2010-03-08 第174回国会 参議院 予算委員会 第7号
鉄道インフラの市場規模は世界的にも成長産業であり、約二十兆円規模の市場になると予測されていますので、是非とも、日本の高速鉄道の安全性や正確さなど品質の高さを強みとしてアメリカやブラジル、アジアなどの世界各地で計画されているプロジェクトに参入をしていくべきだと考えておりますが、いわゆるビッグスリーや韓国、中国などの日本の競合相手は、政府、国鉄、メーカーが一体となって受注獲得に向かっています。
鉄道インフラの市場規模は世界的にも成長産業であり、約二十兆円規模の市場になると予測されていますので、是非とも、日本の高速鉄道の安全性や正確さなど品質の高さを強みとしてアメリカやブラジル、アジアなどの世界各地で計画されているプロジェクトに参入をしていくべきだと考えておりますが、いわゆるビッグスリーや韓国、中国などの日本の競合相手は、政府、国鉄、メーカーが一体となって受注獲得に向かっています。
我々が二十四年前、政治家になったころ、国鉄の問題が大きな問題でございましたが、かつて政府、国鉄の例になる、運賃決定を始め多くの権限が政府と国鉄に二元化される。地元から陳情に行ったら、国鉄に行くと運輸省に行け、運輸省に行ったら国鉄に行けと、本当にその繰り返しでございました。まさに、動きが取れない時代のまま巨大な負債だけが残る結果となりました。
○翫正敏君 運輸省に国鉄の民営化の問題に関してお伺いしたいんですが、政府、国鉄清算事業団が百十二件にも及ぶ地労委の命令を無視して、今年三月三十一日に千四十七名の大量解雇を強行したわけでありますが、全く不当なことであると思います。地労委の命令がこうして出た以上は、当該の職員が地元のJR各社へ採用を希望するのは当然だと思うわけであります。
まあ少なくとも責任ある方々の答弁であるから部下職員がそれを越えてまでも不当なことはやるまいということで政府、国鉄当局の誠意を私は期待しておったわけです。 ところが、六十二年の二月十二日を境にして、今労働省からも発表があったようにもうあちこちで労働委員会の議論が続いている。件数も二百件近いですね。こんなことは日本広しといえども少ない事例だと思います。
○政府委員(林淳司君) ただいま御質問の点でございますが、国鉄改革関連法の成立を受けまして、政府、国鉄一体となって来年四月の新会社発足に向けて準備を進めているところでございます。 準備作業の中で最も時間を要する、かつ、しかも重要な問題は職員の採用手続でございます。
御指摘のように、いずれにいたしましてもこの再就職の促進に万全を期さなくちゃならぬわけでございますが、政府、国鉄、関係機関が一体となってきめの細かい対策を今後展開してまいって、雇用不安を起こさないようなことでやりたいと考えております。
現に、全国鉄労働者の身分、労働条件にかかわる重大な事項につきまして団体交渉を拒否し、さらに我が党が資料を示して追及したいわゆる強制収容所と言うべき人材活用センター、東電工、松山駅、川崎駅、小田原、平塚、熱海の電力区、新潟鉄道管理局等々において差別選別の不当労働行為を、政府、国鉄当局が憲法、労働組合法、労働基準法に違反して露骨に推し進めているのであります。
そこで、政府、国鉄及び設立委員、こういう立場では、国鉄改革の実施内容について国鉄労働組合と十分に交渉や協議をしていく、話し合いをしていく、こういうことが私はなされなきゃならないと思いますけれども、いかがでしょうか。そして、それは単に法律形式論を盾にとったようなものではなくて、本当にお互いがひざを詰め合わしたところの誠意あふれた話し合いでなきゃならない、こう思うのでありますが、大臣、いかがですか。
しかしながら、国鉄分割・民営化の出発点となった臨調答申は、政府、国鉄が進めてきた国鉄の経営改善計画の達成が困難なことを分割・民営化の重要な論拠にしておりました。ところが、経営改善計画の目標は超過達成されており、臨調の見通しと論拠は今や崩れ去ったのであります。
また、この過程におきまして、清算事業団の労働条件につきまして国鉄当局と国鉄の労働組合が団体交渉を行う場合は別といたしまして、政府、国鉄、設立委員のいずれにつきましても法律的には私は新会社の労働条件、雇用の場の確保等について現在の国鉄の労働組合と団体交渉を行う立場にはないと思いますが、実質的に国鉄改革を円滑に実施をしていくために、私は必要に応じ労働組合と意見を交換する場合もあると考えております。
○政府委員(吉田耕三君) 我々は、監理委員会といたしましては統計的に私鉄並みの生産性ということで処理したわけでございますが、政府、国鉄の方ではこういう回帰式とは全く別のやり方で、全国を積み上げ計算で最大限の効率化を図るという観点から、各種実態に応じて積み上げ計算をやって、そして十八万六千人体制で現に十一月から列車が運行されているわけでございます。
以上から、国鉄の経営を圧迫した要因は明らかにこの資本費にあり、借金による設備投資による利子負担と償却負担にあることは明々白々たるものでありますし、その責任が政府、国鉄当局にあることもまた明々白々たるものであります。しかも問題は、この償却前赤字となったのが昭和四十六年であります。
ですから、そのことを考えてみただけでも、いかに日本の政府、国鉄が、損益を度外視いたしました、度外視するというよりも、交通弱者の問題をモータリゼーションの世の中において何とかひとつ守ってあげよう、それと全国平準に交通を確保してやろうとする温情あふれる措置がないかという点は、私が今申し上げた数字だけでもわかるじゃありませんか。その点についていかがですか。
また実際上も、中曽根総理を先頭に政府、国鉄一体となった雇用対策が展開され、着実に成果が上がりつつあることを多とするものであります。政府案は、雇用対策についても十分きめ細かい配慮がなされていると考えるものであり、これが本改革八法案に賛成する第三の理由であります。
また実際上も、中曽根総理を先頭に、政府、国鉄一体となった雇用対策が展開され、着実に成果が上がりつつあることを多とするものであります。 政府案は雇用対策についても十分きめ細かい配慮がなされていると考えるものであり、これが本改革八法案に賛成する第三の理由であります。
このため、政府、国鉄は、昨年七月の国鉄再建監理委員会の国鉄改革に関する意見を最大限に尊重する旨の対処方針に従い、分割・民営化を基本とする国鉄改革に総力を結集して取り組んでいるところでありますが、これと並行して、日本国有鉄道の経営する事業の再建の推進に関する臨時措置法第三条の規定に基づき、国鉄の経営する事業の適切かつ健全な運営を実現するための体制整備に資するために緊急に講ずる必要があると認められる事項
今日の国鉄経営の危機が、輸送構造の変化による旅客、貨物輸送の低下が大きく影響してきたことは認めますが、これらの変化に適切に対応し切れなかった政府、国鉄当局の施策の失敗、なかんずく政治による不当介入が、独立採算制を基本とする国鉄に借金による膨大な設備投資を強要してきたことがその大きな原因となっていることは明白であります。
今後、政府、国鉄においてさらに検討を進め、これに極力上乗せを図ることとしておるところであります。 特定地方交通線の問題については、代替輸送の確保を図ることとなっており、公衆の利便を著しく阻害するというおそれはないものと考えております。
政府及び国鉄再建監理委員会は経営破綻の原因について、一、全国一元の巨大組織による経営という公社制度、二、モータリゼーション等の大きな変化に対応できなかったことなど考察されるとし、その責任も政府、国鉄関係者等々複合的と述べておりますが、政府の責任が最たるものであります。 そこで、総理にお尋ねをいたします。
このような現場の状況を見るにつけ、政府、国鉄が現在のような国民と国鉄職員に背を向けた政治姿勢をとり続け、将来に決して夢を持てない施策のごり押しを続けるならば、必ずや国民の強い批判を受けることは明らかであります。(拍手) 次に、本法案に対する主な反対理由を具体的に申し上げます。
(拍手) 政府、国鉄は、昨年七月の国鉄再建監理委員会の意見を最大限に尊重し、明年四月一日から分割・民営化を実施することにより、国鉄の抜本的改革を図ることといたしておるところでありますが、これと並行して、五十八年の国鉄再建臨時措置法第三条の規定に基づく各種の経営改善のための緊急措置を講じ、適切かつ健全な事業運営を実現するための体制整備に資するよう努力を傾注しているところであります。
政府、国鉄は、昨年七月の国鉄百姓監理委員会の「意見」を最大限に尊重し、明年四月一日から分割・民営化を実施することにより、国鉄の抜本的改革を図ることとしているところでありますが、これと並行して、五十八年の国鉄再建臨時措置法第三条の規定に基づく各種の経営改善のための緊急措置を講じ、適切かつ健全な事業運営を実現するための体制整備に資するよう努力を傾注しているところであります。
○梅田委員 すぐに私は頭にくるんだが、審議官、あなた、過去に運輸省なり政府、国鉄当局はどういうことをやってきたかという反省がちょっとでもあるのですか。先ほど私、大臣に申し上げたように、一挙に十カ年計画を三倍化したでしょう。あなたはそのときの担当官じゃないけれども、しかし、政府としては、運輸省としては、これで行けます行けますと言ったわけだよ。それが失敗したわけでしょう。
したがいまして、その目途といたしましては、少なくとも現状を政府、国鉄の力の範囲において少しでも悪化を防ぐ、ないしは改善を図るということがめどでございまして、その中で特にこの二点は、法律上の措置としてお願いをする、こういうことでございます。