2014-05-14 第186回国会 参議院 国の統治機構に関する調査会 第4号
私自身は、衆議院だけではなくて参議院も視野に入れた上での政権形成というものを考えるのがよいであろうというふうに考えておりますが、これはちょっと今回のテーマを外れますので、ここでは深入りしないことにいたします。 いま一つ、ここまでのお話で少し気になったところを付け加えますと、政治主導、政治の優位ということがこの間非常に強調されてまいりました。
私自身は、衆議院だけではなくて参議院も視野に入れた上での政権形成というものを考えるのがよいであろうというふうに考えておりますが、これはちょっと今回のテーマを外れますので、ここでは深入りしないことにいたします。 いま一つ、ここまでのお話で少し気になったところを付け加えますと、政治主導、政治の優位ということがこの間非常に強調されてまいりました。
わりましたんですが、議会のことについて言えば、連邦議会について、比例代表で選ばれていて、当時、二つの大きい政党と一つの中ぐらいの政党があって、これでしたらうまく回っていたんですが、現在は二つ大きく、これもかなり小さくなってしまいましたが、一応二つ大きくて、残り三つぐらい出てきますと政権の形成が非常にうまくいかないということで、私は、比例代表制を論じる方は、議院内閣制の下で比例代表をやるならドイツの例をよく見て、政権形成
宮内庁は皇室の財産の管理が仕事ですから、管理すべき古墳はどの時代のものからなのか、これは大事な点なんですが、諸説あるものとして起源がわからないと言い出すと、そこで官房長官に伺っておきたいのは、弥生時代のものからか、邪馬台国の時代の、同時代のものからか、ヤマト政権形成過程のものからなのか、あるいはそれ以降のものなのか、どこからを皇室用財産の管理の中に入れるか、これはやはり明確にしておくことが必要だ。
衆議院が政治の論理、数の論理に左右されることはある面でやむを得ないとしても、参議院は政権形成から一定の距離を置くということは重要な意味を持つとしています。 主要国ではおおむね二院制を取っていますが、それは、一院だけでは重要法案について慎重で的確な判断ができないこと、審議に時間を掛けることによって世論への浸透、変化を国会に反映できる等、人類の英知が結集した制度であるからです。
衆議院が、内閣形成の主導権を持つだけに、言わば政治の論理、数の論理に左右されるということはある面でやむを得ないとしましても、参議院は政権形成から一定の距離を置くということは重要な意味があります。
京都大学の野田教授もこうした指摘をなされておりますが、政権形成の手続を重視することこそ議会制民主主義の基本である、あるいはまた選挙時の立場も公約も放棄し、自由に連立政権をつくれるというのでは政党政治は成り立たない、こうした指摘をしておられるわけでありますが、その具体的な国民の批判がさきの参議院愛知再選挙の結果ではなかったかと思うわけであります。
憲法上政権形成に直接強く結びついている衆議院で小選挙区制を採用し、他方参議院に徹底して比例代表制を導入するというようなことになろうかと思うんです。 こういう理論で言うならば、一つの議院で定数を分割してその両原理を併用させようという並立制は感心できるものではありませんが、政府は双方の長所を補完し合うものだと説明をしております。政治は妥協の産物です。