1979-03-16 第87回国会 参議院 本会議 第9号 県環境放射能監視委員会の観測データによれば、この間、九月から三月までの半年間に、放射能を含む一万二千トンの廃液が周辺海域に捨てられ、二万二千キュリーの放射性クリプトンが気体として捨てられています。廃液中に含まれる核種や放射能濃度の異常な高さに驚いた県監視委員会は、昨年六月、排水措置について二、三の指摘はしていますが、有効なものでなく、科学技術庁の安全行政における無責任な態度は明白と言えます。 吉田正雄