1975-12-18 第76回国会 参議院 農林水産委員会 第5号
その政府管理米の中で自主流通米と、それから政府配給米として内地米の上、特上、特、並、そして標準価格米というように……。自主流通米というものと、それから政府配給米、いわゆる政府が買い取った銘柄米、これをこちらでは格差を一俵八百円つけて売却している。それで、これが千九百九十円に化けているんです、東京の場合には。明示してないです、明確に明示してないんです、これ。こういうやり方で結局格上げして売っている。
その政府管理米の中で自主流通米と、それから政府配給米として内地米の上、特上、特、並、そして標準価格米というように……。自主流通米というものと、それから政府配給米、いわゆる政府が買い取った銘柄米、これをこちらでは格差を一俵八百円つけて売却している。それで、これが千九百九十円に化けているんです、東京の場合には。明示してないです、明確に明示してないんです、これ。こういうやり方で結局格上げして売っている。
販売業者の月初めの手持ち数量というのは、政府配給米と自主流通米の合計の数量でしょう。合計ということは、政府の配給米に自主流通米を足さなければ合計にならないわけですよね。足す方がわからないということは、これはXということですか。
「食糧事務所長は、販売事業者から、在庫差益のうち適正を欠くものとして、食糧庁長官が別に定めるところにより算出した額については、これを国庫に納付する旨の誓約書を原則として八月二十二日までに徴」しなさいと、そしてこういうことは「販売事業者が米穀の政府売渡価格の改定に伴い、その所有する政府配給米について不当な在庫差益を利得することのないよう政府米の売却等に際し、厳正に指導するものとする。」
あわせて配給の取り扱いもおのずから一PPM以上のものについては政府配給をいたさないということにいたしております。
そして、その自主流通米が予定数量を下回って、いわゆる総需要量に残が出た場合には、当初割り当ての政府配給米と自主流通米との割合に応じて、政府の配給米についてもワクを残す、こういったふうな通達を具体的に出されているわけですけれども、これでは、自主流通米の販売を小売店に対して政府が強制し、督促をしているというようなことになるのじゃないかと思うのです。この点について、いかがですか。
○芳賀委員 その他当委員会で取り上げた秋田県下における政府配給米の逆ざや事件が報告されておりますか。 それとあわせて、いま報告の中にあったと思いますが、日本通運の福島支店の丸紅事件に連座する不正事件等についてもどうなっておりますか。
米価が上がるか下がるか、消費者は考えてみることだと思いますが、このごろ米屋の店頭には自主流通米が大きい幅で飾られ、政府配給米を買いに行く人は片すみに並べられたものを肩身を狭く求めていかなければならないというのが実情だと聞いております。諸物価が上がり、公共料金を軒並みに価上げして、不況だというのに物価の抑制すら政府は考えていないようにも思えます。
そこで、はずれた後に末端価格が上がるかどうかという問題でございますが、現在でも、自主流通米の価格は、もちろん品質のいいものを農協としても生産者からも政府より高く買って末端でもいいものを売るという主義でございますから、もちろん配給米よりは高い状態でございますが、しかし、経済的には、もう私が申すまでもなく、政府配給米の値段というものに経済的には関連を持ちまして、簡単に言えばまあ足を引っぱられるというようなことで
それから四月以降の需給でございますが、大体四月以降になりますと、毎年、自由米の影響というものが政府配給米の消費のほうに影響がない時期に入ってまいりますので、今米穀年度の下期の消費が上期と同じように政府配給米が伸びるかどうかという点につきましては、私どもは若干の疑問を持っております。その点については十分今後フォローしていきたいと思っております。
○内村(良)政府委員 現在、政府配給米の小売りマージンは、先生御指摘のとおり六・七%でございます。これが四十六年度からは七・一%に上がることになっております。しかし、いずれにいたしましても、こういった配給品でございますから、一般の自由商品よりもマージンが多少低いというような形になっております。
○政府委員(檜垣徳太郎君) 自主流通米は、消費者の信用を第一として流通するものであるというふうな観点から申し上げまして、また政府配給米との混同を避けるべきであるという観点から、小袋詰めにして、そうしてそれに何年産、産地、銘柄の表示をさせて、消費者の信用を得て販売をするということが必要であるということで、農林大臣からの御指示がございましたので、私どもも先般自主流通米についての細部の通達をいたしました際
そういう傾向に、食糧管理制度の中でどういうふうに対応するかという一つの方法として考えたものでございまして、いわゆる政府配給米という形では対応できない面について、消費者の需要の動向に応じて、食糧管理特別会計を通じないで、政府の流通規制のもとに消費と需要を直結する形の流通を認めようとするものでございます。したがって、世に言う自由米、だれに売ってもよろしいというような形としては認められない。
最後に、自主流通制度の発足ということでございますが、政府の配給米については、消費者価格は据え置くこととなっておりますが、自主流通米については、嗜好に応じて選んだ米を食べたいという消費者の需要に応じて流通するものであって、こういう性格でありますから、その価格は特に規制はしておりませんが、その場合、自主流通米は政府の財政負担が伴わないから、その分、政府配給米よりは幾ぶん高くなることは避けがたい、このように
自主流通米につきましては、嗜好に応じて選んだ米を食べたいという消費者の需要に応じて流通するものでありまして、その場合、自主流通米には政府の財政負担が伴わないから、政府配給米より高くなることは避けがたいが、配給米の大部分を占める政府管理米の適切な操作によって、消費者米価の安定については不安はないと考えるのでございます。
そこで、おっしゃいますとおり確かに現在は政府配給米といわゆる非配給米——非配給米というのはいろいろな要因があるわけですが、それが約三割のウエートを占めている。
一方、いま申し上げましたように、政府配給米については十分あるわけでございますから、自主流通米等が著しく予想を逸脱して高水準になるというようなことであれば、これは政府配給米を十分に配給することによってある程度のコントロールができるだろうというふうに考えておりますので、年度当初見通しました物価上昇率につきましては、特に自主流通米制度の発足したことによって変更をする必要はないというふうに考えるわけであります
生産者ももちろん品質に応じたということで多少政府売り渡し米よりは高く売るでありましょうし、一方その品質に見合っているという市場機能が働きますならば、それなりに政府配給米よりも高くなるということは事実でございます。そういう意味におきまして、まず自主流通米というのが、従来の政府配給米に対しての消費者側の一つの不満である品質の選好というものを満たすわけでございます。
なお、農林大臣からも御指示があったのでございますが、現状で全量を、自主流通米を小袋詰めにするということは施設の点で難点のある地域がありますが、自主流通米、政府配給米を通じまして大型の集中精米における自動包装装置を持つものによって小袋詰めを行ない、自主流通米、政府配給米の表示を明確にして、消費者の選別ということに手がかりを与えるということ、また自主流通米の信用をそういうことによって保持していくということに
というような観点から、特に登録販売業者であるお米屋さんとしての使命を十分自覚してもらうということが、まず第一の問題になろうと思うわけでございますが、同時にまた、この併存しておるという実態からいたしまして、消費者が米屋に対して十分希望なり苦情なり言えるようなことも考えていかなければならぬわけでございまして、先般配給改善の一翼といたしまして、消費者は同一市町村内であればどのお米屋からでも米が買える、自分の好む政府配給米
で、明らかに悪質な規制、統制違反、法律違反というものが発見をされました場合には従来は勧告をするということでございましたが、今後小売り店の選択自由ということになりますれば、扱い業者にとって信用の問題がきわめて重大な問題になってまいりますので、悪質なものについてはこれを公表するということを知事あてに通達をいたしておりますが、なお業務の改善のあとが見えないという場合には私としては政府配給米、政府管理米の売
だからこのまずい百何十万トンの米を、皆さんは大都市で、政府配給米にまぜて強制的に食わせたじゃないか。だから東京とか大阪に限って、米がまずいという声が数年前から起きてきたんだ。これが最大の原因ですよ。米をまずくしたのは、過剰輸入した米を、諸君が日本の農民がつくったおいしい米に過大にまぜて強制的に食わせたためです。あれは自由販売だといってもだれも買うものじゃない。
さて、政府売り渡し米を確実に届ける方法といたしましては、いま私どもはいろいろこまかい点を検討いたしておるのでございますけれども、政府配給にかかる米について、これが政府配給米の現物であるという点を店頭に表示をさせる、そういうことで消費者の理解を求める。
また、一部十キロをこえる加配の制度をとっておりまして、現在の需給事情のもとでは、それらのことははなはだ煩瑣であるということで、これは一般消費者にとってはあまり関係がないかもしれませんが、この際政府配給米を必要量だけは受配できるという道を開くために、十キロの数量を十五キロに上げたいということをほぼ政府としては内定をいたしております。