1965-05-27 第48回国会 参議院 本会議 第22号
たとえば、今後農地の移動については、政府買収のケースも考えられているごとくでありますが、買収の済んだ農地に対して、長期間を経過してから報償金を出すごとき先例を開くということは、いたずらに耕作農地の地価を高める矛盾をあえてし、今後の農地政策の運用に重大な禍根を残すことを銘記すべきであります。
たとえば、今後農地の移動については、政府買収のケースも考えられているごとくでありますが、買収の済んだ農地に対して、長期間を経過してから報償金を出すごとき先例を開くということは、いたずらに耕作農地の地価を高める矛盾をあえてし、今後の農地政策の運用に重大な禍根を残すことを銘記すべきであります。
○説明員(丹羽雅次郎君) 御承知の通り、政府買収をいたしました土地は、一応耕地としまして農耕に使いますために売る分と、それから付帯地区といたしまして採草、放牧地あるいは林地として、その農家の経営の付帯地として売り渡すのに適するか適しないか、その分を売り渡すわけであります。これらの目的全部に適当でないと、こういうものでございます、八万町歩は。
また農林大臣に対し、七月及び十月に四十五件の訴願を提起したが、今に至るも一件の裁決がないとして、私どもに、早急に公平適正な裁決書の下付と政府買収の取り消しないし変更を措置するよう要望を受けたのであります。
次に岩手山麓開拓地でありますが、現在までに未墾地の政府買収は約九千六百町歩、入植増反約二千五百戸に達しておりますが、特に水田開発が前提となっておりますので、その水源としての岩洞貯水池の早期完成が切望されております。 次に岩手県九戸、二戸高原の開拓地でありますが、この地方は、一般にほとんど末利用地であり、かつ土地の生産力は低く、その生活状態も想像に絶するものがあります。
阿武隈川の増水のために、堤外地の農地はほとんど壊滅に帰したのでございますが、この中において、堤外地の農地保護のために小さな堤防を持っておったのでございますが、これを土取り場として売り払ったためにひどい損害をこうむった地区もあるのでございまして、この例を見ましても、堤外地の農地の保護及び政府買収の済まない民有地の処理等につきましては、急速に措置を講ずる要があると観察したのでございます。
かくして質疑を終り、討論に入りましたところ、重政委員から、本法律案に関連して、政府買収未墾地中開拓不適地の処置に関して、「買収未墾地中開拓不適地については、その調査を完了して速かに適切な措置をとること」という附帯決議の動議が提出されたのでありますが、採決の結果、全会一致を以て、重政委員の発議による附帯決議を附して政府提出、衆議院送付案の通り可決すべきものと決定いたしました。
第一九一号) 一三 国の補助による定期命令航路の設定に関す る陳情書(第一九二号) 一四 秋田県生保内駅より岩手県雫石駅に至る連 絡鉄道建設に関する陳情書(第三五五号) 一五 宇野、高松間貨物輸送力増強に関する陳情 書(第三五六号) 一六 川池線鉄道敷設促進に関する陳情書(第三 五七号) 一七 鷹巣港の避難港指定に関する陳情書(第四 四四号) 一八 北海道拓殖鉄道の政府買収
然るに政府は、この書簡に基いて、農地価格は統制を外して自由にした上に、書簡に示されていないところの政府買収の打切りと小作料値上げとをこれに便乗して行なつたのであります。明らかに書簡の趣旨に反しておるのであります。
今度提出いたしました改正法律案は、市町村農地委員会と市町村農業調整委員会の合体をとりやめた点を除けば、前国会に提出いたしました法律案とほとんど異なる点はないのでありますが、以下に改正法律案の骨子について申上げますと、まず第一は、本年七月三日以後に自作農創設特別措置法第三条に該当する小作地が生じたといたしましても、同法による政府買収は、これを行わないことであります。
改正法案の骨子を申し上げますと、第一に、本年二月十一日以後に自作農創設特別措置法第三条に該当する小作地が生じたといたしましても、同法による政府買収は、これを行わないことであります。もつとも同期日以前の事実に基いて当然政府が買収すべきであつた小作地等、いわゆる買収漏れのものにつきましては、あくまでも同法の規定を適用して、政府買収を続けることは申すまでもありません。
陳情書 (第九九号) 一九 食糧確保臨時措置法等一部改正反対の陳情 書( 第一〇四号) 二〇 主食配給の引取不能者に対し掛売制度実施 の陳情書 (第一一三号) 二一 森林技術員の待遇改善に関する陳情書 (第一一九号) 二二 土地改良事業に対する補助予算計上の陳情 書 (第一二二五 号) 二三 治山造林に関する陳情書 (第一二六号) 二四 政府買収
次に政府買収の農地で証券拂いの金額は約八億七千万円でありますが、この証券が殆んどまだ地主に渡つていないので、関係方面を督励して速かに地主に渡るようん努力せもれたいと思うのであります。又農地証券による金融は停止せられてありますが、今日地主には農地は政府に買収せられ、而も政府の買収代金支拂いは進まず、又農地証券も殆んどまだ渡つていない。