1972-05-10 第68回国会 衆議院 法務委員会 第21号
○中谷委員 確認といいますか、念のために保護局長の御見解と申しますか、御答弁をいただきたいと思いますけれども、「恩赦制度の濫用は司法権に対する侵害であり、法的安全性を害し、特にこれを政治的に濫用することは自ら民主政治の墓穴を掘るものである」という、この法務省の有力な反対意見というのは、いわゆる非常に政治的恩赦といわれた国連加盟の恩赦について、法務省の中で省議が開かれた、このときに法務省の中で述べられた
○中谷委員 確認といいますか、念のために保護局長の御見解と申しますか、御答弁をいただきたいと思いますけれども、「恩赦制度の濫用は司法権に対する侵害であり、法的安全性を害し、特にこれを政治的に濫用することは自ら民主政治の墓穴を掘るものである」という、この法務省の有力な反対意見というのは、いわゆる非常に政治的恩赦といわれた国連加盟の恩赦について、法務省の中で省議が開かれた、このときに法務省の中で述べられた
そういう政治の姿勢というものが汚職とかあるいはいまのような特別の目的を持った政治的恩赦政令、こういうようなものを排除して、政治犯という形のものを、特に選挙違反という形のものをのがすような形のないりっぱな恩赦をやれるというそういう目的が自民党としておありであるならば、われわれは自民党の立場を一応理解します。