1979-05-22 第87回国会 参議院 社会労働委員会 第8号
工業用が八割、家庭用が二割のいわゆる電気であることも事実でありますが、そういうふうに考えてみますと、私は人間を大事にするために、原爆に対する放射線——原爆というのは正しくはない、放射線による病人をつくらないように、厚生行政の立場からも、原子力発電所のいわゆるプルトニウムを生産する過程を通じての問題について、一歩足を踏み込んで努力をしてもらいたい。
工業用が八割、家庭用が二割のいわゆる電気であることも事実でありますが、そういうふうに考えてみますと、私は人間を大事にするために、原爆に対する放射線——原爆というのは正しくはない、放射線による病人をつくらないように、厚生行政の立場からも、原子力発電所のいわゆるプルトニウムを生産する過程を通じての問題について、一歩足を踏み込んで努力をしてもらいたい。
またこの熱線、爆風の障害のほかに、御存じのように種々の程度の放射線——原爆の持つ特有な放射能障害、放射線障害を受けたのであります。原爆症という言葉が一番ぴったりするのはこの時期のいわゆる急性放射能障害でございます。つまり症状といたいましては、よく巷間に言われておりますように、発熱、下痢、脱毛、斑点、出血傾向、そういったものの形であらわれまして、これは多くの人がよく御存じの症状であります。