1986-03-25 第104回国会 衆議院 運輸委員会 第5号
もう先生も御承知のように、大都市圏の鉄道網は、その都市の発展の形と不即不離の関係で形成、整備が進められてきておるものというふうに私承知しておりますが、これまでの例えば東京圏についての鉄道網の整備の状況を見ますと、かつての東京都の発展の状況からして、どうしても一点集中型の都市形成が図られてきたことの対応で、放射状線の鉄道路線を中心に鉄道網が整備されてきた経緯があろうかと思います。
もう先生も御承知のように、大都市圏の鉄道網は、その都市の発展の形と不即不離の関係で形成、整備が進められてきておるものというふうに私承知しておりますが、これまでの例えば東京圏についての鉄道網の整備の状況を見ますと、かつての東京都の発展の状況からして、どうしても一点集中型の都市形成が図られてきたことの対応で、放射状線の鉄道路線を中心に鉄道網が整備されてきた経緯があろうかと思います。
しかし、これが環状線であるかと言われますと、今申しました六つないし七つの線はいずれも放射状線でございます。
○柿澤委員 大賛成と申し上げたのですが、これでは「ブルータスおまえもか」、またしても放射状線ということになるのだろうと思うのですけれども、それが都市のスプロール化を促進するものでないことを私は祈ります。 そういう点から考えますと、放射状線を強化しながら、できることならそれに対する例えば枝線とか、何らかの形で横に延びる線を一緒に計画し、考えていくというような方式というのはとれないのでしょうか。
ちなみに申し上げますと、東京を中心にして放射状線の鉄道が、東海道、中央、総武、常磐、高崎、東北と走っておりますが、この中で特急斜、急行料を払って乗ってくるのは高崎線と東北線だけであります。ほかは大体快速という電車が通っているんですね。高崎線は、しかも黒字線の中の一つであります。
したがって、昭和四十年ごろと比較いたしますれば、輸送力といたしましては約四割の増加でもって、東京に入っています放射状線の各線から申しますと、輸送力の増強としては相当上のほうでございます。 ただ、お示しの上尾の問題でございますが、非常に上尾市は最近人口の増加が急激でございまして、昭和四十年ごろと比較いたしますと、人口は約倍になっております。