1988-10-07 第113回国会 参議院 本会議 第7号
昭和五十五年の冷害のとき、我が党の北山愛郎副委員長が当時の鈴木善幸総理に減反を政治冷害と指摘し、減反を凍結し農政の大転換を行うよう質問をいたしました。私は、改めて、政治冷害である減反をこれ以上行わないこと、また、三十万トンの米需給均衡化緊急対策を凍結するように求めるものであります。農林水産大臣のお考えをお伺いいたします。
昭和五十五年の冷害のとき、我が党の北山愛郎副委員長が当時の鈴木善幸総理に減反を政治冷害と指摘し、減反を凍結し農政の大転換を行うよう質問をいたしました。私は、改めて、政治冷害である減反をこれ以上行わないこと、また、三十万トンの米需給均衡化緊急対策を凍結するように求めるものであります。農林水産大臣のお考えをお伺いいたします。
(拍手) 自然冷害の後には二期減反という政治冷害が待ち構えております。この際、減反を凍結して、本年四月のこの国会で食糧自給力強化に関する決議をやりましたが、その決議を実行に移し、主要農産物の自給と備蓄の立法化を行い、十年計画で穀物七〇%程度まで自給を達成するために、農政の大転換を要望いたしますが、総理の決意を承りたいのであります。
去年北海道の冷害があったから、北海道には九千六百万ばかりの施設をつくったから、その部分だけふくれていますが、冷害というのは自然現象であるが、そういう意味でひとつの政治冷害なんです。大臣は、こういう点でいまの冷害問題一つをとらまえてみて、農林省のこれまでのあれが、予算の上でも努力の上でも十分であったと言える根拠があったら、ひとつ御答弁願いたい。