2016-05-19 第190回国会 参議院 環境委員会 第11号
原発の安全性向上や廃炉技術はともかく、例えば「もんじゅ」で百八十五億円、再処理技術開発に百三十二億、核燃料サイクル及び高レベル放射性廃棄物処理、処分などで三百九十四億円、こういったものは大幅に減らして、真に革新的な環境エネルギー技術の開発に振り向けるべきだと思っております。是非、更に検討していっていただきたいなと思います。
原発の安全性向上や廃炉技術はともかく、例えば「もんじゅ」で百八十五億円、再処理技術開発に百三十二億、核燃料サイクル及び高レベル放射性廃棄物処理、処分などで三百九十四億円、こういったものは大幅に減らして、真に革新的な環境エネルギー技術の開発に振り向けるべきだと思っております。是非、更に検討していっていただきたいなと思います。
東電福島原発事故に最優先で対応することはもとよりでございますが、原子力の安全性向上に向けた研究、原子力基盤の維持強化、「もんじゅ」を中心とした核燃料サイクルの研究開発、放射性廃棄物処理処分技術開発等、重点的に実施すべき研究開発を実施する必要があると存じております。「もんじゅ」につきましても、安全を大前提として再稼働し、高速炉としての研究開発成果を発信することが本来の使命でございます。
私ども、今進めております研究開発の重点といたしましては、第一にこの東京電力福島第一原子力発電所の廃炉等に貢献する研究開発、第二にシビアアクシデント研究等の安全研究、第三に原子力の人材育成あるいは基礎基盤研究、第四に核燃料サイクル及び高レベル放射性廃棄物処理処分の研究開発などを推進しているところでございます。
業務自体は縮小してきたと思いますが、ですから、時代とともに大きく変化をしてきたと言った方がいいかもしれませんけれども、法改正後は、平和利用、放射性廃棄物処理処分等の課題に重点化をしていく、こういうことにしております。 一方で、従来の原子力政策大綱のような、網羅的で、かつ詳細な計画は今後作成をしないことにしまして、形骸化している事務等は廃止縮小するということにいたしました。
また、廃炉に向けた取組は、多くの作業がこれまで経験をしたことのないような技術的な困難性を伴うということから、産業界やあるいは研究機関の協力も得つつ、国内外の英知を結集して進めることとしており、既に原子炉内からの燃料デブリの取り出し準備、放射性廃棄物処理、処分などに係る研究開発プロジェクトについて平成二十三年度補正予算で開始をしたところでございます。
核燃料物質再処理技術開発、あるいは高レベル放射性廃棄物処理処分技術開発につきましては、技術的課題を明確にした上で、課題解決に向けたコストと道筋を国民にわかりやすく示すことなどとされているところでございます。
当機構は、原子力エネルギー研究、放射線利用研究、高速増殖炉、核燃料物質再処理技術、放射性廃棄物処理処分技術などの開発等を初め、多くのことを有しているわけであります。総合的に自然と命を守る原子力利用でありたい、私もこう思っております。 この先五十年、百年、日本の未来あるいは世界の未来に向けまして、研究者、技術者の養成は必要不可欠であると思います。大学への支援も含めて対応をお尋ねいたします。
八 高レベル放射性廃棄物処理処分の負担軽減等を図るため、分離変換技術の研究開発については、国際貢献・国際協力の視点からも、より一層の推進を図ること。 右決議する。 以上でございます。 何とぞ委員各位の御賛同をお願いいたします。
その後さらに、解体放射性廃棄物処理処分費用ですとかあるいは高レベルの放射性廃棄物処分費用について合理的な見積もりがなされるなど検討が実は進んでおりまして、こういった状況にかんがみまして、バックエンド対策のコストも含めて原子力発電のコストについての実は見直しを今行っているところでございまして、総合エネルギー調査会の原子力部会で御審議いただく予定でございますので、現在鋭意作業中ということで、データ等の詳細
最近の例では、高レベル放射性廃棄物処理処分のリポートを出しましたが、三月を挟みまして全国五カ所で、原子力部会の委員そのものが出かけまして、公募をした皆さんから御意見を伺い対話するということをやっております。
今回計算をいたしました解体放射性廃棄物処理処分費用、これはBWRで百七十八億円、PWRで百九十二億円という数字を申し上げました。これはいわば処分のための前工程、除染をやる等々の費用でございます処理費、それから検査をし輸送をし最終的に処分をするという四つの項目を並べてございます。そういう費用を対象として、先ほどの百七十八億円、PWRで百九十二億円という数字でございます。
それから、放射性廃棄物処理処分の立ちおくれについては、今話題になっております高レベル廃液の処理処分だけでなく、すべての廃棄物の処理処分がおくれているのが実態であります。いわゆる商業再処理のおくれのために原発の使用済み燃料の蓄積は年々増加しまして、原発敷地にあるいわゆる貯蔵プールがいっぱいになり、増設するかそれでもだめなら別の場所に中間貯蔵することを考えざるを得ないところに至っております。
公述人の意見に対し、各委員より、原子力防災における国の役割のあり方と一般防災と区別した新たな立法措置の必要性、開発成果の技術移転における留意点、動燃改革成功のためのポイント、核燃料サイクル技術の実用化の見通し、運営審議会に地元自治体から参画する必要性、動燃事業団に対する住民側の意識変化の有無、放射性廃棄物処理処分に向けた技術的見通し、動燃事業団の情報公開及び広報に対する姿勢、第三者的事故調査の必要性
ところが、新法人の中核的事業としてレベル2に分類された高速増殖炉の開発及びそれに関連する核燃料サイクル技術開発と、高レベル放射性廃棄物処理処分の研究開発、これを提言して、ウラン濃縮と海外ウラン探鉱、新型転換炉「ふげん」からの撤退を提言しています。 いとも簡単に新法人の業務を限定する提案をしているのは極めて奇妙なんですね、私には。なぜこういうことが起こるのですか。
発電所の発電コストにつきましては、燃料費に核燃料サイクルの費用でございますとか、あるいは廃炉の関係の費用、あるいは放射性廃棄物処理処分の関連費用についても含めてございます。 他方、研究開発でございますが、原子力関係の研究開発につきましては、当省の関連でも平成九年度に予算ベースで約二百六十億円の事業を行ってございます。
その一つは、国際原子力安全研修事業というものを幾つか我が国が行っておりますけれども、その中に放射性廃棄物処理処分に関するコースを設け、その中にはアジア諸国の専門家あるいは旧ソ連の専門家を招請いたしまして、今研修に努めておるところでございます。
特に、放射性廃棄物処理処分対策を含めた核燃料サイクルの確立は、エネルギー資源小国である我が国にとって原子力発電を長期に安定したエネルギー源とするために不可欠なものであり、今後とも国民の一層の理解と協力を得つつ推進してまいります。プルトニウム利用については、そのかなめであります高速増殖炉の原型炉「もんじゅ」が四月五日初臨界を達成しましたが、今後とも着実に進めてまいります。
特に、放射性廃棄物処理処分対策を含めた核燃料サイクルの確立は、エネルギー資源小国である我が国にとって、原子力発電を長期に安定したエネルギー源とするために不可欠なものであり、今後とも国民の一層の理解と協力を得つつ推進してまいります。プルトニウム利用については、そのかなめであります高速増殖炉の原型炉「もんじゅ」が、四月五日、初臨界を達成しましたが、今後とも着実に進めてまいります。
現在、原子力委員会で進められている原子力開発利用長期計画の改定作業の推移も見定めながら、今後とも、国民の一層の理解と協力を得つつ、また、安全確保を大前提として、放射性廃棄物処理処分対策も含め、核燃料サイクルの確立に向け、努力していきたいと思います。 原子力の開発利用を進めるに当たっては、安全確保とともに平和利用が重要な課題です。
現在、原子力委員会で進められている原子力開発利用長期計画の改定作業の推移も見定めながら、今後とも国民の一層の理解と協力を得つつ、また安全確保を大前提として、放射性廃棄物処理処分対策も含め核燃料サイクルの確立に向け努力をしていきたいと思います。 原子力の開発利用を進めるに当たっては、安全確保とともに平和利用が重要な課題です。
○江田国務大臣 科学技術的見地からの細かなことについては後ほど政府委員から答弁をさせますが、海洋投棄でなくて陸地処分の計画は随分いろいろ進んでいるわけでございまして、我が国の放射性廃棄物処理処分対策でも、十分陸地で処分できる状況にあると私は認識をしておりますが、なお細かくは政府委員から答弁させます。
高レベル放射性廃棄物処理処分対策は、原子力開発利用を進める上で避けて通れない課題であり、原子力委員会の基本方針に沿って計画的にその対策を進めているところです。