2011-12-08 第179回国会 両院 東京電力福島原子力発電所事故に係る両議院の議院運営委員会の合同協議会 第3号
名前が少々長いんですけれども、放射線被曝者医療国際協力推進協議会、こういう組織がございまして、原爆被爆者の医療支援、特に海外に在住の被爆者に対する医療支援活動を行ってきている組織でございまして、私は地元出身でもあるということで、この理事を務めさせていただいております。
名前が少々長いんですけれども、放射線被曝者医療国際協力推進協議会、こういう組織がございまして、原爆被爆者の医療支援、特に海外に在住の被爆者に対する医療支援活動を行ってきている組織でございまして、私は地元出身でもあるということで、この理事を務めさせていただいております。
ABCC、原爆傷害調査委員会は、広島、長崎の原爆放射線被曝者におきます放射線の医学的、生物学的晩発影響の長期的調査を行うことを目的といたしまして、一九四七年に米国学士院により設立をされたところであります。 一九四八年、次の年でございますが、厚生省の国立予防衛生研究所は正式にこのABCCの調査プログラムに参加をいたしまして、共同で調査研究活動を実施しているところであります。
原爆後障害医療研究施設は、原爆被爆や放射線被曝事故等による放射線障害発症機構の解明と放射線被曝者の遺伝子レベルでの治療を目的とし、放射線障害者の国際的調査や医療協力を実施し、加えて原爆後障害医療の情報センター的性格をあわせ持った総合研究施設であります。
次の質問になりますけれども、今回重症の放射線被曝者に対しまして末梢血あるいは臍帯血を用いました血液幹細胞移植が行われている、各一例というふうに聞いておりますけれども、その血液幹細胞移植による治療効果、あるいはその患者さんの現在の治療経過が順調にいっているのかどうかお伺いしたいと思います。これは科技庁ですね。
放射線被曝者医療国際協力推進協議会の編集による「原爆放射線の人体影響一九九二」という本がここにございます。これは、現在の放射線医学では最新そして最高レベルの論文が集大成されているものと言われているわけですけれども、この中でこう述べられています。「原爆放射線の人体への後障害のなかで最も重要なものの一つは悪性腫瘍の発生である。」
しかし、放射線被曝者について疾病別に疫学的な調査を行いますと、被曝者に多発する疾病がだんだん判明してまいります。現在、原爆被爆者では悪性腫瘍、これは白血病あるいは甲状腺がん、乳がん、肺がん、胃がん、結腸がんなどの増加が認められているのでございます。被曝者個人につきましては、被曝したときの状況証拠をそろえまして判断するということになるかと思います。
○政府委員(大谷藤郎君) 高橋先生がお調べになりました例では、いわゆる低線量の放射線被曝者の追跡調査ということで、剖検総数百四十四例のうち肝臓の悪性腫瘍が九十二例、六五%ということが判明いたしております。また、その間の平均被曝期間は三十・九年、推定のトロトラスト注入量は四ccから三十三ccであったということが報告されております。
まあ、そのほか有意の被曝線量を受けた人、特に高線量被曝者は人間の受けましたこれは非常に憎むべきことでございますけれども、結果としまして人間の受けました放射線被曝者として世界に例のないものでございます。しかし、そういうことでございまして、これを医学的に言えば、ある種の疾患、いろいろございましょうけれども、には非常にかかりやすい状態にあるということが言えましょう。