1986-11-10 第107回国会 参議院 予算委員会 第4号
○立木洋君 私もここに現物を持っているんですが、「アメリカの核のモルモット――三十年間にわたる米国民にたいする放射能実験」という題名で、米下院のエネルギー保全小委員会のスタッフが報告をしたものなんです。 この最初の梗概と概説のところに大変なことが書かれているんです。 文字通り数百人もの個人が実験で放射能を浴びせられ、被実験者にほとんど、あるいはまったく医学的救済がおこなわれなかった。
○立木洋君 私もここに現物を持っているんですが、「アメリカの核のモルモット――三十年間にわたる米国民にたいする放射能実験」という題名で、米下院のエネルギー保全小委員会のスタッフが報告をしたものなんです。 この最初の梗概と概説のところに大変なことが書かれているんです。 文字通り数百人もの個人が実験で放射能を浴びせられ、被実験者にほとんど、あるいはまったく医学的救済がおこなわれなかった。
まず、米国の放射能実験のことでございますが、報道があったことは知っておりますが、真実か否かについては承知しておりませんので、コメントはいたしません。 いずれにしても、我が国としては核兵器の究極的廃絶実現のために努力してまいります。
それから、これは科学技術庁だけではございませんで、文部省関係で学術会議から前から要望しておりました環境放射能研究所、これは実は非常に小さい形で金沢大学に低レベル放射能実験施設というものが昨年から発足しておりますけれども、それでは非常に不十分なものであります。こういうものは早く共同利用研究の体制に移り、人材の養成が行われることが望ましい。
放射能、実験、こういうもので被害者が出てきますけれども、こういう被害者と被爆者と、いままで原子爆弾で被爆を受けた者との関係、こういうことに対する考え方を、第二点として伺いたい。
○尾村政府委員 第五拓新丸の久保隆さんにつきましては、もしビキニの放射能実験が第五福竜丸と同様に関連があるといたしますならば、まことお気の毒でございますので、それに基づいて措置を考えるということは当局といたしましても考慮いたしまして、さっそく当時の記録をよく調査いたしました。
それからまた将来三千キューリーというコバルトを置くホット・ラボラトリー高放射能実験室が大阪市内に置かれることになっておるわけであります。そういう状態にあるわけであります。しかし、そういう三千キューリーも作ろうと思っても、この原子炉ではちょっとむずかしいのではないかと思われるのであります。