1948-12-21 第4回国会 衆議院 予算委員会 第14号
ところが吉田総理は二大政党対立によりますところの政党の移動並びに維持の特に顯著な意見を持つておられる政治家の一人であると私どもは了承しておるわけでありますが、また日本の政治評論家の中でも二つの考え方におよそわけられると思うのであります。今度の國会におけるいろいろな運営におきましても、その二つの意見がかみ合いまして、いろいろな波紋が起つておると思うのであります。
ところが吉田総理は二大政党対立によりますところの政党の移動並びに維持の特に顯著な意見を持つておられる政治家の一人であると私どもは了承しておるわけでありますが、また日本の政治評論家の中でも二つの考え方におよそわけられると思うのであります。今度の國会におけるいろいろな運営におきましても、その二つの意見がかみ合いまして、いろいろな波紋が起つておると思うのであります。
從つてただいまのところ、私は繰返して申し上げますように、供出後の自由販賣を今ただちにするということは考えておりませんけれども、常に経済の実態、変遷に即應して動き得る態勢をとりつつ研究して行くことは、政治家のとるべき態度と考えております。 なお料飲店の問題に関しましては、やはり食糧の需給の実態に即應して、実施する時期と方法は考えるので、今日の場合、ただちに今行おうとは考えておりません。
また、かかる決議案が上程されましたることは、現在日本における大政党並びに政治家の政治力の貧困も一つの大きな原因であろうと思うのであります。さらにまた申し上げたいことは、労働者諸君がいかにして喜んで労働に従事するかということにつきましては、各政党が積極的な建設原理を持つておらず、きわめて浅薄な理念でやつておると思うのであります。
何となれば、天下にでたらめな、できもしない政策を公表して選挙民を欺瞞するものが民主自由党の本質であるといたしますならば、大屋晋三君こそ最も民自党の忠実なるお家藝を代表するものであるといたしますならば、大屋晋三君の二度にわたるでたらめの心情は、また掬すべきものがあるとお察しはいたしますけれども、本議場を愚弄した罪は、議会政治の上に万死に値するものであるということを、政治家大屋晋三君は銘記しなければならない
政治家の良心というものは金銭によつて冒涜さるべきものでない、私はかく信じ、かく実行して参つたのであります。從つて、本日の読賣新聞に出ました御指摘になつた記事は、私は見まして、まことに迷惑千万に感じておる次第であります。さらに申し上げまするが、ただいま両大臣の御答弁もあつたのでありまするが、本日午後、東京高等險察廳において、野村次席險事は、新聞記者團に対して事実無根の旨を明白に語つております。
私は違い政治家が沢山並んでおられるとけれども、何故日本の政治家は産兒調節をしないか、ソヴイエトロシアのように、公認の相談所を作らないのか、根本問題は私はこれを実に不可解に思つておる。 それからもう一つその次に申上げたいのは、委員長のさつきおつしやつたこどですが、この問題について医者の精神鑑定をしていないことです。
申すまでもなく公職追放は、ポツダム宣言に基いて、わが國を眞に民主主義國家として再建するために、過去において軍閥あるいは財閥に協力し、軍國主義思想のもとにわが日本を今日の破滅に陷れたこれらの政治家あるいは指導者を徹底的に究明して、今後再びかかる人物の擡頭によつて日本民主化の障害を来さざるようにという深遠なる考慮のもとに行われましたところの、國民的の処置であるのであります。
從つて私に、君が好きだというようなことを一方的に言いましても、そんなことは私とは何ら関係のないことであつて、そういうことのために彼が言いのがれんとすることは私は断じて許しませんのみならず、いくら政治家のはしくれであつても、私も一個の國会議員であります。彼大藏大臣といえども、私は彼にさような侮辱を受ける覚えは毛頭ありません。
○小野委員 そこでお伺いいたしたいのは、酒井弘という事務官の紹介で梅村氏と知り合つたというのですが、われわれの常識によりますと、商工省の一事務官、当時あるいは酒井君は課長になつておつたかとも思われるのですが、そういう人が政治家の政治活動、あるいは廣い意味での政治活動に紹介の労なりあつせんの労なりをとるということは、ちよつと考えられないので、酒井君が御両氏を紹介したということには、やはり商工省の事務官
そこでこの法律案で行政整理ということになつて來るのでありますが、先ほど申しました通り上級官吏、いわゆる戰前、戰時中も軍閥政治家が背後におつてこれらを自由にした。いまなおそれらが日本の政治を自由にしておるような感を深くするものでありますが、これらの官吏を徹底的に粛正してもらいたいということを希望いたしまして、本案に賛成するものであります。
このたびの刑事補償法の改正につきましては、すべてこの憲法四十條の文字、つまり抑留または拘禁された後に無罪の裁判を受けた者に限つて、補償が許されるということになつておりますが、それが拘禁もされないけれども、いわゆる不拘束のまま起訴になつて、ことに政治的に大きな影響のある疑獄などで新聞に嫌疑が出ると、政治家としてはこれが致命傷となつているのです。
だから少くとも政治家と政治家とが、ほんとうに本会議議場において言葉の上のやりとりをする場合には、ある程度の確証があつてしかるべきである。信憑力のあるものをもつてやらなければ、單におれは何十人から聞いたから、こういううわさを確かめるのだという、うわさを確かめるというような態度は、私は不謹愼だと思う。これは解釈の問題でしようが、あくまでも國会の権威のために、それは是正しなければならぬと思います。
すなわち、財閥と結んだ上層官僚並びに政治家たちの相次ぐ疑獄事件は、何を世人に教えつつあるかを思えば、この公共の福祉を傷つけ、経済の再建を阻害しているものは、むしろたれあろう、彼ら資本主義者並びに保守反動の一連の人々であることを遺憾ながらわれわれは指摘せなければならないのであります。
昨日までは一口も政治を口にすることのできなかつたものが一旦解除となるや正に天下を我がもの顔のごとく闊歩して、そして恬として恥じざるところの政治家が沢山あることは、私は國民と共に知つておる。(拍手)吉田首相はこの追放、解除に明朗なる一つの制度を設けて、いよいよ民主政治確立に処するの覚悟がありや否や、この点について伺つて置きたい。 更に首相は講和会議の將來について熱意を示されたのである。
もしも首相にして良心ある政治家であるならば、動揺と苦悶を続ける現下の経済情勢に対して、われわれ日本人がいかにして生くべきか、国民に信頼と希望とを與えるだけの具体的な経済施策を明示するのが当然の責務であることは、言をまたぬところであります。
ところで、先ほどから申し上げましたように、できないことを、いかにもできるがごとく、國民を欺瞞するということは、責任のある政治家として、しかも責任のある政党として、なすべきことではないのであります。わが社会党は、取引高税の改廃を主張 して参りたいと思うのであります。
とにかくこのような非生産的な、そうして放漫な予算支出というものが、皆さん御存知のような大資本家なり、或いは高級官僚、或いは不腐した政治家というものの間で釀し出してしるああいうスキャンダルの源泉になり、ああいう者の物質的な基礎を提供するものでということになるのでありますから、この点はどうぞ嚴密に議員諸公が再檢討されまして、最小限の金額に止めるように御努力を頂きたいと思うのであります。
しかしてそれを何割引くかということについては、これは政治家の認定でありまして、——だからそれには議論の余地があろうと思います——でありまして、ただいまの御意見はあなたの御意見として愼重に拜聽いたしておきます。
なぜならば、國民は、政治家というものはこんなにも口と腹が違うのかという感銘を受けましたので、これは我が國今後の政治運営のために誠に遺憾千万に存ずる次第であります。(拍手)即ちこの國民の政治に対する惡印象を拂拭するためには、政府におきましても並々ならぬ努力が必要と考えられるのであります。國民は今や清淨にして且つ強力なる内閣を待望しておるのであります。
吉田内閣は小手先の政治家であり、人民の生活の安定と向上のために何をなすべきかを知らないのでありまして、言い換えますると、恰かも戸惑いをしておる、理性のない頑固一点張りの老人のごとく思われるのであります。
しかし、いやしくも責任のある政治家が、一党の総裁として在野時代に天下に発表し、いよいよ朝に立たれて、これを実行に移し得る権力の裏づけを得られた一國の総理大臣が、政策のことを語らずして、いたずらに口を開けば解散のことを叫ぶのは、あたかも往年、話せばわかると言つた犬養首相に対して、問答無用、撃てと命令した青年將校の態度をさえも連想させるものがあるのであります。
あらゆる政治情勢を考えずに、すぐに切りかえるということを考えることこそ、私は政治家としてよほどどうかしていると思う。問題は、その根本においてよい案であつても、その実施の時期と方法を誤れば、これはかえつて毒になる場合もある。この点ははつきりいたしていると思います。
それであなたは政治家として言責を実行せられるということはもちろんだろうと私は考えますが、しかしここに重大な困難性があるものと認めるから、いかがであろうかとお尋ねを申し上げた次第であります。 なおこれに加えてもう一つお尋ねしたいことは、農相はこの供出後の自由販賣をするということが、事実上可能であるというふうなお考えのもとに、これを在野時代に肯定せられておつたでありましようか。
○長野(長)委員 私の質問から端を発しまして、えらい時間をとりましたが、われわれは政策を論議する前に、米という必需食糧、特別なる日本独特の食糧品、この米というものに付着しているところの経済的な性格、この性格を無視したいかなる政策も否定しているのでありますから、將來におきましては、どうかこの米の持つているところの経済的性格を無視するような政策を國民の前に叫ぶがごときことは、お互い政治家として愼みたいものであると
檢察官は高位高官の者を特に追及し、議会政治家の非違をことさらに求め、もつて功名心を満たす風潮にあるという非難も、また一部にあります。さらに明確な事実は原侑君の事件であります。