則とされ、戸別訪問や文書活動などを広範に規制しているのはその端的なあらわれだと思います。
しかも、その間に内閣改造というような大きな政治的行事が予定されておるというような中で、いま相当長期間かかって各方面の知能をすぐって、根本的に慎重に検討しなければならぬ教員の給与は本来どうあるべきかというような問題と、それから来年から事務的にやらなければならない、現行法制のもとでは義務的にやらなければならない超勤の問題とを一緒にしてしまってやられることは、これは善意は信じますけれども、大臣の善意は信ずるけれども
これは、衆議院解散という重大なる政治的行事を、主権者たる国民の前において公然と行おうとするものであつて、国民の選良として当然とるべき態度であります。 しかるにかかわらず、吉田総理は、かかる公明正大の道を歩もうとせず、首相並びにその側近の二、三の者を除いては、ここにおいでになる大野衆議院議長も、自由党の幹部にも、寝耳に水の抜打ち解散という暴挙をあえてしたのであります。