1999-03-01 第145回国会 参議院 予算委員会 第7号
同時に、前から言われております小さな政府、スリム化ということをやらなければいけないので、そのスリム化については、いわゆる橋本行革の段階では、郵政省の中に郵政庁をまず設立し、さらにそれを郵政公社にするという一つの大きなスリム化の、スリム化と言うとあれでございますが、一つの透明性を求める改革がなされましたが、それに加えて小渕内閣では同様の、同様のと言うと語弊がございますけれども、八十四機関について独立行政法人化
同時に、前から言われております小さな政府、スリム化ということをやらなければいけないので、そのスリム化については、いわゆる橋本行革の段階では、郵政省の中に郵政庁をまず設立し、さらにそれを郵政公社にするという一つの大きなスリム化の、スリム化と言うとあれでございますが、一つの透明性を求める改革がなされましたが、それに加えて小渕内閣では同様の、同様のと言うと語弊がございますけれども、八十四機関について独立行政法人化
ということは、表では政府スリム化と言いながら、明治政府の官僚主導の国家経営ということを裏では維持するという決意をあらわしたということでしょうか。国民中心、市民中心を掲げてきた我々民主党の立場からすれば、ここはどうしても、富国ではなく富民という言葉を選ぶということになると思います。まさにこの点にこそ、民力を掲げる民主党と、国家主義を中心とする自民党政治の最大の対立軸がはっきりわかるのであります。