1949-04-05 第5回国会 衆議院 災害地対策特別委員会 第3号
こういう政治のやり方というものは、私ども感心することができないのです。もつと責任ある政策を講ずべきじやないかと思うのですが、今の次官の御説明については、どうしても納得いたしかねます。できれば総理大臣なり、あるいは安本長官なり、大藏大臣なりに、何で閣議でああいう、公共事業費を五百億というような、わくをきめたかということにつきまして、責任ある御答弁をお願いしたいと思います。
こういう政治のやり方というものは、私ども感心することができないのです。もつと責任ある政策を講ずべきじやないかと思うのですが、今の次官の御説明については、どうしても納得いたしかねます。できれば総理大臣なり、あるいは安本長官なり、大藏大臣なりに、何で閣議でああいう、公共事業費を五百億というような、わくをきめたかということにつきまして、責任ある御答弁をお願いしたいと思います。
司令部を通じ中國政府にお願いいたしましても、中國の内戰状態という事情にかんがみまして、はなはだその引揚げの具体化が思わしくないということでございまして、中共地区に残つておられる方については、情報もきわめて乏しく、聞くところによりますと、きわめてみな困難な生活をしておられるということで、私どもといたしましても一日も早く引揚げをさせてあげたいと存じている次第でございますが、現在の特殊なる事情及び中國の政治情勢
ないしは日本の民主化がまだ徹底してないからだという、非常に廣汎な政治的な経済的な意味に言うておる向きもありまして、大体その三つにわかれると思います。第一の船がないということは現在中央においてはあまり私は耳にいたしませんが、まだ地方においてはそういうふうに信じておる人もあるやに聞いております。これは先ほどからも申し上げましたように、日本側といたしましては十六万という態勢をくずさずに維持しております。
從つてこれは政府部内の問題になりまするが、大体今までは予算の編成その他行政整理という大きな点だけが、政府部内で盛んに論議されて参りましたので、この問題にまで触れませんでしたが、一應予算も済みましたので、速急にいわゆる政治問題としてこの問題を扱つて、そうして今御希望せられる趣旨の、逓信省に運用方を還元するという方針を、近いうちに実現したいと考えております。
治安は、維持されなければならないが、現在の政治的な動き全体を見る場合に、警察電話の動きが、かつて特高が專用電話を持つておつたと同じように——小澤君がいるから大丈夫だろうけれども、そういうふうになつてはならないと考えます。
(「どれくらい出ておるのか」と呼ぶ者あり)次に文教政策の遂行に必要な予算の獲得につきましては、文部大臣として最善の努力を盡しておるのでありますが、現下の政治的、経済的諸條件の嚴しい制約を受けまして甚だ困難な状況にあることは、文教の責任者といたしまして、誠に遺憾に堪えないところであります。
更に又民主政治は國民の輿論を尊重し、國民のすべてに対して公明にして納得の行くべきものでなければならないのであります。政党の態度も亦多数の意思によつて決定され、而も特に政党はその政策に忠実でなければならないことは申すまでもありません。
私が民主政治確立のために、二大政党の組織で行くべきであるということは常に申している通りで、田中君においても御承知の通りであろうと思うのであります。これを外國の例に鑑みて見ましても、民主政治がよく行つている國は、多くは二大政党対立の形において民主政治が行われているのであります。
しかし現下政治的、経済的條件のきびしい制約を受けまして、非常な困難に直面しておるのであります。從つて予算における、お説のような教育文化費の優先性を保持できなかつたということは、まことに遺憾にたえないところであります。 次に、六・三制の建築費補助予算につきましては、まだはつきりと確定したとは申し上げられません。なお関係方面と折衝継続中であります。
すなわち私の民主政治確立の理想は、二大政党が相対立して民主政治の基礎をなしたい、この考えから、いやしくもわれわれと志を同じゆうしている政党政派は、ひとり民主党の諸君のみすらず、その他の政党の諸君においても、同じく政局に立つて天下のまつりごとをなしたい、こう考えるものであります。
いかなる時代でも、特に今日強力な政治力が要望せられ、今や数の上ではそれが実現して來ておるのでありますが、しかし強力な政治力が行われるためには、強い政治的信念を持つことが必要であり、それと同時にその信念が正しい科学的な判断によつて裏づけられていなければならないと思うのであります。
今は占領治下のことでありますからなかなか政府の思うようにはならんかも知らんけれども、併しながら日本の再建に立す上において、折角いわゆる四面環海の島國で以て、現在は内地における鉄道と汽船とが相爭つておる時代ではありますけれども、將來はやはり海外に伸びなければならん運命を持つておる、だから私はこれは如何に関係方面と雖も、一方を潰して一方を生かすということがあるべきものではない、政治の方から考えて見ましても
ただ鉄道一本で、安い運賃で独立採算制を採つて行こうというのは、どうも私苦しいときに助けられたことを、率直に忘れられて、海運というものを度外視して、鉄道の線一本で行こうという工合に考えておるのですが、その点を何とか少し、海運当局とのお話合で、お互いに互讓の精神で助け合いを進めて行く、私は恐らく鉄道も將來又海運の方において大いに助けられなければならんときが來よう、かように考えておるので、何とかそこを一つ政治的
その際、今までいろいろ議論をいたしましたが、政調会とせられましたは、單に今私が御説明申上げましたような案では、一應機構の縮少にもなるし、行政の簡素化或いは整備といつた方面からいえば、その目的は達せられるが、併し一方においてやはり縣の方の要望も非常に強いので、政治的な考慮というものを拂う必要がある、そういう意味から府縣に移讓し得るものがあるならばできるだけ移讓するということを考え、或いは又他の方法といたしましては
○島田委員 私は過去のできごととして先般も申し上げたのでありますが、終戰直後間もなく、当時の事情としていろいろ会計檢査員から指摘されるような件であつても、当時の実情から推して、われわれが実際に政治を行う上で、予算を相当生きた使い方をする上から大体うなずける件が多い、かように思つておるのでありますが、ただその事件の内容に至つては、二通りあると思います。
若しもそういうふうに見て頂くと、緑風会の政治的性格そのものが変つて参りますので、この点は板野先生の認識を是正して頂きたいと思いますが、私もむしろ、同じ自分の政党から作つておる政府でありますので、むしろ民自党の方を全部割愛して頂いても結構であるし、或いは何か代表質問として一名ぐらいの程度で止めて頂けば、或る程度小会派の方々に友情を以て時間を割当て頂けると思うのですが、そういうふうに一つ御勘考願つたらどうですか
それでありまするから、極めて嚴正公平な政治上の批判をするということの使命を持つておりまするから、質問をなくするというわけには私は行くまいと思う。例えば矢野君の言われた人員を整理する、遠慮するというようなことについては、会派に帰りまして御協議を申し上げます。
○矢野酉雄君 中村委員の中村委員としての御意見は御尤もと思いますが、片山氏が内閣を取つておつたときも、或いは芦田氏が内閣を取つておつたときも、緑風会の会員で大臣を勤めた連中がおりましたし、次官を勤めた者もありますし、御批判はどうであろうとも、緑風会の政治的性格としては、團体としては大臣を送らない、次官を送らないという根本的の……これは未だ曾てないような一つの政治結社でありますから、これは理論においてはいろいろな
そういう点が非常に疑いのある政治になると思う。そこで私は心配いたしましてこのことをお尋ねするのでありまして、あなた方の方から農林省に勧告なさつたことがあつたならば、そういう実例を聞かしていただきたいと考えます。
農林省の割当の上に調査廳があつて、民間の供出を調査なすつて、その供出の結果が惡かつたか、よかつたかということが檢察廳にまわるなどということは、非常に政治的に眺めてもよろしくないことであります。そうでありますから、一番貧弱な正直な農民が、この割当の惡かつたことの影響を受けて自分が罰せられる、こういうことになつてしまいますから、正しい政治というものは行えないことになるのであります。
それから恐怖政治とか何とか申されましたけれども、われわれが國民を対象とする場合でも、だれでもかれでもやるということではなくて、これはどなたも御異議がないと思いますが、統制の根幹をゆるがすような惡質、重大な違反をしたときには、檢挙しなければならないというのでありまして、違反した者は、だれでもかれでも恐怖政治的に檢挙、処罰しようというのではないのであります。この点も御了承願いたいと思うわけであります。
○木下源吾君 それではお伺いしますが、とにかくこの整理の目的というものがはつきりしておるのですが、そこでこれは、併しながら総括的には政治的な問題になつて來るというように大体今お聞きしたのですが、一体この政治的な問題としてその題目は取上げられておつても、実際の内容に入れば遠つて來ると思うのです。
政府はポツダム宣言及び九原則を含むその他の管理政策を、熱意を以て(嘘を言うな」と呼ぶ者あり)誠実に遵守履行し、國民は挙つて経済的愛國心により売主経済並びに民主政治を確立し、世界列國が一日も早く栄誉ある國際社会の一員として、我が國を迎うるに至らんことを、國民諸君と共に熱望して止まないのであります。
昨年末マツカーサー元帥が述べられましたように、経済的に眞の自立がない所には永遠に政治の自由と独立とは期待し得ないのであります。又表面的な生産上昇に目を奪われ、ともすれば健全な生産の基礎と資本の蓄積とを疎かにする結果は、我が國の企業を弱体化しまして、將來各國企業との自由競爭場裡に立ち得ないものとする虞れが多く、我が國百年の大計として採り得ないところであります。
(拍手) 同時に、さきに引用いたしました通り、経済上の自立なきところ眞の政治の自由と独立とは望み得ないのであります。われわれ日本國民が、みずから額に汗することなく、いたずらに他國の援助によつて徒食するならば、われわれは祖先と子孫とをはずかしめるものといわなければなりません。
昨年末マツカーサー元帥が述べられたように、経済的に眞の自立がないところには、永遠に政治の自由と独立とは期待し得ないのであります。また、表面的な生産上昇に目を奪われ、ともすれば健全な生産の基礎と資本の蓄積とをおろそかにする結果は、わが國の企業を弱体化し、將來各國企業との自由競爭場裡に立ち得ないものとするおそれが多く、わが國百年の大計として、とり得ないところであります。
(発言する者あり)政府は、ポツダム宣言及び九原則を含むその他の管理政策を熱意をもつて誠実に遵守履行し、國民はこぞつて経済的愛國心により自主経済並びに民主政治を確立し、世界列國が一日も早く栄誉ある國際社会の一員としてわが國を迎え入れるに至らんことを、私は切に國民諸君とともに希望するものであります。
それが少数で分離した以上、多数が本家であることだけは、民主化されたる立憲政治下においては疑いなき事実であつて、少数をもつて過去の総裁であるけれども、いつまでも本家などという旧式の観念は今の議会には通らぬと、大野先生はさすがに喝破されております。そういう点で民主自由党の諸君の思想のあらましを御想像申し上げることができて非常に愉快であります。
○椎熊委員 それはおかしい三十七名も國会議員が團体を結成して政治行動をともにして、他党と分離しているのにたつた七名でも一つの党派として認められている現実であるのに、三十七名ある、あるいは三十三名あるものを議会内で一つの團体として認めないという不合理はどこにありますか。
但し現在の國際情勢なりその他からいたしまして、その時期が熟しておるとは決して考えておらないのでございまして、入口対策上の意義とそれの実現についての國際政治情勢並びに國内的のこれに伴うところの情勢といたしましては、現在明らかに成熟はしていないというふうに考えておる次第でございます。
民主主義の政治が施かれている世の中と言いましても、政治は殊に弱い苦しんでいる者を助けることを任務とする厚生行政におきましては、声なきに聞かなければならないと固く信ずるのであります。しかるに最近遺族の中からはまだ弱いながらもだんだんと声をあげて來たのであります。これはいよいよほんとうに精神的に物質的にせつぱつまつて来たからであるように思うのであります。
声が低いがゆえに、力が弱いがゆえに、しいたげられなければならないということは、民主政治に反するものでございますから、そういう声のない、力の弱い者に向つてこそ、積極的に厚生当局は血のある政策をおとりになることを要望いたします。今後この身体障害者に対する福祉法が一日も早く法律として出て、世の中の身体不自由者の方方のお役に立つ日が來ることを切望して私の質問を終りたいと思います。
これはきわめて唾棄すべきことでございますが、われわれは大体政治の運行上かようなことはないと思つてやつておるのであります。しかしながら大勢の人間の中でありますから、特別な例外としてかような事実が過去にあつたかもしれません。
そうすれば人事院会議を開いて、そうしてその決議に基いて政府に勧告するなり、ただいま國会が開会中であるから、人事院としては、人事行政の面を担当する責任官廳として、当然そういう意見の発表なり、——政府がかりに五割切ろうとか、二割切ろうとかいうことを、財政の問題とか政治的の問題から言われましても、人事院としては、これについてはこういう見解をもつているということが表明されなければ、人事官として、第五條に規定
政府の行政整理ということがやかましく言われており、先日來淺井人事院総裁は、この政府の整理は政治的整理であつて、人事院ではこれに関與しないということを明確にしておられる。しかるに三月三十一日にいたつて、この人事院規則をつくつて、そうして七十八條の本人の意思による降任または免職を動かすということになれば、人事院総裁はどんなきれいなことをおつしやつても、結局政府の行政整理に協力するという結果が出て來る。
私はもちろん予算が予算通り使途されることを望むのでありますが、何を申しましてもまだわが國の経済不安というものは今後相当続くかもしれないし、今日の状況から推して神や佛ではない限り、ここでそんなことを十分確信を持つて御返事もできないだろう、それで未然にそういうことを防ぐということも必要であるが、同時にわれわれの解決し得ない点でどうしてもそういうことが起りやすく、またやらねば当然予算が適当に生きた政治の上
こういうことは今日民主主義政治の場合には断じて許されないのであります。
法第二十七條は御承知の通り「すべて國民は、この法律の適用について、平等に取り扱われ、人種、信條、性別、社会的身分、門地又は第三十八條第五号に規定する場合を除くの外政治的意見若しくは政治的所属関係によつて、差別されてはならない。」
十割切れということになつたら、あなたは、十割切つてはチープなサービスも、能率も上りませんというふうなことについて、積極的な意見も、建言も、調査の発表等も、そういうことをなす必要がなくて、それは純然たる政治問題で、人事院の関知するところにあらずというような、ばかげた態度で、坊主主義でおやりになるのですか。
いわゆる一國の政治経済に重要であり、特に又國民生活上に死活の問題を與えるところの極めて重要なる本予算が、僅か短期間の内に審議をせなくちやならんというようなことは、これは全く前例のない即ち政府の方策でありまして、かくのごときことはいわゆる國会の審議権を非常に尊重しないところの態度であると思いまして、この点につきまして、この三つの理由によつて本暫定案に対して反対の意を表明するものであります。(拍手)
それは恐らく現在の日本の経済情勢と、それからこの財政法規との間にギヤツプがあるということが起るのでありますが、併し問題は、そのように財政法のいいところの諸面を十分に履行することができないというのは、それはいわゆるそれに当つておるところの政治勢力の無能を表明するものであります。