2021-03-16 第204回国会 参議院 文教科学委員会 第3号
萩生田文科大臣が、副読本を福島の実例などを交えて作るということで、増え続ける放射性物質トリチウムを含んだ処理水について記載する可能性があると言及されたということです。
萩生田文科大臣が、副読本を福島の実例などを交えて作るということで、増え続ける放射性物質トリチウムを含んだ処理水について記載する可能性があると言及されたということです。
そこで、東京電力は、本年七月、放射性物質トリチウムを含む処理水のうち、トリチウム以外の放射性物質が高濃度で含まれる二千トンの処理水の再浄化試験を九月から行うことを発表しております。タンクの設備トラブルや吸着剤の交換頻度不足などにより、ヨウ素129などについても基準値を超えていたとしていますけれども、トリチウム以外の核種における再浄化の状況、終了期限についてお伺いをいたします。
東電福島第一原発でふえ続ける放射性物質トリチウムを含む処理水、いわゆるALPS処理水の処分方法について、政府の小委員会は報告書をまとめ、水蒸気放出と海洋放出の二つに絞り込みましたが、処理水を放出する際に予想される風評被害について、具体的な対策は盛り込まれておりません。
水素の一種である放射性物質トリチウムは除去できない。海洋放出などの処分方法を検討しているが、風評被害の懸念から結論が出せないでいる。東電は政府の方針決定を待つとの態度で、具体的な解決策は示していない。 それから、溶融燃料の方ですね。下線を引いたところです。二号機では先月、原子炉格納器内でデブリと見られる堆積物の一部を、遠隔操作でつかんで持ち上げることに成功した。
まず、このトラブルの現状などをお聞きしたいのと、放射性物質、トリチウム以外を取り除くことができる、結局は水はALPSでろ過してもたまっていく一方で、その水を、じゃ、どうするかという問題も残っておりますので、この辺りの見通しをお聞かせいただけますでしょうか。
これは放射性物質トリチウムを使っておりまして相当高温の設備らしいんですが、これは本原子力損害の賠償の関係には入らないんですか。