1948-04-30 第2回国会 衆議院 予算委員会 第19号
○福田政府委員 過日お席にお配りいたしました昭和二十三年度公共事業費五月暫定予算という一枚の資料があるのであります。この資料の中におきまして、関係各方面と打合せいたしました結果、災害の関係におきましては、数字に変更はないのでありまするが、一般の分につきして、ごく軽徴な数字の変更を見る見込みでありまして、この点御了承を得たいと思います。
○福田政府委員 過日お席にお配りいたしました昭和二十三年度公共事業費五月暫定予算という一枚の資料があるのであります。この資料の中におきまして、関係各方面と打合せいたしました結果、災害の関係におきましては、数字に変更はないのでありまするが、一般の分につきして、ごく軽徴な数字の変更を見る見込みでありまして、この点御了承を得たいと思います。
この意味におきまして、この公共事業費につきましては、政府においては特段の配意を賜わりたいと思うのであります。なお要すれば災害の分につきましては、別な項を設けて國民の災害復旧に対する関心が相当高まつておる際でありまするから、これを明確に区分されて、政府の意図を示された方がいいではないかと考えておるのであります。
○郡政府委員 匿名の寄附を禁止いたします際に、本法の三十七條に表わしておりますように、「匿名の寄附をしてはならない。」と端的に規定いたします方法と、あるいは匿名寄附につきまして相当詳細な取締りの條項を置きますこと、殊に街頭募金等におきまして、こまかく街頭募金の取締法のごときものをこしらえることが、街頭募金の取締りをいたす場合に必要になつてくるのではないだろうか。
○郡政府委員 先方の意向を、表に現われておりますことよりも、さらに掘り下げて、それの動機とか経過といういうなものを、はつきりとこれと臆測いたす材料はもつておりません。またさような点には触れておりません。ただ街頭募金というものが政治資金獲得の方法として、今材委員のおつしやいますように、きわめて適切なものであるというぐあいには必ずしも考えておらないのではないだろうかというような感じはもちました。
花村 四郎君 稻村 順三君 大矢 省三君 笠原 貞造君 勝間田清一君 竹谷源太郎君 前田 種男君 森 三樹二君 大森 玉木君 志賀健次郎君 八並 達男君 黒岩 重治君 佐竹 晴記君 成重 光眞君 織田 正信君 北 二郎君 林 百郎君 出席政府委員
政府提出原案に対しまして、衆議院院におきまして第四條を追加いたしております。その衆議院送付案によりますと、第四條といたしまして、「この法律の適用にあたつては、國民の権利利を不当に侵害しないように留意し、その本来の目的を逸脱して他の目的のためにこれを濫用するようなことがあつてはならない。」と、かように修正いたしております。
そのために外部において、この軽犯罪法案に対する非常な反対機運が多かつたのでありまして、その疑いは、これを再び労働運動、農民運動等にも適用するのではないかというのでありまして、ところが政府委員の答弁は、これには適用しないということを再々言明せられたのであります。
この点につきましては、政府から、実はやはり代案を作る目的を以て努力しておつたけれども、遂にそれができませんために、止むを得ずかような暫定措置を執ることになつたのである。以上が答弁であつたのであります。
この問題は私たちの方でいろいろ今材料を集めていますので、さらに別の機会に、詳しく教育問題から、あるいは神戸、大阪の問題について質問し、また政府の御意見も質したいと思つていますが、ただここで、まず第一にお聽きしたいのは、今鈴木総裁の申されました、二十六日の大阪における事件だと思います。これについて鈴木総裁は、全般についてはいろいろ詳しく申されました。
政府は、さきに國会の審議を経て、本年に限り所得税の四月予定申告書の提出及び第一期の納期に関し特例を設け、所得税法の改正案が國会で可決された後、改正規定に從つて所得税の四月予定申請書を提出し、第一期の納税をするようにいたしたのであります。
○野坂參三君(続) そうして、問題をここまでもつてきたについては、政府の方においていかなる責任があるか。これを私は総裁にお聽きしたいと思います。 〔國務大臣鈴木義男君登壇〕
○委員長(伊藤修君) 今の政府委員の面白くないという言葉は、いわゆる個人の感情の表現の意味で使われたのでないことは、勿論推理で受取りますから、よろしいでしよう。ではこれを以て討論を終結することに御異議ありまをせんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小川友三君 今政府委員の詳細に亘る御意見がありましたが、こうした神聖な國会議員の委員会におきまして、而も眞劍に討論をしておるこの修正案に対して、政府は前文を持つことは面白くないと、面白いが面白くなかろうが、面白くつてやつておるのではないのですから、面白くないなんという言葉は、これはどうかと思いますが、私らには分りませんが、面白くて議会に來ておるんじやない、面白くて法律を審議し修正案を出しておる議員
○政府委員(松永義雄君) 中野委員の御質問にお答えいたします。只今の御質問の點には若干入つていないかと思うのでありまして、二十五時間になつたような場合に、假りに一時間延びるということになれば、その時は割増賃を出す。こういうことであります。
○荒木政府委員 お答えいたします。先日新聞ですでに御承知のことと存じますし、議院運営委員会等におきまする所管大臣の御答弁等も御承知と思いますが、政府側といたしましては、五月の十五日ころまでには、ぜひ予算を國会に提出いたしまして、御審議をお願いしたいという予定のもとに、万般の準備をいたしておるような次第でございます。
○村上(一)政府委員 今御質問のありました前段の今後の運用、赤字につきまして、具体的の対策を至急立てるべきではないかという点については、まつたく御指摘の通りだと思います。從つてこの点は本予算の編成の際、十分御趣旨の点を織りこみまして、政府といたしましても檢討いたしたいと思います。
○山下義信君 只今政府から、衆議院で修正可決たなつたという御説明なんでありますが、参議院の方におきましての、各議員に對しまする修正案の配付手續のようなものは、只今のところまでは私共の手許には到達しないのでありまして、今この席で承わるのが初めてでありますが、議員に對しまする修正案の配付というような手續はどうなつておりますか。
○委員長(下條康麿君) 昨日御要求になりました國家行政組織法案要綱は、政府から配付になつておりますが、山下議員にお伺いしますが、これも説明を求めましようか、大体新聞に出ておつた程度のものですか、もつと簡單なものですか……。
○委員長(下條康麿君) この際政府にお願いしておきたいと思いますが、最近この法律の字句や、いろいろ内容等につきましても、統一を缺くような點が間々あるように思うのであります。この今の衆議院で修正された法案も、初めから直されて御提案になるべきものと思つております。こういう點につきましては、今後共政府の十分御注意を願いたいと思います。
新憲法の下において政府と國會との關係が變つて來ている、大體古い憲法の時代には法律案は、勿論議員提出法律案もできたのでありますか、事實問題としては議員提出法律案というものは稀にしか、而も餘り重要でないものしか成立していないという時代におきましては、勞働立法がどう變るかということは全く政府の責任であると言えた。
○國務大臣(芦田均君) 公債利拂問題は、直接豫算の編成に重大なる影響を與える問題でありますから、豫算編成以前に、政府としてはいやでも應でもこの問題を解決しなければならない立場におることは申すまでもないのであります。從つてこれに必要とする若し法律案でも提出しなければならないとすれば、これも政府の責任において提出をし、豫算の編成においてもその責任は全部政府でとる考えでおります。
○國務大臣(芦田均君) 只今木村君より、日本政府の自主性を確立することで要望するという意味の御發言がありました。無論御尤もな意見であるのみならず、政府としては政府獨自の責任において、日本の政治を行うのが我々の本分であると考えておるのであります。世間にとかくの推測が行われるにしても、現政府としてはどこまでも自主性を維持する決意を持つておる次第であります。その點はどうか御安心を願いたいと思います。
○福田政府委員 物資及び物價調整費と價格調整費とは、関連がないのであります。すなわち價格調整費は、いわゆる安定帶物資二十一品目に対しまして、安定帶を上まわる差額を補給するという性質のものであります。それから物資及び物價調整取扱費は、公團の経費を政府において補給する建前のものが一部と、それから非常に廣汎な範囲におきまして、物資の割当事務をやつておるのであります。
○野坂委員 労働組合でやみ撲滅ができればいいと思いますけれども、しかし今の生活では、やみをせざるを得ないような状態におかれておるので、これはおそらく労働組合の方がいくら努力しても、政府の今の政策がそのままならば、解決できない問題だと私は思います。
これは裁判官だけでなしに、政府の側ではいつも官公吏に対しては特殊性を強調しておられる。すなわち國民の公僕である。公僕らしい生活を保障されるのが、政府の方針であると思います。この意味において、裁判官と同じ生活程度を、すべての官公吏に與えるべきであるということを、私は主張しておるのではありませんが、しかしこの精神をやはり官公吏にお認めになるべきじやないかということを、私は言つておるのであります。
以下私案を述べまして政府当局にこれが実現を要望してたいと存ずる次第であります。 先ず、電力供給の面からどの程度増強したらいいかと檢討いたして見ますると、御承知のごとく現在の水力発電の能力は六百万キロでありますが、これを約五割の三百万キロを増強し、計九百万キロといたしますと、一應先ずの程度には達するものと存じます。
労働委員会には本月二十七日本法案の付託を受けまして愼重審議をいたしたのでありますが、政府からは法務廳政務次官、運輸省政務次官、運輸省運轉局長が出席しまして熱心なる説明及び答弁がありました。 次に本法案の質疑應答の概要を御説明申上げます。
三浦寅之助君 理事 辻井民之助君 理事 川崎 秀二君 理事 小川 半次君 栗山長次郎君 綱島 正興君 古島 義英君 松本 一郎君 荒畑 勝三君 島上善五郎君 前田 種男君 山崎 道子君 山花 秀雄君 安平 鹿一君 小林 運美君 寺本 齋君 山下 春江君 吉川 久衛君 出席政府委員
たとえば農業会に拂下げてもらつた纖維品が横流れして、どこかのやみ市場へ出ておるというようなうわさが盛んに立つから、それではかえつて政府のほんとうの目的を達するわけにいかぬ。もし君の方で拂下げてほしいと言われるのであつたならば、そういう弊害のないようなりつぱな書類を整えて、そうして政府へ出されたらいいだろう。
○梶川委員 そうすると先ほど委員長よりお尋ねになりました辻氏のところへ政府家が出入云々という場合に全然知らないという御証言であつたけれども、中野議員は立派な政治家である。以前からあなたも御承知のごとくに衆議院に出られる前から政治家として通つておる。それも先ほで拒否したということは重大なる眞実の默祕であると思う。
○武藤委員長 何か政治的に政府の地位につく人があるようなときに、あの人はよいとかあの人は惡いとか、ああしたらよい、こうしたらよいという意見を述べましたか。
○政府委員(岡咲恕一君) お答え申上げます。これは實は前例がございませんので、我々事務の者が相當苦心して、成るべく分りいいような、而も正確な表現というふうに考えてやつたのですが、多少用語に堅い、或いは通常の我々の習慣語に副わないような點があることは認めざるを得ないと思います。
○川上嘉市君 ちよつと政府委がにお尋ねしますが、新聞かなんかで勞働組合とかというように、多少これに對する異論ですか、或いは反對があつたようなことを聞いたのでありますが、その異論のある論據と、それに對する政府の見解を一つお尋ねをいたします。
それで連合軍側の干渉が起るようになつておるのであるが、この場合に、連合軍が神戸において、非常事態宣言を發するに至つたことについては、地方當局或いは政府との間に何かの話があつたのか、なかつたのか。私らは思うにこんな問題は日本國内の問題であつて解決される問題だと考えております。如何に教育、警察制度が今日できたてであるにしても、道理と努力を以てすればここまで行かない筈だ。
政府の方がいないというと困りますが。芦田君は歸られたのですか。
なお、詳細につきましには政府委員より御説明を申し上げることといたします。何とぞ愼重御番議の上、速やかに御協賛あらんことを御願いいたします。
○斎藤(昇)政府委員 神戸事件につきましては、すでに新聞等で御承知の通りでございまして、警察といたしましては遺憾の意を表する次第であります。 兵庫縣におきましては、去る四月十四日に朝鮮人学校五校に対しまして閉鎖命令を発したのであります。
頼三君 理事 門司 亮君 理事 矢尾喜三郎君 理事 高岡 忠弘君 理事 川橋豊治郎君 理事 小暮藤三郎君 大内 一郎君 大村 清一君 中島 守利君 笠原 貞造君 矢後 嘉藏君 松澤 兼人君 松谷天光光君 高橋 長治君 小枝 一雄君 出席國務大臣 國 務 大 臣 苫米地義三君 出席政府委員
○竹山委員長 この法律で五月末日まで延期いたしておりまするが、政府はその間に提案通過の自信をもつておられるかどうか。その点を一應伺つておきたいと思います。
○船田國務大臣 ただいまの御質問につきまして、政府におきましても、今政府委員より説明いたさせましたような構想のもとに法律案の作成を急いでおりまして、できるだけ速やかに組織法案を確定いたしまして國会に提案し、十分に御審議願いたい、こういうふうに考えておる次第であります。
○竹山委員長 なお政府が構想をもつておられる國家行政組織法の大体の輪廓を、この際一應御説明を願えれば幸いであると思います。
○島村軍次君 大體政府委員の御説明は分りましたが、先般の大藏大臣の私に對する答辯と、それでは矛盾したことの結果になるように思うのであります。何となれば、先きにも讀上げました通りに、農業協同組合に移管した場合に、このことによつて生じた赤字をそのまま新たに發足する協同組合の負擔とすることは、これはむずかしい。
○左藤義詮君 そういたしますと、委員會の答申そのままを政府の方針となさるのでありますか。或いは答申如何に拘わらず三黨政策協定の精神に沿うてお進みになるのでありましようか。もう一遍申し直しますと、委員會の決定というものが、この問題を解決する最後の責任を負うのでありましようか。それとも委員會はただ政府の諮問をなさるので、責任はどこまでも政府の立場において、三黨の協定に立つておる。