1960-04-19 第34回国会 参議院 農林水産委員会 第26号
また後刻御説明いたしますが、過剰入植地区の移転再入植でほかの地区に移るのも新規扱いいたしますが、そういう戸数も含めまして一千戸にとどめるということにつきまして、開拓行政の主力をあげて、過去に入植いたしました既入植者の開拓営農の振興対策の拡充促進ということに全力をそそぐことにいたしまして、従来行なって参りました各般の総合施策をさらに推進いたしますとともに、三十五年度からは、新たに政府融資金の条件緩和—
また後刻御説明いたしますが、過剰入植地区の移転再入植でほかの地区に移るのも新規扱いいたしますが、そういう戸数も含めまして一千戸にとどめるということにつきまして、開拓行政の主力をあげて、過去に入植いたしました既入植者の開拓営農の振興対策の拡充促進ということに全力をそそぐことにいたしまして、従来行なって参りました各般の総合施策をさらに推進いたしますとともに、三十五年度からは、新たに政府融資金の条件緩和—
新規入植地につきましては、従来懸案となっていた機械開墾方式の導入の増加と、入植者の営農類型の改訂拡充を実施に移し、これに応じて必要な補助金特に政府融資金の大幅増額を行い、営農の早期安定を期する等、開拓方式の刷新を行うことといたしました。また、既存農家の経営規模を拡大して健全農家の育成をはかるため、新たに地元増反に対し助成措置を講ずる道を開きました。
新規入植地につきましては、従来懸案となっていた機械開墾方式の導入の増加と、入植者の営農類型の改訂拡充を実施に移し、これに応じて必要な補助金特に政府融資金の大幅増額を行い、営農の早期安定を期する等開拓方式の刷新を行うことといたしました。また既存農家の経営規模を拡大して健全農家の育成をはかるため、新たに地元増反に対し助成措置を講ずる道を開きました。
また開拓者は政府の営農資金を唯一の頼みとしているのでありまして、今後この政府融資金を増額するとともに、積雪寒冷地帶の特殊性を認め、全国一律のすえ置き期間とすることなく、これを延長して営農の安定をはかることが望ましいのであります。