1978-10-18 第85回国会 参議院 本会議 第6号
第二は、中国のわが国に対する内政干渉について、政府が、他国にその意思に反して自分の意思を押しつける政治的強制や干渉は、力の行使に直接よらない場合も、この条約が反対している覇権行為の内容に含まれることを明らかにしたことであります。中国側の特定の路線の押しつけや、中国への入国に際しての不当な差別を不正常であると認め、その改善の努力を約束しました。
第二は、中国のわが国に対する内政干渉について、政府が、他国にその意思に反して自分の意思を押しつける政治的強制や干渉は、力の行使に直接よらない場合も、この条約が反対している覇権行為の内容に含まれることを明らかにしたことであります。中国側の特定の路線の押しつけや、中国への入国に際しての不当な差別を不正常であると認め、その改善の努力を約束しました。
政府によれば、覇権とは力によって一国の意思を他国に押しつける行為だけでなく、政治的強制や干渉も含まれております。ところが、中国政府は三つの世界論に立って、特定の第三国への敵対を反覇権の内容とし、それを他国民に押しつけております。しかも反覇権条項を入れた最初の二国間条約となった本条約を米日中の準軍事同盟化とする指摘もあり、わが党はこれらの問題点を重視して究明しました。
第二に、日本への内政干渉に関連して、政府は、一国が他国にその意に反して自分の意見を押しつける政治的強制や干渉は、力によるものに限らず、覇権としてこの条約が反対していることを再三にわたり明らかにされたことであります。特に中国の特定路線の押しつけや、中国への入国差別扱いは不正常であることを認め、その改善に努力することも約束されました。
○正森委員 総理は予算委員会における答弁で、この条約で言う覇権とは、一国が他国に、武力による押しつけだけではなく、大国主義、自己の運動のパターンを押しつけるなどの政治的強制を含めて言う、こういうことについて確認をされました。現在もそういうぐあいに伺ってよろしゅうございますか。
政府は、覇権とは力によって一国の意思を他国に押しつける行為だけでなく、政治的強制や干渉も含まれると述べています。力によろうとよるまいと、このような覇権行為がいかなる国にも許されないことは当然であります。 ところが中国政府は、世界を三つに分類する三つの世界論なるものに立ち、特定の第三国への敵対を反覇権の内容とし、それを他国と他国民に押しつけています。
だから、総理の言われる力というものの中には、政治的強制も入るというふうに見るのが当然だと思うのでありますが、総理はいかがでございますか。
その一つは、政治的強制あるいは政治的見解を主張もしくは表明することに対する処罰の手段として用いられるもの、その二つは、重要な経済的目的実現のために用いられているもの、これがいまの社会に存在しておることを明らかにしておるわけなんですね。ですから、このような制度の存在というものは、国連憲章に保障されている基本的人権及び世界人権宣言に違反するというように指摘しておる。
〔委員長退席、理事古池信三君着席〕 そこで、たとえばまあ肥料のようなものにいたしましても、いろいろ肥料審議会だとか何とかいうような席上におきまして、原料が上ろうが上るまいが、一挙にして政治的の圧力によりまして、価格はこれでなければならぬというような一応の原価はとるようなものの、非常な何といいますか、政治的強制力のあるものによって、そういう原料の価格の吸収というものはなかなか認められないような工業もあります