2020-11-19 第203回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
本州はもっと深刻でして、ふ化放流用の種卵確保は計画数に対して八%となっています。 卵の確保も非常に重要な課題の一つだと思いますけれども、ふ化場での取組として、数をふやしていく、そして質を高めていく、元気な卵をつくる、育てていくということの対策が急務だと思いますけれども、どのような取組をしているんでしょうか。
本州はもっと深刻でして、ふ化放流用の種卵確保は計画数に対して八%となっています。 卵の確保も非常に重要な課題の一つだと思いますけれども、ふ化場での取組として、数をふやしていく、そして質を高めていく、元気な卵をつくる、育てていくということの対策が急務だと思いますけれども、どのような取組をしているんでしょうか。
今後、適切な資源管理の取組でございますとか、放流用種苗の生産への支援等を通じまして、水産資源の維持、回復を実現していくことが重要であるというふうに考えているところでございます。
○保科政府参考人 委員の御指摘のとおり、水産庁におきましては、震災の影響によるアキサケの回帰数の減少に対応するために、平成二十六年度から海産親魚を利用してふ化放流を行うことを含めまして、放流用種苗の生産等についての支援を行ってきてございます。
これまでに、実験放流用に三百八十四個体を飼育繁殖し、二百七十七個体の実験放流を行いました。平成十九年に放流した百個体は、約十カ月後に一個体を確認、平成二十年に二回に分けて放流した百個体は、二回目の放流から約九カ月後に三個体を確認、平成二十一年度に放流した四十個体は、約半年後に一個体を確認という結果を得ております。
その理由も、今回、本体工事に予算をつけていただきましたことは大変感謝をしておるところでありますけれども、現在の工事というのは、原石の運搬工事であるとか、要するに、仮設道路であるとかダムサイトの放流用の工事であるとか、そういうなかなか目に見えないところでありますので、大臣が視察をしていただくということが一番地元にとって大事なことであろうと思います。
この原因と申しますのは、今回の台風七号によりまして工事現場で発生した濁水を雨水貯留池に一たんためまして、濁水処理装置で処理した上に放流する作業を行っていたところでございますけれども、作業員が過って雨水貯留池の緊急放流用のバルブを開けたために、直接長浜川に赤土が流出したものでございます。
その後、火山の状況等を見ながら作業が行われておるわけでございまして、現在は有珠漁協におきましてはほぼ通常の放流用稚貝の出荷を行い、虻田漁協におきましても、漁港使用に時間的制約を受ける中で耳づり作業や養殖用稚貝の出荷を行って、作業のおくれを取り戻すことに努力しているところであると報告を受けております。
有珠漁協においてはほぼ通常の放流用稚貝の出荷作業というのが行われております。ただ、虻田漁協におきましては、漁港が昼間七時間の立ち入りに限られておるということで、時間が限定されて作業が進められているということであります。
また、水産関係、ホタテガイの養殖につきましては、現在、有珠漁協においては放流用稚貝の出荷作業に、また虻田漁協においては本養成移行のための耳づり作業や養殖用稚貝の出荷に努めているところでありまして、被害状況については明らかでない状況にございます。 以上でございます。
また、先生がお尋ねでございましたけれども、漁業者が新たに養殖用や放流用の種苗を購入いたしまして育成するための資金といたしましては、漁業近代化資金の活用が可能でございます。 今後、水産庁といたしましては、これらの資金の有効な活用を図りまして、被害漁業者の経営の安定を図ってまいりたいというふうに考えております。
その成果を踏まえまして、引き続き岐阜県の中でも幾つかの箇所でそういった試験を重ねまして、現在では岐阜県の種苗センター、これは規模で四百万尾の規模を持っておりますけれども、そのセンターで人工種苗の生産をやっておりまして、河川放流用といたしまして年間四百万尾から五百万尾の稚アユが生産されております。
派遣委員との質疑の中で、発電所側から、原子炉建屋について、その壁を厚さ約二メートルの鉄筋コンクリートにする等の地震対策を講じていること、定期的に環境放射能の測定を行っており、その結果は、県当局が独自に実施している測定の結果とクロスチェックした上で地元の人たちに公表していること、温排水を養殖用や放流用の稚魚の生産に利用していること等の説明がありました。
これも言ってみればおかしな議論じゃないかなと思われるわけでありまして、ウナギの種苗というのはできたら放流しないのか、養殖専門かといったらそんなことではありませんで、全国の内水面漁業協同組合では毎年何トンという魚をそれぞれ放流しているわけでありますから、放流用の技術でないということは言えないのではないか、こういうように思いますし、それから淡水、海水の議論に至りましては、魚というのはそんな簡単に割り切れないのですね
後でちょっと伺いますが、私どもの承知しているところでは、我が国ではウナギの卵がふ化して生き延びているのが十七日ぐらいが最高であるというような状況でございまして、とてもじゃないがまだ放流用とか養殖用の種苗として見通しがつくところに至っていない。
○田中(宏尚)政府委員 ただいま先生からお話ありましたように、琵琶湖産のアユの種苗の供給量、これは全国で大体七百トンの放流用種苗がつくられているわけでございますけれども、このうち七〇%を占める約五百トンというものが御指摘のとおり琵琶湖産で供給されておるわけでございます。
種苗生産は、マダイとかヒラメとかクルマエビとかアワビとかあるいはノリ、ワカメとかいったような海藻について大量生産技術が確立しまして、養殖及び放流用として実用段階に達しております。ホンダワラとかカジメとかいう海藻がございますけれども、そういうものにつきましても人工採苗による藻場の造成が進められております。藻場をつくるということは、そこで有用な魚の子供が生活する場所として重要なことでございます。
それからいま一つは、関係県の量産体制が一斉に整わない段階でございまして、国の補助で大量放流用に種苗生産をしている事業、たとえば瀬戸内海の放流用のクルマエビといったものがこれに当たると思いますが、これについてはほとんどすべて関係県で自給できるという段階になりますと県の生産にすべてをゆだね、補助金での生産はやめるということになろうと思います。
○説明員(矢崎市朗君) 北海道におきますサケ・マスのふ化放流事業につきましては、従来から水産庁の組織であります北海道さけ・ますふ化場が第一次的に当たっておりまして、豊平川におきましてもその遡上を図っていく、よみがえらせていくということになりますと、もちろんそのためのふ化放流、当分はふ化放流用の卵を他の河川から、あるいは他のふ化場から移殖し、さらにいろいろとここに技術も集めてその推進を図っていくということになりますので
それによると、河口せき建設前に毎年二十トンも放流用の稚アユがとれたが、建設の翌年は半分の十トンに減った。ようございますか。建設前は二十トンだったが、建設あと翌年は十トンに減った。また全国の八〇%、金額として年間五億円を生産したヤマトシジミは全滅した。その残骸処理と種シジミ購入のために千葉県は七千万円を投じている事実が明らかになった。こういう報告書が来ておりますね。
すなわち、栽培漁業センターを設置いたしまして、クルマエビ等高級魚介類を対象に、放流用種苗の生産及び放流を実施してきたところでございます。その実績は、昭和四十七年度で申し上げまするならば、クルマエビ一億五千六百十万尾、マダイ九十三万八千尾、ガザミ千九十三万四千尾、カレイ百六万二千尾、カサゴ、メバル二百万尾。
そこで一つは種苗育成についてでありますが、琵琶湖の小アユの放流用の種苗の育成につきましても、まだ全国の要求に対する絶対量が満たされていない。
しかも一番困ったことには、放流する時期にとれなければ何にもならないわけでありまして、その時期を失したあとで琵琶湖に小アユがとれましても、これが放流用として使えないのは当然なわけでございます。従いましてそういう意味も込めまして、海のアユを河川に放流してやるということが現在の河川の状況ではかなり適切な考え方であろうというふうに信じておるわけでございます。