1963-02-28 第43回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第7号
従来の場合を見ますと、政府手持米の安売りというような事態はいつも行なわれております。飼料のみならず、米麦の安売りということは行なわれております。今回は、救援米類似の食糧確保対策というものは今まで講じられておりますが、従来の災害にとられたような人々に対する米麦の安売り措置というようなことも私は必要であると思います。それらもあわせてこの二点を御答弁をお願いいたします。
従来の場合を見ますと、政府手持米の安売りというような事態はいつも行なわれております。飼料のみならず、米麦の安売りということは行なわれております。今回は、救援米類似の食糧確保対策というものは今まで講じられておりますが、従来の災害にとられたような人々に対する米麦の安売り措置というようなことも私は必要であると思います。それらもあわせてこの二点を御答弁をお願いいたします。
ですから、北海道としては、飼料対策は、むしろ農家の飯米対策よりも重要な問題になってきておるわけですが、これに対しては従来農林省としても特にこうやったというような積極的な前例はないわけでして、わずかに政府手持米の払い下げとか、そういうようなことが行なわれましたけれども、今回の災害対策として、飼料対策はぜひ政府としても講ずべきであると思いますが、これに対するお考えがあれば伺いたい。
六、被害農家の食糧不足に対しては、必要に応じ政府手持米麦の特別売却及び代金延納の措置を講ずる。 七、干ばつのため異常発生した杉のアカダニ等の防除に対しては、補助金を増額する。 八、造林地並びに苗圃の干害に対しては、補植に対する適切なる助成を行う。 右決議する。
○羽生三七君 もう一つ、ついでにお伺いしたいんですが、三十一年度政府手持米のこの線の最高のものだと思うんですが、戦前の自由販売時代の政府手持米の平均数字というか、その辺のところはおわかりになりますか。
そうして、政府手持米は九州五県と山口県関係で二十六万六千トンもあるから、炊き出し用にも一般配給用にも心配はない、人心の不安と闇値の高騰に対して、政府米の放出をするという意向を明らかにされました。山縣厚生大臣は、板付の飛行場に着くと直ちに、災害救助法の救助の費目をかくかくのごとく上げると新聞発表をいたしました。
ただ、この食糧の関係につきましては、幸いに九州各地にございます政府手持米の在庫はかなり豊富にございますから、処置を誤まらなければ、この点についその不安は万ないであろうと、万全を期して行く所存でおるわけでございます。
○根本国務大臣 政府手持米の配置の詳細の状況は、食糧長官から御説明いたさせまするが、現在輸送の関係もおおむね順調でございまして、大消費地についすもどんどん回送いたしておりまするので、現在不安ないものと思つております。
今回の統制撤廃による政府手持米を急速に増強するため加州米を三十四万トン輸入する予定だと、先ほど根本農林大臣も言つておりました。ところが、このトン当りは百五十ないし二百ドルという高い値段でございます。これに要する補給金は約五十二億円となりまして、首切りによる二十億や二十五億の人件費の節約と比較いたしまして、二倍以上のむだな補給金を使うのであります。
食糧営團保管米の一千二百二十八俵、政府手持米一千五百三俵、合計二千七百三十一俵の被害に加えまして、輸入食糧の半数以上が水浸しとなつたことは誠に遺憾の極みでございまして、この責任の所在は当然明らかにされなければならないものと存ずるのでございます。