1979-11-30 第90回国会 衆議院 本会議 第4号
(拍手) さらに、総理は所信表明で、政治倫理の確立に関連をして、金のかからない選挙制度ということに触れました。しかし、金のかかる選挙をどの党がやっているかは国民がよく知っているのであります。(拍手)もしこのことを理由にして小選挙区制を導入するというのであれば、事は議会制民主主義の根幹にかかわる重大問題であります。
(拍手) さらに、総理は所信表明で、政治倫理の確立に関連をして、金のかからない選挙制度ということに触れました。しかし、金のかかる選挙をどの党がやっているかは国民がよく知っているのであります。(拍手)もしこのことを理由にして小選挙区制を導入するというのであれば、事は議会制民主主義の根幹にかかわる重大問題であります。
政治倫理の確立は一層急がなければならない緊要な課題であると心得ております。そのため、私の所信表明においても、また昨日の代表質問を通じても明らかにいたしましたように、政治資金の明朗化を初めといたしまして、種々の具体的な対策を早急に進めてまいる所存でございます。
(拍手) 大平総理は、政治倫理の確立について述べられましたが、航空機汚職そのものについては一言もお触れになりませんでした。まことに遺憾だと存じます。さきの通常国会は、航空機汚職の究明をめぐって与野党が対立し、ついにすべての審議が中断のまま異例の幕切れとなりました。次の臨時国会でも、野党の強い要求を無視して解散の挙に出たものであって、この解散が汚職隠しの解散と言われたのはそのためであります。
もし大平総理が本気で政治倫理、綱紀の粛正を強調されるのならば、今回の空白後、初の仕事である組閣においても、みずからそれを実践せらるべきであったのではないでしょうか。(拍手) 政府首脳がこのような状態では、国民はもちろん、行政諸機関が納得してその方針に従うはずがありません。
私は、各閣僚が厳しい政治倫理の要請を踏まえられて、りっぱにその職責を果たしていただけるものと期待をいたしております。 委員長はさらに、政治の腐敗を一掃して政治倫理を確立する方途について、方法と決意をただされたのであります。
なかんずく、政界浄化、政治倫理の確立について、個人の政治資金の届け出の義務については、総理が自治省に検討を命じられたようでありますが、さらに現行政治資金規正法附則第八条の個人献金中心への移行などとあわせ、政治資金規正法の抜本的改革について、どのような方針で検討されておられるのか、次国会に提出する用意をされておるのかどうか、伺いたいのであります。
政治倫理の確立につきましては、さきに明らかにしたところに従い、政治資金の明朗化、企業の自主的監視機能の整備、行政上の手続と責任の明確化、制裁法規の整備強化等を順次進めてまいる考えであります。政府部内でも早急に諸般の準備を進め、関係法規の改正につきましては、成案を得次第、国会に提案する方針であります。
政治倫理の確立につきましては、さきに明らかにしたところに従い、政治資金の明朗化、企業の自主的監視機能の整備、行政上の手続と責任の明確化、制裁法規の整備強化等を順次進めてまいる考えであります。政府部内でも早急に諸般の準備を進め、関係法規の改正については、成案を得次第、国会に提案する方針であります。公正で金のかからない選挙制度のあり方については、国会との緊密な連携のもとに、鋭意検討を進めてまいります。
○寺田熊雄君 それから、あなたは政界の浄化、政治倫理の確立について、金のかかる現在の中選挙区制度に問題があるので、そこから改めていくことが大事だとおっしゃったようですが、これはお認めになりますか。
○国務大臣(倉石忠雄君) 法務大臣として内閣の強く主張いたしております綱紀粛正、政治倫理の確立には、私ども全力を挙げて立ち向かってまいるつもりであります。
○国務大臣(倉石忠雄君) 綱紀粛正あるいは政治倫理の確立等につきましては、政府も全力を挙げてこれに努力をいたしていく決意でございます。
これは大臣の発言を誤解し、さもなくばこれを曲解し、その誤った前提に立って憂慮の念を唱えているものであって、いかがなものかと思うのでありますが、このような誤解を解くためにも、今日叫ばれている綱紀の粛正あるいは政治倫理の確立について大臣の御所見を賜ります。
○倉石国務大臣 綱紀粛正あるいは政治倫理の確立につきましては、政府も真剣に取り組んでおるところでございまして、このことは初閣議で総理大臣から言われたとおりでありまして、私どもも法務大臣の立場から努力をいたしてまいらなければならないことであります。
先ほど山崎君の質問に答えて、政治倫理と綱紀粛正を自分としても十分にやりたいと思っているのに、それが今回のことで消極的発言と受け取られたのは残念だ、こうおっしゃいました。 政治倫理というものはどういうものだとお考えになりますか。われわれは国会議員であります。
したがいまして、いろいろと疑惑のある問題を一日も早く解明し、なお、これが労働三法とのつながりとかいろんな問題がある場合に、給与は安い方向に行くよりむしろ高い方に行くのが常でございますから、それらの問題とも兼ね合わせて十分に配慮をしていかなければならないわけでございますが、政治倫理の確立の問題を初めとして、みずから政府がえりを正してこの難関に対処していかなければなるまい、このように考えます。
初出馬の際の誓いをしっかりと胸にきざみこみ、政治倫理の確立、政治への信頼確保の為、私なりに政治の道に真実一路を求めつづけてまいりました。 特に、戦後我が国の外交・経済の基盤となる安保改定に、清瀬一郎衆議院議長の唯一の側近として取り組み、その実現にいささかなりとも貢献できたことは、終生忘れることのできない思い出であります。
大平総理、あなたは「当面する緊急課題への対応」と題して、エネルギー問題への挑戦、財政の対応力の回復、政治倫理の確立の三つを取り上げられました。そこに盛られた内容の当否は別とし、民社党を初め、野党もまた問題意識の点では共通の認識に立つものであります。
総理は、所信表明において、一連の航空機輸入に絡む疑惑に対し、政治倫理の確立を呼びかけておられますが、いまや国民の大きな関心事ともなっているこの航空機疑惑解明に積極的な姿勢で臨むことが政治倫理の確立への基本であると考えます。ところが、総理の所信には、疑惑解明への言葉だけあって、具体的内容が全く述べられておりません。
政治倫理の確立を第三の課題と述べた大平総理の、もって範とするに足る倫理的な答弁を強く求めるものであります。 さて、総理は、所信表明の冒頭、「八〇年代を展望する曲がり角に立つ」云々の時局認識を示されました。振り返ってみますと、一九五一年の講和問題、六〇年の安保改定、沖繩返還にかかわった七〇年問題と、くしくも日本の政治はほぼ十年ごとに鋭い選択を問われてまいりました。
政府は、きのう、航空機疑惑問題等防止対策協議会から、政治倫理の確立を目指す提言を受けたと聞いておりますが、言葉の遊戯に終わらせることなく、現実の政治に確実に反映させていく総理の決意を承っておきたいのであります。 さて、外交問題であります。
これには個人の政治倫理の確立がございます。その中でも、個人の政治資金の明朗化を図るということにつきましては、速やかに政治資金規正法の改正を提案しなければならぬと考えております。ただし、個人の資産の公開の問題、倫理憲章の制定というような問題は、国会のお立場におきまして御検討をいただかなければならない問題と心得ておりますので、近く政府からこの提言を踏まえて国会に御要請をいたすつもりでおります。
その次の御質問は、政治倫理の確立の問題でございます。 これは小野委員に答えましたとおりでございまして、きのう受けました対策協議会の御提言につきましては、直ちに実行するもの、国会等に要請するもの等を振り分けまして、早急な実施に向けての努力を精力的に傾けてまいるつもりでございます。 最後に、外交問題でございます。
総理は、政治倫理の確立や企業倫理の確保を問題にしましたが、これらの言葉は国民の耳にきわめて空虚な響きしか与えませんでした。それは、ダグラス、グラマン疑獄の究明に背を向けて続けた内閣の行動の反倫理性が余りにも明白だったからであり、さらには、総理が金権政治の最大の温床である企業献金禁止の問題に全く手を触れようとしないからであります。
(拍手) 次に、政治倫理の確立と選挙制度について質問をいたします。 航空機輸人に関する疑惑が国民の大きな政治不信を生みました。そして、その疑惑解明と政治家の政治的、道義的責任の追及が政府並びに自民党の消極的態度から、国民の政治不信にさらに拍車をかけました。いまこそ国民の政治的信頼の回復のために、政党や政治家がえりを正し、厳しくみずからを律しなければなりません。
それから、第二の政治倫理についてのお尋ねでございます。 政府は、政府の立場におきまして、この航空機疑惑の問題の反省に立ちまして、やるべきことをやらなければならぬと考えておるわけでございまして、きのうの協議会の提案のうちで、政府の立場でやらなければならぬことは早急に手をつけるつもりでございます。
政治家の資産の公開問題とかあるいは政治倫理憲章の制定というような問題は、政府が提唱いたしますよりは国会において真剣に御検討いただかなければならないものと考え、政府の協議会もそういう趣旨の提言をよこしておりまするので、この提言がまとまり次第、正規の手続で国会に要請いたしたいと考えております。
私の質問の第一は、政治倫理の確立についてであります。 大平内閣は成立以来、「信頼と合意」を政治信条に掲げ、全力投球してこられました。国民の大平総理に対する期待はきわめて大なるものがございます。国民の信頼と合意を得るためには、政治は何よりも清潔で公正でなければなりません。政治は倫理性がみなぎっておらなければならないのであります。
第三の課題は、政治倫理の確立であります。 航空機輸入に絡み、世上とかくの疑惑を生み、政治への不信を招いたことは、まことに遺憾であります。この問題についての刑事責任の所在は、すでに当局によって解明を終えたのでありますが、これに関連する政治的道義的責任については、国会あるいは幅広い世論の中でその究明が続けられております。
第三の課題は、政治倫理の確立であります。 航空機輸入に絡み、世上とかくの疑惑を生み、政治への不信を招いたことは、まことに遺憾であります。この問題についての刑事責任の所在は、すでに当局によって解明を終えたのでありますが、これに関連する政治的道義的責任につきましては、国会あるいは幅広い世論の中でその究明が続けられております。
ロッキード事件のときも内閣でそういう方針を決めまして今日まだその仕事は続いておるわけでございますが、私の内閣の場合には、それはそれとして続けますけれども、視点を変えて政治倫理の確立の上から何かなすべきことが火急にありはしないかという問題について有識者の御意向をいま承っておるところでございます。
○大平内閣総理大臣 政治不信の解消、政治倫理の確立に関連いたしまして七つの事項についてお尋ねがございました。 前提として私は、わが国の民主主義は腐敗の防止につきまして相当活力のある活動を保障いたしておるように思うのであります。原さんも御承知のように、わが国のマスメディアには取材、報道の自由が保障されております。政府は有能な捜査陣容を持っておりまして、鋭意真相の究明に当たっておるわけでございます。
そこで総理が一番中心的に言われておりますのは、私も同感でございますが、政治倫理の確立、これを主眼として提唱をされました。また、政治家には一般民間人以上の義務、責任といったものがあるとの見解も同時に述べられております。これは各紙が一斉に報道しているから間違いありません。
政治倫理の確立ということをうたっておりまするけれども、それは非常に広範な概念でございまして、どういった方面からどのように迫っていただきますか、これはあしたから始めるわけでございますので、初めからこういう問題について御審議をということではなくて、相当フランクに各委員から率直な御意見をいただくことがまず手順じゃなかろうかと考えておりますので、どういう問題かというと、政治倫理の確立一般ということだとお答えするよりいま
先ほど申しましたように、こういう事件の再発防止に関しまして、われわれの方も協議会を設けまして御検討いただくことになっておりますが、私は、一般の国民と違いまして、国務大臣にせよ、あるいは国会議員にせよ、国家公務員にいたしましても、やや違った責任を持っておるものと考えておりまして、公務員につきましては公務員法という法律が別に設けられておるわけでございますが、国会議員につきましてどのような取り扱いが政治倫理
それだから金のかからぬ選挙というのを総がかりで考える、政治倫理ということを総がかりで考えるということにできないものでしょうか。これが根本だと思いますがね。
政府といたしましては、すでに、ロッキード事件を契機といたしまして、種々対策を講じてまいっておるところでございますが、今回の事案を契機といたしまして、さらに新しい視点から実効ある防止対策を検討いたしまして、政治倫理の確立等を図るべく、本日の閣議におきまして了解を得て、私の諮問機関として、航空機疑惑問題等防止対策に関する協議会を設置いたしました。