2008-01-29 第169回国会 衆議院 本会議 第4号
福田総理は、これまでの言動を省みたとき、「政治是最高道徳」との言葉に恥ずべき点はないとお考えなのでしょうか。 もし良心が残っているのであれば、速やかに衆議院を解散し、みずからの言動について国民の信を問うべきです。
福田総理は、これまでの言動を省みたとき、「政治是最高道徳」との言葉に恥ずべき点はないとお考えなのでしょうか。 もし良心が残っているのであれば、速やかに衆議院を解散し、みずからの言動について国民の信を問うべきです。
福田元総理はこの「回顧九十年」の中に、「政権を担当した二年間」という章がございますが、そこに「政治是最高道徳」という一節がございます。その「政治是最高道徳」の一節のその最初に記されているのは、「「金権支配」との戦い」でありました。 ここには、まさに福田元総理が、政治は最高の道徳でなければならないというその哲学、理念を記されております。
福田元総理がずっと言われてきた「政治是最高道徳」は、みずから最も厳しく戒めよ、自粛自戒ということをおっしゃっている。そして、御自身も所信表明の中で、特にみずからに関しては厳しく戒める、このようにおっしゃっているにもかかわらず、私は知らないで全部逃れられるという、今のお話であれば全部逃れられるということになるじゃないですか。それでどこが自分は戒めるになるんですか。