1979-03-02 第87回国会 参議院 科学技術振興対策特別委員会 第4号
したがいまして、低レベルの廃液につきましては定められた放出管から出すのがたてまえでございます。したがいまして、今回のトラブルはそういう観点からも非常に遺憾なことだと私ども感じておる次第でございます。
したがいまして、低レベルの廃液につきましては定められた放出管から出すのがたてまえでございます。したがいまして、今回のトラブルはそういう観点からも非常に遺憾なことだと私ども感じておる次第でございます。
今後の対策としましては、ここの地下でくみ上げるポンプの排水を一度ピットに取りまして、これを連続的にモニターをやって、そして海中放出管から出るように施設を変更することを進めました。ただし、この施設ができるまでは当面この浸透水は全部薄い排水系のいままでのところから出さないで、廃棄物処理系に通しまして、それでチェックした後、海中の放出管を経て海に出すということにいたしました。
それと同時に、放出管の長さにつきましても、これはできるだけ環境への影響あるいは被曝線量を低下させるというようなことから、放出管を非常に長くして、約倍近くの長さにしたというような評価とも相まちましてこのような結果が出ておるわけでございます。
それから昨年の暮れに、現実に放出管から放出されました場合の拡散がどういう状況になるかということについて実験を行ったわけでございます。それから、夏の条件下でと申しまして、先ほど申し上げましたように、七月末に同じく実験で、流向、流速等の調査だけではなくて、実際に放出口から拡散するという実験をもって、夏の条件下におけるデータをいま集めておるということがあるわけでございます。
時によって親潮や黒潮の流れの変わりはありましょうけれども、大体あすこは流れがもう調査でわかっているんだろうと思いますが、それを具体的に、放出管から出ていく状況がどうなるのかということを調べることについてまだはっきりしていないままにホットテストに入る時期がもうすぐ来るわけですね。もうコールドテストにすぐ入るわけでしょう、これはこの許可が出ているのですから。
○石野委員 海洋調査の結果、放出管等の問題が、いろいろ設置がえをしなければならぬとかなんとかいうような大きな変化はないのかもしれませんけれども、何かの事情でそういうことになった場合には、これはまた当然操業の期間延長とかなんとかになるだろうと思います。
○元田説明員 昨年の十二月の六日に海洋拡散実験が行われましたが、その結果は、現在まだ詳細に解析中でございますけれども、中間報告といたしましてわれわれが承っているところによりますと、線量を十六メートル下の放出管から放出するわけでございますが、それが海洋に達するまでの垂直の拡散率が百分の一程度と見積もられておりましたけれども、噴出中のノズル内の線量濃度、ノズルより十メートル上昇した付近の線量濃度あるいは
これは特に拡散を十分にいたしませんと問題がございますので、海の中に千八百メートルほど放出管を敷設いたしまして、そこから放出いたしまして海の中に流す。その場合に人体に対する影響が問題でございますけれども、これも海産生物の摂取を通じましてあらわれてまいります影響が年間十二ミリミムぐらいでございます。
○石野委員 これはいま理事長からもお話しのように、コールドテストをやる場合、放出管はまだできていないのだ、だからどういうふうに放水が海で分布するかというようなことは、知りたいことを知らない、わからない。来年ホットテストをやる場合になりますと、そういう全然経験のない中で、なまのものを流すことになりますね。こういうようなことについて、実をいいますと、私たちは非常に心配するのですよ。
そういうところの海洋調査はございますので、それを十分活用の上、今後は、先ほど申し上げましたような実際の放出管の設置とにらみ合わせまして、もっと直接的な海洋調査を、これは再処理施設の許可の報告書にもちゃんと書いてございますから、これは強力に進めたいというぐあいに考えております。
○清成参考人 海洋調査という意味があれなのですけれども、実はまだ——先ほどもちょっと申しましたように、海洋調査という意味が、ただ単に、海流とかあるいは温度の分布とか、そういうことでございますれば、これはもうすでに何年か前からやっておりますけれども、いまおっしゃるのはそういうことじゃないと思いますので、実は先ほども申しましたように、まだ放出管の工事が同意を得ていない。
ということでございますので、本年春から試験運転、それから明年から本格的な運転開始ということでございますので、とりあえずはそのゼロリリースの形では運転できないわけでございますが、先生十分御承知のように、海中に放出管を出しましてかなり海岸から離れたところに放出するということでやっていけるということで安全審査も通過しておりますので、当面それでやってまいりまして、御指摘のゼロリリースにつきましては早急に研究
名古屋の場合、タンクは過熱されましたけれども、放出管の安全弁が開きまして、放出管からガスを放出して、それが燃えたために数十メートルの火災が立つのが見えたというような状況でございます。この場合は、幸いにして、そういう安全装置によりまして爆発には至らなかったわけでございます。
したがいまして、タンクの中の液化ガスが熱によりまして膨張をしまして、その結果、タンクから放出管がございますが、放出管の安全バルブが作動をして、放出管からガスが外へ出た。そのガスはそばの火気によって燃えております。