1972-05-17 第68回国会 参議院 本会議 第15号
国民は国鉄に政治駅ができたり、政治停車駅ができることに政治不信を持ち、政治的赤字線に至っては、痛烈な非難を政治に加えていると思いますが、赤字対策と再建策が重要な課題となっている現在、どうでしょう。運輸大臣、ここで政治的赤字線は絶対にりくらないと、国民の前に明確にお約束いただきたいのですが、いかがでしょう。
国民は国鉄に政治駅ができたり、政治停車駅ができることに政治不信を持ち、政治的赤字線に至っては、痛烈な非難を政治に加えていると思いますが、赤字対策と再建策が重要な課題となっている現在、どうでしょう。運輸大臣、ここで政治的赤字線は絶対にりくらないと、国民の前に明確にお約束いただきたいのですが、いかがでしょう。
○石井(一)委員 そういうことをすべて踏まえて現在検討中である、こういうことでございますけれども、たとえば、この前の委員会で同僚の松本先生が御質問になったやりとりから、すでに、ひかりは新神戸と姫路に政治停車するというような記事が地元で出ておる。こういう論議はそのときにはかわされなかったわけでございますけれども、やはりそれを裏づけるようなものはたくさんございます。
私たちが理解いたしております範囲でも、工事その他まことに順調に進んでおるということを伺っておるわけでございますけれども、たとえば、去る十二日の委員会で松本委員が御質問になりましたら、さっそく地元紙では、新幹線ひかりが政治停車をするというふうな記事が出ておる。私もふしぎに思いまして、いろいろ調べてみますと、必ずしもそういうやりとりが行なわれておらない。
前には小林章の問題があり、引き続いて田中彰治の問題、次いでは荒舩運輸大臣のいわゆる政治停車の問題、こういう一連の問題が引き続いて、これはもう一括するとみんな政治姿勢の問題だと思うのです。それぞれ問題によってみな国民から痛烈な批判、攻撃を受けてきたところです。いま国民の政治不信の念は非常に高まっておる、こういうことから。
こういう点から言うと、国民の血税を使って選挙運動をやったということになると、ただいま問題になった前荒舩運輸大臣の政治停車という問題よりははるかに悪質であろうと思う。この点を政務次官としてはどうお考えですか。
そうこうしているうちに、荒舩さんが運輸大臣におなりになったのはいいんだけれども、どうも深谷の政治停車事件だとか、スポンサーを集めて、後援会に入ってくれ、特別会員は三万円で平会員は一万円だとか、そう思っていると、今度はまた参議院の決算委員会で共和製糖グループだなんて——総務長官、これは産経ですが、「黒い霧七十億円の行くえ共和グループ事件四つの疑惑」、こういうことで、真偽のほどはわかりませんが、与党の方
したがってこのお二人、片や大臣、片や総裁なんですから、お二人がそう言われれば、政治停車ということで言論機関が扱うのはこれまた当然。国民がそう思うのもこれまた当然。これは言論機関が悪いとか雑誌が悪いとかいう問題ではございません。ですからどうかここでは、大臣並びに総裁は、そういう院内外における言動については、幾ら強く反省されても反省し過ぎるということは私はないと思うのです。
考えても無理のないことでございまして、間違ったことをしたということで——政治停車をさせたんだ、申しわけない。しかし、そのやったことは訂正はしないんだというのでは、国民が不信の感情を持つのは、これはあたりまえだと思うのです。でありますから、今日政治に対する不信、あるいは国鉄のあり方に対する不信というようなことを一掃するためには、事態をやはり明白にする必要がある、こう思います。
これは政治停車をいつでもできるあなたの姿勢なんですよ。だから、国鉄の総裁は、私はそれでいいかというのです。これは取り消しておかなかったら重大なんです。それをあなたがああだこうだ、ああだこうだ言いますけれども、こんな重大な失言をしておきながら、ほうりばなしにはできぬ。
そうして、急行の政治停車、このことで運輸相が総理大臣に釈明をした、ずっと書いていますよ。そこには一世一代、かんべんしてくれなんということは書いていませんが、ちゃんとしたこと書いています。