先般本小委員會發足の際、第一着手として化學肥料の問題を取上げることに方針を定め、爾來政府當局及び民間業者等より資料の提出竝びに説明を求め、鋭意調査研究せるところ、化學肥料増産の隘路は、硫化鑛の生産不振にあり、硫化鑛不足のため肥料の生産が抑えられ、燐鑛石、アンモニア等を放置あるいは他に流用しつつある現状である。
委員長 伊藤卯四郎君 理事 岡田 春夫君 理事 青柳 高一君 理事 生悦住貞太郎君 今澄 勇君 衞藤 速君 松本 七郎君 生越 三郎君 庄 忠人君 西田 隆男君 三好 竹勇君 有田 二郎君 平島 良一君 深津玉一郎君 淵上房太郎君 山口六郎次君 高倉 定助君 出席政府委員
この點はすでにせんだつての質問の際に政府委員の答辯によつて政府もまたその必要を認められておることが明らかになつたのであります。つきましては、この全面的改正に關しましては、國會として至急立案すべきものと考えるのでありますが、諸般の現實の情勢に鑑みましても、政府側でも至急これが實現のために努力せられんことを望みます。
佐々木鹿藏君 飯田精太郎君 江熊 哲翁君 岡部 常君 奥 むめお君 高田 寛君 東浦 庄治君 姫井 伊介君 川上 嘉君 國務大臣 大 藏 大 臣 栗栖 赳夫君 國 務 大 臣 米窪 滿亮君 政府委員
御承知の二・一スト中止命令が司令部から發せられました當時、政府と組合との間は對立状態のまま何等妥結に達した事項はなかつたのでありますが、その後政府側から給與改善に關する試案を提出し、組合側も遂にこれを承認し、これによつて政府職員の給與水準は、從前の平均月收六百圓から千二百圓に引上げられ、本年一月分に遡及實施せられたのであります。
それでは政府の御説明を煩わします。
一體事務當局竝びに政府當局は、和歌山縣及び高知の問題に對しては今まで何をしておつたのか。そのことについてまず御答辯をいただきたい。 さらに問題は實に莫大なる金額に對する、あるいは物資に對する處置を要するものである。今後はぜひ安定本部長官、それから内務大臣及び農林大臣が本委員會に出席せられんことを希望します。
政府の腹が單に東北五縣に對して二億圓程度をもつてというようなことでは承服できません。この際農林當局のように具體的に何縣にはいくらやる見込みでかくのごとき豫算を組んだものであるという御説明を願いたい。 その次に資材の面であります。今日東北五縣におけるいわゆる治水事業の問題につきましては、セメントであるとか、鐵材であるとか、鐵線であるとか、いろいろな點において不便を害じております。
○田中(健)委員 ただいま政府から配付されておる資料でありますけれども、これには港灣關係ははいつておりません。私は今囘調べましたが、港灣が相當被害をこうむつております。それから電力關係、發送電關係が非常に損害をこうむつておる。山形縣の最上川方面のある地方においては、二百五十本も電柱が流れておる。こういうような状態を私は目撃してまいりました。また各方面とも大小そういう被害を受けておる。
どうぞ國会におきましても、政府におきましても、亦民間におきましても、眞劍にその方策を立て、哀れなる人を助け合う氣持で邁進しなければならんと信じておるのであります。以上で私の自由討議を終わりたいと思います。 〔各派の指名者、発言者の許可を求む〕
○高橋啓君 只今政府が住宅問題に対する所見を述べられたのでありますが、住宅は政府が言われた通り全く民生安定のために欠くべからざるものでありまして、あつさりとここで事務的な言葉で話されるには余りに深刻であるのであります。我々は一日働いて、そうしてあの交通地獄の中を家に帰つた。
〔政府委員阿部美樹志君登壇、拍手〕
○國務大臣(鈴木義男君) 違法と申しますのは、加害行爲が違法性を有しなければならないということを意味するのでありまして、その點は政府委員からしばしば御説明申上げました現行民法と同じ趣旨であると御了解を願いたいのであります。
○鬼丸義齊君 昨日も私は政府委員の方に申上げたのでありまするが、憲法第四十條の結果としまして、刑事訴訟法改正を機會に、寃罪者の損害賠償について只今の刑事訴訟法を改正されて萬全を期するという先般の大臣の御答辯がありましたが、私は起訴後であると起訴前であるとに拘わりませず、同じくこの不當拘束によりまする損害の賠償というようなことにおきましては、大體同質のものであろうと思いはす。
修君 委員 松井 道夫君 大野 幸一君 齋 武雄君 鬼丸 義齊君 岡部 常君 小川 友三君 來馬 琢道君 松村眞一郎君 阿竹齋次郎君 國務大臣 司 法 大 臣 鈴木 義男君 政府委員
そういうふうに考えますと、農業だけにこの際こういう特殊の法律をつくりまして、そのほかはしばらく研究の課題にするというようなことをなさらないで、政府はこの際におきまして、相續法全部についてこれらについての對策を考えられることが公平でもあり、法典の體裁もよろしい。
○角田幸吉君 政府委員にお尋ねを申したいのであります。憲法二十四條によりまして平等相續、分割相續が行われることになりまして、それに基きましての政府からの民法の一部改正法建案が提出されておるのでありますが、分割相續制度、平等相續制度というものを徹底的に行いますと、とかく小企業に至るまで企業が細分化されまして、ときに企業が窒息するというようなこともあり得るのであります。
○奧野政府委員 これはいずれ農業資産相續特例法案が正式にここで審議される際に、農林當局その他とよく打合わせをしてお答え申し上げたいと思います。
午前十時五十分開議 出席委員 委員長 伊藤卯四郎君 理事 大矢 省三君 理事 岡田 春夫君 理事 青柳 高一君 理事 生悦住貞太郎君 衞藤 速君 松本 七郎君 庄 忠人君 西田 隆男君 三好 竹勇君 有田 二郎君 神田 博君 淵上房太郎君 谷口 武雄君 前田 正男君 高倉 定助君 出席政府委員
○久保政府委員 これは實は大體發明者の團體、あるいはその代理人の辨理士會というようなそういう團體が相當あるのでございまして、そこに原案を示しまして、大體どの程度がよいかというような意見も徴したのでございますが、一氣に上げられては、今まで日本政府のとつておりました方針が、全然それと逆の方向をとつておつたのでありまして、急激にそういう百八十度の轉換をされては、相當のショックを與えはしないかというような懸念
政府の提案趣旨の説明は前會において終了しておりますから、本日よりは本案に對する質疑及び討論を進めます。發言は要求順序によつてこれを許します。松本七郎君。
○委員長(伊藤修君) 今政府委員の御答辯中、職權濫用という言葉を使いましたが、違法という内容が職權濫用で盡きるのか、職權濫用がその一部になるのか、鬼丸さんの疑義はそこにありますから、その點を明らかにして頂きたい。
○政府委員(奧野健一君) 英米にないことは、そこに資料に差上げておるわけでありますが、その他の國の點につきましては、今即座にはちよつとお答えができませんから、いずれ調べがつきましたらお答えいたします。
道夫君 委員 大野 幸一君 齋 武雄君 奧 主一郎君 鬼丸 義齊君 小川 友三君 來馬 琢道君 松村眞一郎君 山下 義信君 阿竹齋次郎君 衆議院議員 武藤運十郎君 政府委員
○國鹽政府委員 その點は現在まだ商工省から正式に私の方に囘答がまいつておりません。調査中であります。現在までに得ましたいろいろの資料から言いますと、大體正式のように思われますが、なお確めて御報告いたします。
○國鹽政府委員 それはただいま申しました通り、岐阜縣の警察署が取調べたのでありますから、岐阜縣が取調べた結果、そこにある資料によつては適法である、該當でない、というふうに私は解釋しておるのであります。
それでこの問題は政府はどう考えるか、こう委員會に私が新聞發表に申したときに、これは公式の拂下指令であると考えるがゆえに、政府では責任をとろうと思う、それならどういうようにしてもらえるかというと、われわれは安定本部の第三部である織維をやつておる者と協議して、具體的にこれを何らかの形で出そうと思う、そのためにはこういう事情になつておるということがほしい。
○小笠原政府委員 ただいま御質問の點につきまして簡單に御説明申し上げます。第一の特定局長の任用にあたりまして考えております相當の資産、これは別段勅令等の上で數字的にきまつておるわけではないのでございまして、これは逓信大臣がその運用上内規的に考えておるところでございます。これまでの標準といたしましては、不動産一萬圓ということに考えております。
委員長 岡田 勢一君 理事 重井 鹿治君 理事 天野 久君 理事 白井 佐吉君 海野 三朗君 大石ヨシエ君 梶川 靜雄君 片島 港君 成田 知巳君 矢尾喜三郎君 小島 徹三君 千賀 康治君 田島 房邦君 多田 勇君 森 直次君 河口 陽一君 林 百郎君 出席政府委員
○小笠原政府委員 簡單に申し上げますが、ただいま信用と申し上げたのは、もちろん必ずしも經濟的な資格という意味ではないのでありまして、信頼できる人、こういうふうな意味で申し上げた次第でございます。もちろん特定局長の多數の中には、きわめて少數の例外的に好ましくないことをした人もあることはありますけれども、それはきわめて稀有であります。
天下の公黨であつて、あらゆる研究と議論の上に根據を固めて、過たざる政治を行うべき政府の責任をとらなければならぬ。政治の責任が、今日はすべて政黨に歸しております。政治を重大に見れば見るほど政黨には理想がある。殊に國内に群小政黨があつて、議會政治に常に紛淆を生じ、政治の安定を得ないというようなことは、私はきわめて憂うべき現象だと思うのであります。
直治君 理事 原 侑君 理事 相馬 助治君 荒畑 勝三君 菊川 忠雄君 島上善五郎君 館 俊三君 土井 直作君 前田 種男君 天野 久君 山下 春江君 小澤佐重喜君 古島 義英君 吉川 久衛君 河野 金昇君 出席國務大臣 國 務 大 臣 米窪 滿亮君 出席政府委員
○加藤委員長 本日はただいま國務大臣並びに政府委員からの提案の理由を述べられ、あるいは若干の説明が加えられましたたが、質疑並びに意見の開陳は次會からいたすことにいたしまして、次會は來週の火曜日午前十時から開會いたします。暑いときで非常に御苦労様ですが、各委員諸君の御出席を特にお願いしておきます。自由黨の方もどうぞお傳えくださるようにお願いいたします。
正男君 委員 小泉 秀吉君 森下 政一君 小野 光洋君 木内キヤウ君 岩本 月洲君 河野 正夫君 鈴木 憲一君 堀越 儀郎君 矢野 酉雄君 委員外議員 若木 勝藏君 政府委員
○木村國務大臣 政府としてはこの法案を作製いたしますのに相當關係方面との折衝を重ねた結果得た法案でありまして、この委員會で御決議になりますれば、これは國會の權威として立法機關として御決定になりことでありますから干渉はできませんけれども、政府としてはどうもこの場合同意をいたしかねますということを申し上げておきます。
しかして政府のこの豫算を提示したところによりますると、新規豫算といたしましては、主として前年度豫算の剩餘金からこれを賄つておりまして、別の財源にこれを求めるというような必要もないということは、本豫算が一應理論的には全般的な豫算を切り離すことができないようではありますけれども、その意味におきまして一應全般的な豫算から切り離しましても、大體そう不當な處置ではないというふうに考えられます。
附帶決議 健全財政を堅持し經濟再建の基礎を確立するため、補正豫算編成に當つて政府當局は、左記の三點に關し適當な措置を講ずること 一、勤勞者の主食配給を確保すること。 一、酒類、煙草類等勤勞者の生活に重大な關係をもつものの値上げについては、國會の愼重な審議を經た後これを行うこと。
午後二時二十一分散會 附帶決議 健全財政を堅持し經濟再建の基礎を確保するため、補正豫算編成に當つて政府當局は、左記の三點に關し適當な措置を講ずること 一、勤勞者の主食配給を確保すること。 一、酒類、煙草類等勤勞者の生活に重大な關係をもつものの値上げについては、國會の愼重な審議を經た後これを行うこと。
これに関しましては、新物價体系と賃金千八百円基準の上に補正予算が成立し得るかどうかということについて論議が出たのでありまして、この点につきましては、あらゆる角度から、各委員と政府当局との間に熱心な質疑應答が繰返されたのでありますが、その詳細は会議録によつて御承知おき願いたいと思うのであります。
引揚促進は、各種事情の円満なる解決によつて実現する問題であつて、その家族及び日本國民の感情的訴願によつてのみ解決されないことについては、政府は万全の措置をとらなければなりません。
○國務大臣(片山哲君) ただいま満場一致をもつて可決せられましたる海外同胞の引揚に対する感謝並びにその帰還促進に関する決議案につきましては、政府は全然この決議案に諸君と御同樣賛成であります。また熱心に述べられましたる演説の内容についても同感であります。
(拍手)それにしましても、この帰還の人々がともどもに平和日本の建設者として、しつかり立ち上れますように、私ども又國民も、矢野さんのおつしやいましたように、しつかり受入れ態勢を拵えなければならんことも勿論でございますが、政府当局におかれましても、施策を講じて下さることを私は願いたいと思うのでございます。
若し我我が引揚げて來た多くの人々に食う物、着る物、住む所、仕事、そういうものを十分に與えていないとすれば、又新らしく迎えるべき百万近い人々に対して十分な用意がないとすれば、更に正確に言えば、彼らに食う物、着る物、住む所、働き甲斐のある仕事を與えるために、それを十分にやつていないところの現政府に対して、正しい批判の用意がないとすれば、我々のこの決議案はうつろなものとならねばならんと思います。
○國務大臣(片山哲君) 只今滿場一致を以て可決せられました本決議案に対しましては、政府はもとより諸君と同樣賛意を表するものであります。只今まで連合軍の好意によりまして無事帰還することを得ましたことに関しましては、深く感謝の意を表すると共に、尚残留されておりまするところの氣の毒なる同胞百万人の帰還につきましては、諸君と共にできるだけ早く促進の実を挙げたいと考えておるのであります。