2016-05-10 第190回国会 参議院 経済産業委員会 第9号
○滝波宏文君 今お話もありましたけれども、一昨年四月に閣議決定されたエネルギー基本計画、これにおいても、資源の有効利用、高レベル放射能廃棄物の減容化、有害度低減などの観点から、使用済燃料を再処理し、回収されるプルトニウム等を有効利用する、この核燃料サイクルの推進というのは基本方針とされているわけであります。
○滝波宏文君 今お話もありましたけれども、一昨年四月に閣議決定されたエネルギー基本計画、これにおいても、資源の有効利用、高レベル放射能廃棄物の減容化、有害度低減などの観点から、使用済燃料を再処理し、回収されるプルトニウム等を有効利用する、この核燃料サイクルの推進というのは基本方針とされているわけであります。
まず、最初に質問させていただく核燃料サイクル及び高レベル放射能廃棄物処理処分の研究開発予算についてでありますが、「もんじゅ」の現在の状況はどのようになっているかを教えていただきたいと思います。
その上で、少しだけ、今まだ最終決定していないでしょうから、言える範囲で結構ですけれども、答申の案を見ますと、例えば、使用済み核燃料の抜本的な強化と総合的な推進ということで、高レベル放射能廃棄物の最終処分に向かった取り組みは国が前面に立ってと、これは非常に、今までにない踏み込んだ表現ですね。 あるいは、報道ベースで、「もんじゅ」をいよいよ見直すというようなお話も、報道ベースでは拝見しました。
○水戸将史君 除染のみならず放射能廃棄物の処理、その燃料もありますけれども、の処理についても恐らくいろんな形で意見交換をされたと思いますけれども、これ福島に照らした場合に、この汚染廃棄物の処理に関しましてはどのような御見解でしょうか。
○水戸将史君 もう一度お伺いしますけれども、じゃ、先ほどおっしゃったとおり、この除染とか放射能廃棄物の処理、処分についての、それを束ねるその最高責任者は復興大臣でよろしいんですね。
放射能廃棄物というか、除染したりして、あるいは表土を取ったものをトレンチにしたりして。だけれども、余りそういったことが私は聞かれないんですよね。ですから、よくないなと思う。
当然、燃料もある、高レベル放射能廃棄物もある、この扱いをどうするんだと、当然、当たり前ですよ。それを踏まえてしっかりとしたものをつくるために事故調にお願いしているわけですから。是非同じ思いで私はしっかりやっていきたいというふうに思っております。 こればかりやっていると、時間がもうほとんどなくなってしまったという世界になりますけれども。 ちょっとパネル一枚目。
人への影響は〇・〇二二シーベルト、俗に言われる〇・二マイクロシーベルトということなので安全と言われていますが、福島原発以来、放出される放射能廃棄物に対しては国民は非常に心配でたまりません。 このようなことを放置しておいてよろしいでしょうか。
実際困っているのは、何をもって放射能廃棄物かという部分なんです。原子炉等規制法によると、十マイクロシーベルト・パー・イヤー以下、これやると一時間当たり〇・〇〇一になるんですよ。これを測れる放射線量率計って余りありませんから。実際、今言われたいわきの方を含めて、どうやってこれを見分けするんだと。
では、何をもって、今までは放射能廃棄物というのはその原子炉等規制法の十マイクロシーベルト・パー・イヤーだったと。それが掛からないということは、何をもって今度はそれを放射性廃棄物、一般廃棄物、決めるんでしょうか。
このような法律ができまして、低炭素社会を実現しまして、太陽光パネル、風力発電、燃料ポンプといったような非化石燃料からのエネルギーで低減社会の実現を願うわけですが、ややもすると、化石燃料低減、CO2削減イコール原子力発電といったような安易な考えをお持ちの方がたくさんいらっしゃいますが、私は決して原子力反対論者ではありませんが、原子力発電でもたらされる高レベル放射能廃棄物の安心、安全の処理の実現が可能になるまで
原子力行政の中で特に一番問題なのは、高レベル放射能廃棄物処分が最大の課題であると思います。大臣もNUMOを通じて非常に一生懸命、高知県の問題もあって、御努力されていたことは存じ上げておりますけれども、この問題は現在まで、トイレなきマンションという言い方をされながら、ついについにここまで、原子力発電所の問題がスタートしたときから解決を見ることなくここまで来てしまいました。
しかも、再処理工場に先立つ三施設、ウラン濃縮工場、低レベル放射能廃棄物埋設センター、高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センターの排出規制は濃度を使っています。そして、三か月平均は原子力発電所の十分の一を超えないように規制されています。 ところが、再処理工場の年間放出予測量だけの規制です。なぜ再処理工場だけが排出規制に濃度規制がないのでしょうか。重ねて質問いたします。
○主濱了君 アクティブ試験第三段階終了の段階と、こういうことでございますが、この放射能廃棄物の排出につきまして事前に計画を見せていただきました。 その計画を見せていただいたんですが、計画そのものの変更あるいは計画を超過して排出した事実はないかという問題、それからもう一つ、これまで事業推進の中で事故あるいは想定外の事態の発生がなかったかどうか、併せてお伺いをいたしたいと思います。
それから、今地球温暖化の話がございますけれども、CO2を発生しないというところ、さらには放射能廃棄物もこれまた発生しない。正に夢のエネルギー、未来のエネルギー源ということで、私どももその研究に大いに期待を寄せるところでございますし、世界各国でもそのような研究が進んでいるというふうに仄聞をいたしております。
それから、コスト的にも決して安上がりと言えない原子力発電は、放射能廃棄物など環境汚染の危惧をはらんでおります。確かに、原発にはCO2を余り排出しないという特徴がありますが、人類の安全で住みやすい環境を作るという、より大きな目的を持つ環境省が進めるべきではないと思うんです。 私は、原子力の増設には、CO2を削減しようとするには問題があると考えますけれども、大臣、どうお考えでしょうか。
しかし、過去に青森県知事が高レベル放射能廃棄物を積んだ輸送船の接岸を拒否した際、政府は、当時の科学技術庁長官、谷垣長官でしたけれども、あと通産大臣、ひいては首相までもが知事の説得に当たり、結果的には接岸を許可させました。ということは、逆に、新潟港の管理者である新潟県知事に寄港制限を政府が依頼することもできるはずです。
そして、その中で、例えばクリーンである、CO2を排出しない、これはもちろん発電の際ではそうですけれども、建設のときとか、あるいは放射能廃棄物の処理のときとか、古くなった原発を処分するときはもちろんたくさん二酸化炭素を排出することも当然なことです。これは当たり前のことです。
この特殊運搬船警護というのは、要するにフランス等から再処理された副生プルトニウムあるいは高レベル放射能廃棄物、こういうものを輸送する警護は、本来私は海上自衛隊がやるべきことであると思います。領海の侵犯、こういうものは海上保安庁がしっかりやっていただく。それもなかなか難しいのに、なぜ海上保安庁が一つの新しい船をつくってインド洋を渡り大西洋まで行くのかという、ここのところがどうもわかりません。
○達増委員 今の御答弁の最後にあった部分、新聞報道におきましても、低レベル放射能廃棄物が置かれているアスファルト充てん施設のドアが壊れたままで施設外の空気と直接触れている、その状況で担当者が、我々としては早く密閉したい、どういう手だてがあるか検討中ということ、これは十二日未明の担当者の発言でありますけれども、事故が起こった現場で一体どうしたらいいのかということを考えなければならないというのは、やはり
ですから、現在の問題は、核燃料リサイクルはプルサーマルだけでなく、使用済み核燃料の再処理から高レベル放射能廃棄物処理問題まで幾多の問題があるわけです。技術未確立のまま、果たしてこのまま進めていいんだろうかという懸念をどうしても私はぬぐい去ることができません。
○水野誠一君 先ほど今井委員から核燃料問題については非常にすばらしい御指摘がありましたので、その問題は重複を避けて省略をしたいと思うんですが、一つだけそれに関連して伺いたいのは、本年フランスにおいて再処理後の高レベル放射能廃棄物が日本に返還になった。そのときに青森県の六ケ所村で一時貯蔵されることになるまでに一騒動が、大きな騒動があったわけでありますが、これは皆さんの御記憶にも新しい。