1983-08-11 第99回国会 参議院 法務委員会 閉会後第1号
それから、政治決着そのものにつきましては、これは当時の状況を踏まえまして日韓双方の最高首脳が日韓関係の大局を考えて高度の政治的判断のもとにこれを行ったものでございまして、その後の歴代の日本の内閣もこれを尊重してきておるわけでございます。
それから、政治決着そのものにつきましては、これは当時の状況を踏まえまして日韓双方の最高首脳が日韓関係の大局を考えて高度の政治的判断のもとにこれを行ったものでございまして、その後の歴代の日本の内閣もこれを尊重してきておるわけでございます。
こうなってきますと、韓国の公的権力が行使をされた可能性というのがきわめて強い状況の中でこういう問題が明らかになるとその政治決着そのものは一体どういうことになるのですか。
○瀬谷英行君 政治決着そのものがきわめていいかげんであいまいだということを私は指摘をしたのでありますけれども、あなたの立場からすればそれ以上のことは言えないというのかもしれません。しかし、端的に言って、この金大中事件についてのあなたの感じ方を私は聞きたいわけなんです。
政治決着そのものの意味がもう意味としてないということを理解しなければならない。 すでにこういう拉致事件について外国がいままでとってきた例を取り上げて言いますと、非常に残念だけれども国交断絶まで覚悟してやってきたというのが、いままでのいろいろな例を見た場合に、いままでの歴史上われわれとしては指摘することができる数例があるわけであります。
その後御承知のような捜査がずっと続いておるわけでございまして、いままでのところ公権力介入という新しい証拠が出てないというふうにわれわれは連絡を受けておるわけでございまして、そういうことが歴然と出てきた場合に政治決着をどうするか、政治決着そのものの中にそういうことを前提にしておりますので、いまのところは政治決着を見直すべき公権力介入は出てこないというのがわれわれの考え方でございます。
○田中寿美子君 私どもは政治決着そのものには賛成じゃない。政治決着を見直せと、撤回せよという要求をこれまでずっとしてきたわけです。
それで私は、第一次政治決着の、この金大中氏の扱いについての政治決着そのものがきわめてあいまいな、いいかげんなものだったんじゃないかと思うんですけれども、金大中氏の扱いについての政治決着、これは口頭だというんですけれども、その全文を、全体を御説明願いたいと思います。
ただ、政治的には決着したということでございますので政治決着そのものについては先ほど申し上げたとおりでございますが、いろいろな証拠がまだ何かあるのかなということで捜査をしているということは、やはり中にいろいろな、先生がおっしゃったようなことがあったのかなかったのかということをまだ捜査しているということでございますから、それでひとつおわかりを願いたいと思います。
○土井委員 そうすると、政治決着そのものに対しては疑問が残されている、そうして政治決着については疑問があるということを外務大臣自身はお認めになるわけでありますね。
これを見直すことなくして総理、あなたがいかに主権を守る、真相を解明する、こうおっしゃっても、私はそれは形式論、ぐるぐる回りだけだと、こう考えるから、政治決着そのものを慎重に検討し直す、こういう姿勢に総理が立たれることを私は強く要求するんであります。私のそう意味での質問に対して、総理の端的な見解を伺いたい。
捜査上新たな事実が出てくれば政治決着そのものの見直しもあり得ると、あなたはわが党上田耕一郎議員や私の質問に対してお答えになったでしょう、予算委員会で。見直しもあり得ると。いまの答弁では全然また後退じゃありませんか、違いますか。