2002-03-25 第154回国会 参議院 予算委員会 第16号
新大綱は、温室効果ガスの一九九〇年比六%削減という京都議定書の政府約束を、森林吸収三・九%と革新技術開発と国民各層の努力二%で賄おうとしています。この二つで、五・九%でほぼすべてです。産業界や運輸部門の比率は少なく、これで実効性ある対策と言えるのでしょうか。
新大綱は、温室効果ガスの一九九〇年比六%削減という京都議定書の政府約束を、森林吸収三・九%と革新技術開発と国民各層の努力二%で賄おうとしています。この二つで、五・九%でほぼすべてです。産業界や運輸部門の比率は少なく、これで実効性ある対策と言えるのでしょうか。
あれは民間のレベルでやったものが、いつの間にやら何か政府約束みたいな形になってしまったために追い込まれるということがあった。これになってはいけない、結果重視、数値目標、これはいかぬということで、我々は真っ正面から実は反論をしたわけです。しかし、先方も、自分たちはただ尺度をあれして制裁するものじゃないんだよというような話なんかありました。しかし、いずれにしましてもあのときは不調でした。
そういうことであれば、いまのお答えのような状況でいけば、政府約束の六・四%は確実に実現できる、こういう見解ですか。