1961-10-31 第39回国会 参議院 法務委員会 第10号
このような背景の中から、いち早く政治テロ行為処罰法案を提出したのは社会党であり、次いでわが党は政治的危害行為防止法案を提案したのであります。わが党は、この種治安立法は国民の基本的人権に触れ、また、大衆行動にも直接関接の影響をもたらすことを考慮し、衆議院においては、超党派的に三党の共同提案にすべきことを主張し、自民、社会両党との話し合いを幾たびか持ったのであります。
このような背景の中から、いち早く政治テロ行為処罰法案を提出したのは社会党であり、次いでわが党は政治的危害行為防止法案を提案したのであります。わが党は、この種治安立法は国民の基本的人権に触れ、また、大衆行動にも直接関接の影響をもたらすことを考慮し、衆議院においては、超党派的に三党の共同提案にすべきことを主張し、自民、社会両党との話し合いを幾たびか持ったのであります。
決して思いつきじゃないということを申し上げたのですが、民社党が社会党の案の後に出された——撤回されておるようでありますが、政治的危害行為防止法案、そういった法案は社会党案が発表された後に、急いで法制局と相談されて立案されたというように漏れ承っておるのでございます。それ以前、昨年十二月ごろから具体的にそういう立法の研究をなさっておったのかどうか、もう一度重ねてお尋ねいたします。
○坪野委員 そういたしますと、本案の原案になっておる民社党の政治的危害行為防止法案、これを具体的に立案にかかられたのはいつごろですか。