2018-06-13 第196回国会 参議院 本会議 第28号
まず冒頭、政府・与党の政治姿勢自体について触れざるを得ません。 長期政権は必ず腐敗するといいます。それを証明するかのように、森友、加計問題、防衛省の日報問題、幹部公務員のセクハラ問題、厚生労働省の働き方に関わる異常データの問題など、うんざりするほど重大な問題が同時多発的に連続発生しています。特に、森友や加計の問題などは、発生以来一年以上経過しても、収束の気配がありません。
まず冒頭、政府・与党の政治姿勢自体について触れざるを得ません。 長期政権は必ず腐敗するといいます。それを証明するかのように、森友、加計問題、防衛省の日報問題、幹部公務員のセクハラ問題、厚生労働省の働き方に関わる異常データの問題など、うんざりするほど重大な問題が同時多発的に連続発生しています。特に、森友や加計の問題などは、発生以来一年以上経過しても、収束の気配がありません。
それをわざわざ、大臣談話につけるのに、福島第一原発の可能性がゼロ%だったということを隠すために、故意にそこを外して出すということ自体が、私は、そういう政治姿勢自体が信頼性を失わせることだと思いますので、強く抗議をしたいと思います。 次に、私の地元には高速増殖炉の研究炉である「もんじゅ」があります。 「もんじゅ」の設置許可の無効確認訴訟が提起されて、福井地裁では設置許可に違法はないとしました。
その政治姿勢自体に一番大きな問題があると私は思うのです。大企業だけを見ておったんでは、政治が不信を買ってまいります。私は、先ほど来いろいろな前の例を挙げましたけれども、こういう政治そのものが、余りにも偏った政治が政治不信を呼び、そうして議会不信を国民の中につくり出し、そしてあの昔のように、二・二六事件のようなクーデターを許す温床をつくるわけであります。
みずからそういう国民の平和を願う意思を踏みにじるような政策をする、だから国民がそれに対して平和をこいねがうという大衆運動を起こす、これに恐怖を感ずるということは、あなた方の政治姿勢自体が問題であって、そういうことを願う国民の集団行動を、おれたちに心理的な影響を及ぼすから、これはやってはいかぬということは、本末転倒じゃないですか。憲法の精神からいってそうじゃないですか。